シラバス - 外国史(教職)(712)
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- ナンバリングコードCode
- TEA-opt2-378
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- 担当者名Instructor
- 久芳 崇
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- 単位Credit
- 4
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 通年
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜2時限
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- 教室Classroom
- 1-407/2-510
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 外国史B(712)
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 幅広い学問領域の基本的な 概念や理論を修得し、教養として の知識・技能を身に付けること で、社会事象を多面的に理解することができる。
授業の概要Method of Instruction
本講義では、外国の歴史の全体状況を、現在の我々の生活に密接に関わり、なおかつ歴史的に重要な役割を果たした様々なトピックの動向に着目しながら考察する。こうした考察を通じて、古代~近現代に至るまでの歴史の概況を巨視的に通覧するとともに、現在の視点から日本を含む東アジア世界や西洋の歴史を理解する能力、及び外国史をエヴィデンスに現代社会を普遍的に論じることのできる能力を養う一助としたい。
具体的には、まず前半では、3~4世紀以降の気候変動に伴い、ユーラシア大陸では各地で様々な民族が移動を繰り返して民族融合が起き、その後社会が大きく変化するという外国史の基礎的・概説的な全体状況を確認する。次に、そうした民族融合や社会の変化が、とりわけ中国の文化や価値観に如何なる変化をもたらしたのかを、衣食住といった根幹的な生活習慣や美意識という側面から検討を加える。かかる検討を通して、人間社会の普遍的構造を把握するとともに、近代以降西洋化した現代社会を照射してみたい。後半では、中国を中心としながら、世界の歴史の全体状況を概括し、現代社会とはどういう社会か、また異文化理解とは何か、について改めて考えてみたい。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
毎回配付する資料を熟読し十分に把握することが必要である。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 外国史の概況確認
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 現代の世界に共通する美意識とは
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 3世紀以降のユーラシア大陸の気候変動
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ユーラシア大陸の民族移動と社会の変化
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 纏足という風習
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 大航海時代とヨーロッパ人の中国来航
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中国の西洋化とチャイナドレスの変化
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 幕末明治の日本の西洋化と美意識の変化
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 19世紀イギリス・ヴィクトリア朝におけるコルセットブーム
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 現代世界における西洋的価値観の広がりと美意識
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- かつての中国・ヨーロッパの処刑とその意味
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 棄市とはなにか
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- かつての中国社会の仕組み
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 外国史を学ぶ意義(全体状況のまとめ)
教科書・テキストTextbooks
毎回資料を配付。
参考書等References
毎回配付する資料に明示。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
定期試験(60%)、及び平常点(40%)により評価。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 歴史学という学問領域の基本的な概念や発想を修得し、世界各地の歴史について俯瞰的な視点から「世界史」として捉える知識・技能を身につけることで、自文化中心主義に陥ることなく、現代世界の事象を歴史的かつ多面的に理解する。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 各課題について講義全体の内容を十分に理解し、設問の趣旨を適切に理解して解答できている。また追加課題にも意欲的に取り組んでいる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 各課題について講義全体の内容を理解し、設問の趣旨を理解して解答できている。また追加課題にも取り組む努力をしている。
- 目標途上水準 / Good
- 各課題について講義内容を理解し、設問の趣旨に沿って解答できている。
- 目標下限水準 / Adequate
- 各課題について不十分ではあるものの、講義内容や設問の趣旨を踏まえて解答できている。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
平常点はコメント提出による。
講義内容を現代社会の諸問題と関連づけて理解することが最も重要である。