シラバス - 基礎演習B(10)
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- ナンバリングコードCode
- INC-sem1-102
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- 科目名Subject Name
- 基礎演習B(10)
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- 担当者名Instructor
- 藤田 公二郎
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1/2-4
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- 学期Semester
- 後期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 金曜2時限
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- 教室Classroom
- ダミー教室
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Courses Taught by Faculty with Practical Experience in a Related Area
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 基礎演習での文献輪読を通じて、哲学分野の入門的なテキストを読解したり、その内容について自分の考えを述べたりすることができる。
・哲学分野の入門的なテキストを読解することができる。
・そのテキストの担当箇所について発表資料を作成し、口頭発表することができる。
・担当者が発表した内容について自分の考えを述べることができる。
・そうした考えをもとにしてレポートを執筆することができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 自分の価値観を絶対視せず、それに批判的な距離を取りながら、世界の様々な価値観に向き合い、それらと対話することができる。また、学問を単なる手段とみなすことなく、それを学ぶこと自体に喜びを見出し、その楽しさを他の人たちと共有することができる。
・これまでの自分の価値観を絶対視せず、いったん疑ってみることができる。
・哲学的なテーマについて他のゼミ生と意見を交換することができる。
授業の概要Course Overview
テーマ:現代世界を哲学する
本演習の目的は、現代世界を哲学するための基本的な姿勢を身につけることにある。そのために本演習では、関係分野の入門的なテキストを輪読していく。
今年度は、プラトンの『アルキビアデス』を取り上げる。この作品でプラトンは、古代ギリシアにおいて哲学が誕生した際、ソクラテスがいかに若者たち(アルキビアデス)をその道へと誘っていたかを描き出しており、本書はまさしく、哲学の創始者自身による入門指導となっている。実際このテキストは、かつて古代世界にあって、哲学を学びたいと思う者が最初に読まなければならないものとされていたこともあった。
本演習では、この古典的な入門書の輪読作業を通じて、直接ソクラテスに導かれながら、実際に哲学の道へと入り込んでいきたい。そうすることで、テキストの読み方はもちろん、問いの立て方、議論の仕方、情報の調べ方などに関しても、哲学分野の初歩的な実践を学んでいく。これはすなわち、言葉を換えれば、ソクラテスの実践を現代の私たちにおいて今一度甦らせる試みであると言えるだろう。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
事前学習としては、輪読テキストの指定範囲を通読しておくこと。その際、授業での議論に備えて、質問や論点などをまとめておくこと。また、担当回では発表資料を作成し、口頭発表の準備をしておくこと。必要に応じて関連事項も調べ、質疑応答に備えておくこと(7割)。
事後学習としては、配付資料を再度見なおし、十分理解できなかった点や積み残された課題などについては、各自でフォローしておくこと。また、担当回では、質疑応答でうまく答えられなかった点を答えられるようにしておくこと(3割)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- はじめに――いかに善く生きるか
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 哲学とは何か
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 文献輪読(1)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 文献輪読(2)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 文献輪読(3)
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 文献輪読(4)
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 文献輪読(5)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 哲学実践(1)
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 哲学実践(2)
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 哲学実践(3)
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 哲学実践(4)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 哲学実践(5)
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 哲学実践(6)
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- おわりに
活用される学習方法Learning methods
教科書・テキストTextbooks
・プラトン『アルキビアデス/クレイトポン』、三嶋輝夫訳、講談社学術文庫、2017年。
※現在、書店では入手困難であるため、テキストはこちらで用意する予定。
参考書等References
アカデミック・スキルの参考書として、初級用には世界思想社編集部『大学生 学びのハンドブック』(世界思想社、2024年)を、中級用には松本茂・河野哲也『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法』(玉川大学出版部、2015年)を挙げる。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
口頭発表と期末レポートを課す。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
授業中にコメントやアドバイスをおこなう。また、必要に応じて個別に面談をおこなう。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
・DP観点「B」70%:口頭発表と期末レポート、授業への参加内容で評価する。
・DP観点「D」30%:授業への参加内容で評価する。
最終的な合計点においては、おおよそ授業への参加状況が5割、口頭発表と期末レポートが5割となる予定。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 基礎演習での文献輪読を通じて、哲学分野の入門的なテキストを読解したり、その内容について自分の考えを述べたりすることができる。
・哲学分野の入門的なテキストを読解することができる。
・そのテキストの担当箇所について発表資料を作成し、口頭発表することができる。
・担当者が発表した内容について自分の考えを述べることができる。
・そうした考えをもとにしてレポートを執筆することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 授業を通じて身につけるべき思考力・判断力・表現力のレベルを超えている。
- 目標到達水準 / Excellent
- 授業を通じて身につけるべき思考力・判断力・表現力のレベルに十分に到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 授業を通じて身につけるべき思考力・判断力・表現力のレベルにおおむね到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 授業を通じて身につけるべき思考力・判断力・表現力のレベルに何とか到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 授業を通じて身につけるべき思考力・判断力・表現力のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 上記の諸々の水準で評価することができない。あるいは、評価のための情報が不足している。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 自分の価値観を絶対視せず、それに批判的な距離を取りながら、世界の様々な価値観に向き合い、それらと対話することができる。また、学問を単なる手段とみなすことなく、それを学ぶこと自体に喜びを見出し、その楽しさを他の人たちと共有することができる。
・これまでの自分の価値観を絶対視せず、いったん疑ってみることができる。
・哲学的なテーマについて他のゼミ生と意見を交換することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 授業を通じて身につけるべき態度・志向性のレベルを超えている。
- 目標到達水準 / Excellent
- 授業を通じて身につけるべき態度・志向性のレベルに十分に到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 授業を通じて身につけるべき態度・志向性のレベルにおおむね到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 授業を通じて身につけるべき態度・志向性のレベルに何とか到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 授業を通じて身につけるべき態度・志向性のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 上記の諸々の水準で評価することができない。あるいは、評価のための情報が不足している。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
・上記の授業内容はあくまで予定であり、状況に応じて一部変更することがある。
・現代哲学や現代思想は主に西洋で発展してきたので、第二外国語はフランス語かドイツ語を選択することを推奨しているが、別の言語を選んだひとであってもこの演習を履修することができる。