シラバス - 理科指導法(2)
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- ナンバリングコードCode
- CHI-con2-237
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- 科目名Subject Name
- 理科指導法(2)
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- 担当者名Instructor
- 網本 貴一/塩野 正明
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2/3-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
- /HB/Hb
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- 曜限Day/Period
- 金曜4時限
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- 教室Classroom
- 5-301
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 理科教育研究(2)
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Courses Taught by Faculty with Practical Experience in a Related Area
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 小学校学習指導要領に示された理科の目標や内容を理解する。具体的には次の4つの観点を到達目標とする。
1) 学習指導要領における理科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
2) 個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
3) 小学校理科の学習評価の考え方を理解している。
4) 小学校理科と背景となる学問領域の関係を理解し、教材研究に活用することができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 基礎的な学習指導理論を理解し、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身につける。具体的には次の4つの観点を到達目標とする。
1) 子供の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
2) 小学校理科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
3) 学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
4) 模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身につけている。
授業の概要Course Overview
小学校学習指導要領における理科の内容は、「A 物質・エネルギー」と「B 生命・地球」の2つの分野に分けて記述されるが、指導内容を展開する場合は、学年の繋がりを明確にするために、更に区分して、「エネルギー領域」、「粒子領域」、「生命領域」、及び「地球領域」の4つの領域を意識して議論が行われる。
本授業では、最初に学習指導要領と学習指導案と小学校理科の学問的背景についての講義と討論を行った後に、この4つの領域のそれぞれについて、学習指導案と各学年の指導法に関する発表を行い、授業改善のための議論を行う。
現行の学習指導要領では、「見通しを持った観察・実験などの充実による学習の質の向上」と「情報活用能力の育成」が理科の重要項目となっている。そこで本授業においては、理科の観察・実験の指導法の習得も重要な評価項目として取り扱う。小学校理科の学習内容に応じた情報機器(パソコン・インターネット)の活用法やプログラミングを通しての論理的思考力を育成するための学習指導法についても触れ、授業設計ができるようにする。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
現行の小学校学習指導要領(平成29年告示)では、児童を主体とする問題解決の過程が重視され、観察、実験に関する記述が大幅に増加した。そこで本講義では、小学校で行われる観察・実験を数多く取り入れるとともに、教育現場で求められる学習指導案の作成とプレゼンテーションを行う。学習指導案の作成とプレゼンテーションにおいては、当該単元の児童内容や観察、実験を事前に把握して、学習指導案の準備を行い、プレゼンテーションに備えてほしい。
なお、理科教育に関するゲストティーチャー講義を予定している。日時等は別途指示する。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科の目標と小学校学習指導要領の趣旨(担当:網本貴一)
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科教科書の内容構成と授業設計、学習指導案の書き方(担当:網本貴一)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科3学年の学習内容、授業設計、及び年間指導計画〔情報機器(パソコン・インターネット)の活用法を含む〕(担当:網本貴一)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科4学年の学習内容、授業設計、及び年間指導計画〔情報機器(パソコン・インターネット)の活用法を含む〕(担当:塩野正明)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科5学年の学習内容、授業設計、及び年間指導計画〔情報機器(パソコン・インターネット)の活用法を含む〕(担当:網本貴一)
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科6学年の学習内容、授業設計、及び年間指導計画〔情報機器(パソコン・インターネット)の活用法を含む〕(担当:塩野正明)
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校学習指導要領とその背景となる理科の領域〔エネルギー・生命領域を中心に〕(担当:塩野正明)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校学習指導要領とその背景となる理科の領域〔粒子・地球領域を中心に〕(担当:網本貴一)
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科3学年の学習指導案、観点別評価、及び模擬授業(担当:塩野正明)
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科4学年の学習指導案、観点別評価、及び模擬授業(担当:網本貴一)
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科5学年の学習指導案、観点別評価、及び模擬授業(担当:塩野正明)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科6学年の学習指導案、観点別評価、及び模擬授業(担当:塩野正明)
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小学校理科における実験・観察指導と授業改善〔小学校理科のプログラミング教育を含む〕(担当:網本貴一)
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 理科指導法のまとめ(担当:塩野正明) 14回目の授業と別に、定期試験の代わりとなるレポート課題を課す。
活用される学習方法Learning methods
教科書・テキストTextbooks
初等理科教育法~先生を目指す人と若い先生のために~、磯﨑哲夫編著、学校図書
参考書等References
小学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省)
小学校学習指導要領解説 理科編(平成29年7月 文部科学省)
『小学校理科教育法』森本信也・森藤義孝編 建帛社
小学校、中学校、高等学校の理科関係の教科書
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
本講義では、以下の3種類の課題を課す。
1.各講義回で取り扱った講義内容や観察・実験に関するワークシートの提出
2.学習指導案の作成とプレゼンテーション
3.定期試験の代わりとなるレポート課題(定期試験は行わない)
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
学習指導案に関しては、プレゼンテーションの際にコメントする。提出された課題や講義内容に関する質問は、必要に応じて随時対応する。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
学習活動への取り組み状況と提出課題(40%)、学習指導案の提出とプレゼンテーション(40%)、定期試験の代わりとなるレポート課題(20%)の合計点で評価する。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 小学校学習指導要領に示された理科の目標や内容を理解しているかを基準とする。具体的には次の4つの内容を成績評価の規準とする。
1) 学習指導要領における理科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
2) 個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
3) 小学校理科の学習評価の考え方を理解している。
4) 小学校理科と背景となる学問領域の関係を理解し、教材研究に活用することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 学習指導要領に示された小学校理科の目標や内容及び指導の留意点を自分の言葉で客観的・総合的に解説することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 学習指導要領に示された小学校理科の目標や内容及び指導の留意点について分析し包括的に説明できる。
- 目標途上水準 / Good
- 不十分な点はあるものの学習指導要領に示された小学校理科の目標や内容及び指導の留意点について分析し説明できる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 不十分な点もあるが、学習指導要領に示された小学校理科の目標や内容及び指導の留意点を模擬授業などに適用することができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 模擬授業などへの適用は難しいが、学習指導要領に示された小学校理科の目標や内容及び指導の留意点を理解している。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 基礎的な学習指導理論を理解し、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身につけているかを基準とする。具体的には次の4つの内容を成績評価の規準とする。
1) 子供の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
2) 小学校理科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
3) 学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
4) 模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身につけている。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 小学校理科の授業場面を想定した学習指導案の課題、模擬授業の課題などを必要十分な水準で終えた上で、他の受講生にとって手本となる水準の授業設計を行う方法を身に付けている。
- 目標到達水準 / Excellent
- 小学校理科の授業場面を想定した学習指導案の課題、模擬授業の課題などを必要十分な水準で終えた上で、学生として必要な水準の授業設計を行う方法を身に付けている。
- 目標途上水準 / Good
- 小学校理科の授業場面を想定した学習指導案の課題、模擬授業の課題などについて未熟な点は散見されるものの、課題に真摯に取り組むことができ、学生として最低限度必要な授業設計を行う方法を身に付けている。
- 目標下限水準 / Adequate
- 小学校理科の授業場面を想定した学習指導案の課題、模擬授業の課題などについて真摯に取り組むことはできているが、実施状況として必要十分なものは半数に達していない。
- 近接水準 / Inadequate
- 小学校理科の授業場面を想定した学習指導案の課題、模擬授業の課題などについて、未実施課題が二つ以上存在し、且つ、実施状況として必要十分なものも半数に達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 課題実施状況が不十分で評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力としての評価に不適。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
この科目は学習指導案のプレゼンテーションや実験・観察指導法を含むので、授業への出席が不可欠になります。やむを得ず欠席する場合は、授業日ごとにMoodleで提示する資料で学習して、課題を提出すること。詳細は、教員に問い合わせてその指示に従うこと。