シラバス - ソーシャルワーク実習指導II(11)
-
- ナンバリングコードCode
- SOC-pra2-224
-
- 科目名Subject Name
- ソーシャルワーク実習指導II(11)
-
- 担当者名Instructor
- 倉光 晃子
-
- 単位Credit
- 1
-
- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
-
- 学期Semester
- 後期
-
- クラスClass
-
- 曜限Day/Period
- 木曜3時限
-
- 教室Classroom
- 2-508
-
- 授業形態Course Type
- 講義・演習
-
- メディア授業Distance Learning Course
-
- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
-
- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
-
- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- ・人と社会を支えるための思考方法を身につけるため、実習の事前学習を通して、実習施設・機関の機能および専門職の役割について確認することができる。
・社会福祉の学びの対象となる人と地域に向き合うため、実習施設・機関の利用者特性や立地の地域特性から、どのようなニーズがあるか確認することができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 社会的支援が必要な問題の解決に向けて、ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成を通して、実習における目標、目標達成に向けた具体的計画、事前に準備すべき学習課題を明確にすることができる。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- ソーシャルワークの倫理・価値に基づき、ソーシャルワーク実習Ⅰに臨む態度や心構えを整えることができる。
授業の概要Course Overview
本授業では、講義・演習を通して、ソーシャルワーク実習Ⅰの目的を確認し、実習生としての態度について教示する。また、個別・グループ学習を通して実習先に関する知識を深める機会を設け、実習担当教員、実習指導者との協議を通して実習計画書作成の指導を行う。そして、職業倫理や健康管理、感染予防等に関する基礎知識について教示し、ソーシャルワーク実習Ⅰに臨む準備を進める。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
以下、事前学習、事後学習において、各回授業時間と同程度の所要時間を要する。
・事前学習として、次回に設定されている概要に照らし、また予定される作業に向けて事前に情報収集等して準備する。
・事後学習として、授業学習したことを振り返り、十分理解できなかったことや確認できた課題について補充学習を行う。また、実習計画書作成やソーシャル
ワーク実習Ⅰの事前学習課題(事前学習シート等)のため、授業時間外に個別・グループ学習に取り組む。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
-
- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション
-
- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 実習施設・機関の機能および専門職の役割・機能、利用者・地域社会の特性について/個別・グループ学習
-
- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 実習計画書の作成方法について
-
- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 実習計画書(案)の作成(1)実習の目的、目標の設定/個別・グループ学習
-
- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 実習計画書(案)の作成(2)実習の具体的実習計画、事前学習内容の検討/個別・グループ学習
-
- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 実習記録の方法(実習支援システム)について
-
- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ソーシャルワーク実習Ⅰの準備(実習中の健康管理、ソーシャルワークの倫理・価値等)
活用される学習方法Learning methods
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
・「ソーシャルワーク実習指導1~4ハンドブック」
・実習支援システム
・その他適宜指示する。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
・ソーシャルワーク実習Ⅰの実習動機及び実習機関・施設に関する事前学習シートの提示
・ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
・ソーシャルワーク実習Ⅰの実習動機及び実習機関・施設に関する事前学習シートの記入内容に対する添削等のフィードバック
・ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の記入内容に対する添削等のフィードバック
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
DP 観点「B」については、ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題(事前学習シート等)の内容に基づいて評価する(15%)。DP観点「C」については、ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の内容に基づいて評価する(10%)。DP観点「D」については、ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題及び実習計画書作成等の提出状況(60%)、授業への参加(10%)、授業態度(5%)等を総合的に捉え、評価する。いずれの観点の評定も、各到達目標の観点の達成状況を勘案して行う。なお、単位認定には、いずれの観点も目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ・ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習を通して、実習施設・機関の機能および専門職の役割について確認することができる。
・実習施設・機関の利用者特性や立地の地域特性から、どのようなニーズがあるか確認することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題を必要十分な水準で終えた上で、他の受講生にとって手本となる水準の学びの成果を表現することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題を必要十分な水準で終えることができる。
- 目標途上水準 / Good
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題について未熟な点は散見されるものの、各課題に真摯に取り組み、終えることができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題の取り組みが不十分であり、課題を終えるために一定の指導を必要とする。
- 近接水準 / Inadequate
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題の取り組みが不十分で、課題を終えることができない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価の対象となる情報が不足している、または上記の水準に達していない。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成を通して、実習における目標、目標達成に向けた具体的計画、目標に関する事前学習内容を明確にすることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成を、他の受講生にとって手本となる水準で完了することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成を必要十分な水準で完了することができる。
- 目標途上水準 / Good
- ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成において未熟な点は散見されるものの、必要十分な水準で完了することができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成の完成度が不十分で、必要十分なものに達するために一定の指導を要する。
- 近接水準 / Inadequate
- ソーシャルワーク実習Ⅰの実習計画書の作成において十分に取り組めず、一定の指導を行っても必要十分なものに至らない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価の対象となる情報が不足している、または上記の水準に達していない。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ソーシャルワークの倫理・価値に基づき、実習に臨む態度や心構えを整えることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題及び実習計画書について、自律的に取り組むことができる。また、これらの課題に自主的、積極的に取り組む等他の受講生にとって手本となる学習態度が見られる。
- 目標到達水準 / Excellent
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題及び実習計画書について、自律的に取り組むことができる。また、これらの課題に自主的に取り組む姿が見られる。
- 目標途上水準 / Good
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題及び習計画書について、自律的に取り組むことができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題及び実習計画の取り組み態度について、一定の指導を要する。
- 近接水準 / Inadequate
- ソーシャルワーク実習Ⅰの事前学習課題及び実習計画の取り組み態度について、一定の指導を行っても変容が見られない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価の対象となる情報が不足している、または上記の水準に達していない。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- ・単位修得には原則授業回数の4/5以上の出席を要する。
・本科目の特殊性に鑑み、履修者には誠実で真摯な学習態度を求める。したがって正当な理由のない欠席は、誠実さを欠くこととして認めない。
履修上の注意Other Course Information
・本学科で各種資格取得を希望する場合、本科目は必修である。
・ソーシャルワーク実習指導Ⅰを履修せずに、本科目のみ履修することは認めない。
・ソーシャルワーク実習Ⅰの履修要件は、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱを履修することである。