シラバス － 日本経済史

  • ナンバリングコードCode
    ECO-his3-302
  • 科目名Subject Name
    日本経済史
  • 担当者名Instructor
    小野　浩
  • 単位Credit
    4
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    後期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    金曜4時限/水曜1時限
  • 教室Classroom
    4-203
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Courses Taught by Faculty with Practical Experience in a Related Area
    －
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
① 近世から戦後復興期までの日本経済の歴史を理解する。
② 市場経済の拡大や資本主義の成立・発展について、史実やデータを分析・解釈し、自分の言葉で説明できるようになる。

授業の概要Course Overview

17世紀～20世紀半ばまでの日本経済について、市場経済の拡大や資本主義の成立・発展を中心に解説する。
歴史を学ぶことで、新たな視点から、日本の社会経済について理解を深めることができるようになる。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

講義テーマに関する専門用語、基本概念、歴史的背景等について事前に調べ、概要を把握しておく（100分）。
講義内容を復習し、演習問題に取り組む（100分）。
講義で使用したレジュメ・スライドは、Moodleに掲示する。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ガイダンス・歴史とは何か
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    経済と歴史
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    近世①　幕藩体制
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    近世②　数量データからみる江戸時代
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    近世③　全国市場の形成
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    近世④　貨幣改鋳と物価
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    近世⑤　歴史制度分析
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期①　幕末から明治へ
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期②　明治政府の諸改革
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期③　殖産興業政策
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期④　貨幣・金融制度の整備
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期⑤　松方デフレと企業勃興
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期⑥　日本の産業革命
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期⑦　地方からの産業革命
  • 15回目Session 15 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期⑧　日清戦後経営と金本位制の確立
  • 16回目Session 16 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    明治期⑨　日露戦後経営と国際収支危機
  • 17回目Session 17 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦間期①　第一次世界大戦と輸出ブーム
  • 18回目Session 18 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦間期②　慢性不況下の経済成長
  • 19回目Session 19 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦間期③　震災手形問題と昭和金融恐慌
  • 20回目Session 20 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦間期④　井上財政と世界恐慌
  • 21回目Session 21 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦間期⑤　昭和恐慌と高橋財政
  • 22回目Session 22 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦時・戦後復興期①　戦時統制経済の形成
  • 23回目Session 23 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦時・戦後復興期②　戦時統制経済の破綻と戦後改革
  • 24回目Session 24 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦時・戦後復興期③　戦後の経済復興
  • 25回目Session 25 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    課題探究：日本の企業家①　渋沢栄一の前半生
  • 26回目Session 26 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    課題探究：日本の企業家②　「比類なき企業家」としての渋沢栄一
  • 27回目Session 27 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    課題探究：日本の企業家③　「公益の追求者」としての渋沢栄一
  • 28回目Session 28 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    課題探究：日本の企業家④　小林一三の企業家活動

活用される学習方法Learning methods

聴講・視聴：講義の聴講、教材や実演の視聴を通して学習する。/ Listening, Watching : Learn by listening to lectures and watching educational materials and demonstrations.

教科書・テキストTextbooks

なし（毎回、レジュメを配付する）

参考書等References

浜野潔ほか（2017）『日本経済史　1600－2015　歴史に読む現代』慶應義塾大学出版会
武田晴人（2019）『日本経済史』有斐閣
平井健介・島西智輝・岸田真（2020）『ハンドブック日本経済史』ミネルヴァ書房

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

講義終了後、オンラインで質問を提出すること（スマホ等の通信端末を持参すること）
第25～28回の遠隔授業では、オンデマンド形式で受講し、要領の指示に従ってレポート制作に取り組むこと。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

講義内容に関する質問等については、次回の講義で回答する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

対面授業（第2～24回）で実施する小テスト　30％
課題探究（第25～28回）のレポート 　20％
定期試験 　50％

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
近世から戦後復興期までの日本経済の歴史を理解し、市場経済の拡大や資本主義の成立・発展について、史実やデータを分析・解釈し、自分の言葉で説明できる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
日本経済の歴史を十分に理解したうえで、関連分野の手法・知識も活用し、史実・データを分析・解釈して、独自性の高い歴史認識を提示することができる。
目標到達水準 / Excellent
日本経済の歴史の基本を理解したうえで、史実・データを分析・解釈して、自分なりの歴史認識を提示することができる。
目標途上水準 / Good
日本経済の歴史の基本をある程度は理解したうえで、その内容を自分の言葉で説明できる。
目標下限水準 / Adequate
日本経済の歴史の理解が不十分であるが、その内容を自分の言葉で説明しようと努めている。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

高校で学ぶ日本史の基礎的な知識があることを前提として講義を進める。
第1回は、Moodleに掲示された講義資料（音声付き）を必ず受講すること。
第25～28回は、Moodleに掲示された講義資料（音声付き）を受講したうえで、期限までにレポートを提出すること。
いかなる理由があっても、小テストの追試は実施しない。
講義内容に関する質問は、オンラインで提出すること。
講義内容以外の質問等は、随時、メールで受け付ける（h-ono@seinan-gu.ac.jp）