シラバス - 教理史特殊講義A
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- ナンバリングコードCode
- THE-his3-311
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- 科目名Subject Name
- 教理史特殊講義A
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- 担当者名Instructor
- 金丸 英子
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4/3-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- 2-604
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 教理史C
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- キリスト教の教理を学ぶことを通して、キリスト教信仰やキリスト教会の理解ができるようにします。教理史Cでは宗教改革の神学とそれによって組み立てられたプロテスタントの教理やその発展を学びます。教理史の学びはキリスト教の本質理解に不可欠ですが、キリスト教理解はその歴史的背景を抜きにすると浅薄になると共に、それは不可能とも言われます。教理の発展を知るためには教会史的視点が必要になりますので、教理史の学びをすることで、教会の歴史にも親しめるような学びをしてゆきます。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 教理の歴史を学ぶことで、キリスト教信仰の発展を把握し、自主的に学びを続ける習慣を身に着ける。
授業の概要Course Overview
テキストを中心に学び、テキストの内容を補充するために関連の参考文献、参考資料を用いて学びを整えてゆきます。教員による講義ベースの授業ですが、画像の使用、受講者の発表なども盛り込み、受講者の参加を促せるように工夫します。
この講義は「実務経験のある教員による授業科目」です。キリスト教会の牧師として実務経験を積んだ担当者が、当該分野の学的研究によって培った知識・知見を信仰生活や教会の現場において適用した経験に基づき、神学科の学習指導のポリシーにそって教授いたします。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
毎回求めることはしませんが、図書館で関連文献などに目を通して、学んだ内容をそれぞれで豊かにする工夫を期待します。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 「教理史」で何を学ぶのか: 教会史、キリスト教思想史との比較から
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 宗教改革の教理①:宗教改革概説(ルネサンスとの関連で)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 宗教改革の教理②:ルターの教え(信仰義認)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 宗教改革の教理③:ルターの教え(教会理解、礼典理解)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 宗教改革の教理④:ルターの教え(自由意志について)
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 宗教改革の教理⑤:ルターとツヴィングリ(改革思想を巡って)
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 宗教改革の教理⑥:ルターとツヴィングリ(聖餐理解を巡って)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ルターとメランヒトン
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ルターの死から和協信条までの神学論争
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- カルヴァンの神学①:教会理解
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- カルヴァンの神学②:予定説
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 教会の教えとしてのカルヴァンの教え
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- カルヴァンとツヴィングリ
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- まとめ
教科書・テキストTextbooks
荒井 献・出村 彰『総説 キリスト教史2』(日本キリスト教団出版局)
参考書等References
フスト・ゴンサレス 『キリスト教史 下巻』(教文館)
J・ペリカン 『キリスト教の伝統:教理発展の歴史 第4巻 教会と教義の改革(1300ー1700年)(教文館)
*授業で随時使うことはありませんが、テキストの内容を補えます。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
教科書から毎回の講義のための読書範囲を指定しますので、必ず予習をして授業に出席してください。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
毎回の読書範囲のフィードバックのために、簡単な予習のまとめを課します。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
授業への参加度、課題、期末試験で評価をします。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 教理の歴史の基本的な知識を獲得できる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 学修した内容の全容を客観的、批判的に理解し、自らの考えを表現し、諸問題と切り結ぶことができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 学修した内容の全般を客観的に理解している。
- 目標途上水準 / Good
- 学修した内容の概容を理解している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 学修した内容の基礎を理解している。
- 近接水準 / Inadequate
- 学修した内容の基礎を部分的に理解している。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- キリスト教の教理を学ぶことを通して、キリスト教信仰やキリスト教会の理解ができるようにします。教理史Cでは宗教改革の神学とそれによって組み立てられたプロテスタントの教理やその発展を学びます。教理史の学びはキリスト教の本質理解に不可欠ですが、キリスト教理解はその歴史的背景を抜きにすると浅薄になると共に、それは不可能とも言われます。教理の発展を知るためには教会史的視点が必要になりますので、教理史の学びをすることで、教会の歴史にも親しめるような学びをしてゆきます。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 学修した内容の全容を客観的、批判的に理解し、自らの考えを表現し、諸問題と切り結ぶことができている・
- 目標到達水準 / Excellent
- 学修した内容の全般を客観的に理解している。
- 目標途上水準 / Good
- 学修した内容の概容を理解している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 学修した内容の基礎を理解している。
- 近接水準 / Inadequate
- 学修した内容の基礎を部分的に理解している。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation