シラバス - 実用ドイツ語A
-
- ナンバリングコードCode
- INC-lan3-309
-
- 科目名Subject Name
- 実用ドイツ語A
-
- 担当者名Instructor
- M.マンケ
-
- 単位Credit
- 2
-
- 履修年次Standard Year for Registration
- 3-4
-
- 学期Semester
- 前期
-
- クラスClass
-
- 曜限Day/Period
- 月曜4時限
-
- 教室Classroom
- L-402
-
- 授業形態Course Type
- 講義・演習
-
- メディア授業Distance Learning Course
-
- 備考Remarks
- 専門外国語(ドイツ語)A
使用言語:日本語
-
- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
-
- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- ドイツ語圏の言語文化事象について学術的に考察するための語学的専門知識と方法論、およびドイツ語の文字と音声からなる文献読解に必要な4技能のドイツ語の語学力をA2レベルに至るまで修得することを、主な到達目標としている。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- ドイツ語の語学力を身につけることによって、母語の言語文化に影響されている自己の価値観について客観的に反省できる批判精神、および他者の言語文化の多様性を理解し尊重できる寛容さを身につけていることも、また、ドイツ語の語学の学術を単なる手段とみなすことなく、ドイツ語圏の言語文化を学ぶこと自体に喜びを見出し、その愉悦を他の人々と共有することができることも、その他の到達目標である。
授業の概要Method of Instruction
外国語としてのドイツ語の基礎段階の言語使用者としての基礎的なコミュニケーション力を深めるため、各回語学の授業内容に沿って教科書と独和辞典を使いながら進めていく。 様々なメディア(教科書の文章・練習問題・音声・映像)を利用して、『ヨーロッパ言語共通参照枠』の中でも初学者としてのA1レベルを終えた後、学習を継続中の者としてA2レベルに向かって学んで行く授業で、教科書の14課の中から、前期で第1課~第7課で若い世代の言語環境である現代ドイツ語を中心に、現代ドイツの対話パターンや、現代ドイツ社会の音声の聞き取りを練習し、はがきやメモ、ブログなどの実践的現代社会の書く場面を想定して書く練習、パートナーやグループでの会話のやり取りの話す練習などをとおして4技能のをバランスよく修得する。また、定期的に到達度を測るために、隔週、3技能の小テストを行う。7回目だけには、口頭発表を行う。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目である。授業回毎に以下、2コマ相当(200分)の自主学習を求める。
1. 予習に、事前に毎回の授業に該当するテキスト及び単語のリストの該当箇所について目をとおして、音声を聞いて語学対象の概要を把握しておくこと(5割)
2. 復習に、各回の講義で使用した語彙と言語文化の言語習慣にもとづいた言語行為の例を使用したスライドは、随時Moodleに掲示されるので、事後に練習し、復習すること(5割)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
-
- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 休みについて報告すること(完了形と過去分詞)
-
- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 天気について報告すること(所有冠詞、3格)
-
- 3回目Session 3 遠隔授業 (Distance) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 将来の計画がありますか?根拠を述べること(dassやweilをつかった副文):振替授業につき、オンデマンド形式の実施
-
- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 職業や人生設計に向かってこれまでやってきたことを語ること(過去、話法の助動詞)
-
- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 友人と話すこと、友人について話すこと(人称代名詞3格、3格と4格をとる動詞)
-
- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 友人関係について話すこと(比較級、比較関係)
-
- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 1.友人についての発表、2.メディアをつかって見ること、聞くこと(話法の助動詞dürfenとsollen)
-
- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 条件と時間について、ルールについて交渉すること(wenn..., dannをつかった文)
-
- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 共生に必要な言語行為(welch-, jed-, dies- などの格変化)
-
- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 喧嘩や仲直り、ルールを話すこと(再帰代名詞)
-
- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 好みについて話すこと(名詞の前の形容詞)
-
- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 消費者としての言語行為と判断を表現すること(データを説明する)
-
- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 生年月日や学歴などの個人情報を表現すること(序数、日付)
-
- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 人の身の上に起こったことを語ること(形容詞の序数と3格、辞書無しの読解術)
教科書・テキストTextbooks
1.最初の講義の時に説明する。
2.濱川 祥枝、 信岡 資生 (監修)『クラウン独和辞典 第5版 CD付き』三省堂(2014年改定後の「刷」、例えば第4刷2017年等)ISBN978-4-385-12011-9
注:大学生協で、以上のテキストは教科書コーナーで準備されている。
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
隔週の小テストは3技能の1課ごとの学習内容を、7回目の話す技能を測る口頭発表は第1課から第3課までを、範囲とする。
期末試験では、第1課~第7課の4技能語学力を評価する。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
DP観点「A」について5小テストと定期試験の3技能部門(25%+45%=70%)、DP観点「D」については(原稿付きの)口頭発表の課題と定期試験の話す部門(15%+15%=30%)に基づいて評価する。評定は双方の観点の達成状況の勘案して行う。なお、単位認定には、いずれの観点も目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ドイツ語圏の言語文化事象について学術的に考察するための語学的専門知識と方法論、およびドイツ語の文字と音声からなる文献読解に必要な4技能のドイツ語の語学力をA2レベルの途中に至るまで修得している。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- 専門外国語(ドイツ語)Aの授業を通じて、理解すべき内容を超えたレベルに到達している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 専門外国語(ドイツ語)Aの授業を通じて、理解すべき内容の十分なレベルに到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 専門外国語(ドイツ語)Aの授業を通じて、理解すべき内容のレベルに到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 専門外国語(ドイツ語)Aの授業を通じて、理解すべき内容のレベルにおおよそ到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 専門外国語(ドイツ語)Aの授業を通じて、理解すべき内容のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 専門外国語(ドイツ語)Aに関する評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 外国語としてのドイツ語の語学力を身につけることによって、母語の言語文化に影響されている自己の価値観について客観的に反省できる批判精神、および他者の言語文化の多様性を理解し尊重できる寛容さを身につけていることも、また、ドイツ語の語学の学術を単なる手段とみなすことなく、ドイツ語圏の言語文化を学ぶこと自体に喜びを見出し、その愉悦を他の人々と共有することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- 授業を通じて身につける態度・志向性を超えたレベルに到達している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに十分に到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルにおおよそ到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
初級ドイツ語の履修を完了し合格した者は、履修可能。
月曜休日のための振替授業は前期には1回火曜日への設定があるが、その日は遠隔授業となる。
語学には特に、積み重ねと慣れが重要である。そのため、教科書・ノート・独和辞典の持参のうえ、毎回の授業参加を前提にした継続的かつ積極的に出席することと総合的に予習・復習することが求められる。