シラバス - 自然地理学B(711)
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- ナンバリングコードCode
- INC-com2-284
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- 科目名Subject Name
- 自然地理学B(711)
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- 担当者名Instructor
- 岩佐 佳哉
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 集中
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 無その他
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- 教室Classroom
- ダミー教室
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- ・第四紀の地球環境の変化や現在の状況について興味関心をもち、その特徴と捉え方を理解することができる。
・第四紀学の研究手法を知り、地球環境の現状を把握するために様々な方法が利用されていることを理解することができる。
・中学校や高等学校の社会科教員として自然地理学的分野を教える際に必要な基礎知識を身につけることができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- ・地球環境の変化が様々な事象と結びついていることを理解し、地球環境の現状や課題と関連づけて考えることができる。
・自然地理学の基礎知識に基づき、いろいろな地域や分野に応用させながら自分の意見を表明できることができる。
授業の概要Method of Instruction
人間の時代ともいえる第四紀の地球環境の変化をテーマに、気候変動や自然災害についての基礎知識を得られるようにします。自然地理学Aで学んだ地形の成り立ちと本講義で学ぶ地球環境の変化とが結びついていることを学びます。高等学校で地理を学習していなくても理解できる内容の講義を行います。気候や地球環境に関する様々なデータを参照したり、WebGISを利用したりしながら、様々な地域や時代の特徴を捉えられる場を適宜設定します。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
講義前の予習は求めません。
講義後は配布した資料を再読し、復習を行ってください。新しく知った用語について調べたり、資料中に挙げている参考文献を参照して理解を深めましょう。また、講義で使用したスライドを公開する予定ですので、復習に活用してください。地図帳やWebGISを積極的に活用するのも効果的です。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション:第四紀とは
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):190分
- 気候とはなにか:わたしたちに身近な「気候」、気候を決める要素とは?
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 気流、海流(1)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 気流、海流(2)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 気候システム
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 世界の気候区分
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 日本の気候
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 気候変動の歴史とメカニズム
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 第四紀の古気候変動の復元(1)
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 第四紀の古気候変動の復元(2)
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 年代測定法
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 海水準変動と地球環境
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 福岡市周辺の古環境変遷
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- まとめ
教科書・テキストTextbooks
なし。毎回資料を配布予定。
参考書等References
『みわたす・つなげる自然地理学』小野映介・吉田圭一郎,古今書院,2021.
『自然地理学(第6版)』松原彰子,慶應義塾大学出版会,2020.
『やさしい気候学 第4版』仁科淳司,古今書院,2022.
そのほか,適宜紹介します。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
コメントペーパーのコメントや質問へは、次回の講義冒頭で紹介・回答します。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
平常点30点、期末レポート70点
・平常点はコメントペーパーのコメント、課題、質問の内容で評価します。
・出席回数は評価に入りません。
・出席回数が講義実施回数の2/3を下回る場合は、レポートを提出しても不合格となりますので、ご注意ください。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ・自然地理学的な事象について、そのメカニズムや地球環境への影響を正しく理解している。
・毎回の講義に対するコメントや質問が、講義内容に興味関心を持ち、理解した上で記述されている。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 自然地理学的な事象についての基礎知識を正しく理解し、さまざまな事例に応用させながら自分の言葉で説明することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 自然地理学的な事象についての基礎知識を正しく理解し、身近な事例と関連づけて自分の言葉で説明することができる。
- 目標途上水準 / Good
- 自然地理学的な事象について興味を持ち、基礎知識を正しく理解して自分の言葉で説明することができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 自然地理学的な事象について興味を持ち、基礎知識を正しく理解することができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 自然地理学的な事象について興味を持ち、基礎知識を正しく理解しようと努力することができる。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ・自然地理学に関する基礎知識に基づき、地球上の様々な場所に知識を応用させ、自分の考えや意見を表明することができている。
・問われた内容を適切に理解し、自分の言葉で説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 自然地理学の基礎知識を、日常生活や自分の専門分野などと結びつけてとらえ、それについての自分の考えを表明することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 自然地理学の基礎知識を、日常生活のなかのさまざまな事象と結びつけてとらえることができる。
- 目標途上水準 / Good
- 自然地理学の基礎知識を、自然災害や身近な地域の事象と結びつけて考え、他者に説明することができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 自然地理学の基礎知識を、自然災害や身近な地域の事象と結びつけて考えることができる
- 近接水準 / Inadequate
- 自然地理学の基礎知識が、自然災害などの事象と結びつくものとして理解することができる。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
・毎回講義前にmoodleを通じてレジュメのPDFを公開します。タブレット等でメモをしても構いません。また、地図作業を行う場合がありますので毎回筆記用具を持参してください。
・Web GISやオンラインツールを使った作業を行う予定です。個人用PCやタブレット端末の持参をお願いする場合があります。
・詳しい注意事項は初回の講義でお知らせします。