シラバス - イタリア語初級A(1)
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- ナンバリングコードCode
- COR-lit1-125
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- 科目名Subject Name
- イタリア語初級A(1)
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- 担当者名Instructor
- 井手 郁子
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- 単位Credit
- 1
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- 1-611
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- 授業形態Course Type
- 実験・実習・実技
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- イタリア語初級I(1)
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 本科目は主に、以下の4つの能力を習得することを到達目標としている。①聞く力:生活でよく使われる基本表現や、易しい話題の内容をほぼ理解できる。②読む力:直説法で書かれた平易な文章を、辞書を用いながらも読み込み、その大意を取ることができる。③話す力:イタリア語の音を、ほぼ正確に発音することができる。自己紹介や日常生活の必要事項について話し、また、簡単な物語などを語ったりすることができる。④書く力:辞書などを用いて、自分の生活や状況、自分の考えや感じ方などを、簡単な文章にすることができる。
授業の概要Course Overview
この授業は、イタリア語を初めて学習する学生を対象とする通年授業である。この授業では、イタリア語の初級レベルの文法と読み書きを学習することで、この言語の作りやシステムを理解しながら、イタリア語の基本的能力の習得を目指す。また、イタリアの食や芸術など、文化や生活習慣についても適宜学習しながら、イタリア語を生み出した文化的背景についても学ぶ。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本授業を履修するにあたっては、毎回の授業に対して、予習・復習あわせて、少なくとも120分程度の自主学習を行うことが望ましい。予習においては、意味のわからない単語や表現などについて、辞書で調べたり、発音を確認する。復習においては、授業で習った重要ポイントや語彙について自分で再度まとめ、反復復習する。また、疑問・質問項目をまとめ、次回の授業で担当教員に質問できるように準備しておく。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
- ガイダンス、アルファベットと発音 ・ 名詞の性と数(1)・ 不定冠詞
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 名詞の性と数(2)・ 定冠詞 ・ 否定文
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 指示詞(1) ・ 部分冠詞
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- essere動詞 ・ 形容詞
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- avere動詞 ・ stare動詞 ・ 数詞
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法現在 / 規則動詞(1)
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法現在 / 規則動詞(2)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法現在 / 不規則動詞(1)
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法現在 / 不規則動詞(2)・ 所有形容詞(1)
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 前置詞
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 所有形容詞(2)・ 指示詞(2)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 比較(1)
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 比較(2)
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):150分
- 前期のまとめ
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- 15回目Session 15 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 前期の復習
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- 16回目Session 16 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直接目的語代名詞(1)
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- 17回目Session 17 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直接目的語代名詞(2)・ 時刻
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- 18回目Session 18 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法近過去 (1)
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- 19回目Session 19 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法近過去 (2)
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- 20回目Session 20 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 間接目的語代名詞(1)
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- 21回目Session 21 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 間接目的語代名詞(2)
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- 22回目Session 22 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 目的語代名詞の結合 ・ 感嘆文
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- 23回目Session 23 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 疑問詞 ・ 再帰動詞
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- 24回目Session 24 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 命令法(1)
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- 25回目Session 25 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 命令法(2)と目的語代名詞 / 再帰代名詞
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- 26回目Session 26 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法未来 ・ 前未来 (1)
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- 27回目Session 27 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- 直説法未来 ・ 前未来 (2)
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- 28回目Session 28 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):150分
- 後期のまとめ
教科書・テキストTextbooks
らくらくマスター イタリア語<教科用>(郁文堂) 白崎容子、アントニオ・マイッツア 著
参考書等References
参考書:必要に応じて授業の中で提示する。
辞書 :『伊和中辞典』(小学館)、『和伊中辞典』(小学館)など
▶電子辞書を使っている人には、イタリア語辞書の追加コンテンツもある。
また、大学図書館の図書館のデータベースから「ジャパンナレッジ」へログインすると、小学館の辞書をオンラインで利用できる。イタリア語以外にもさまざまな辞書・事典が利用可能。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
授業内容の進捗状況に応じて、学習内容の復習を中心としたテキスト問題等を課題として出す場合がある。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
授業中に、小テストを行った場合は、実施した回の次の授業で返却・解説を行う。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
本科目の評価の詳細については、第1回目の授業の際に詳しく説明する。前期と後期、それぞれ、少なくとも1回ずつ、期末試験、もしくは中間試験を行うことがある。本科目の評価は、これらの学期中の試験、および、学期末試験の成績を総合的に判断して行う。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ①聞く力:生活でよく使われる基本表現や、易しい話題の内容をほぼ理解できる。
②読む力:直説法で書かれた平易な文章を、辞書を用いながらも読み込み、その大意を取ることができる。
③話す力:イタリア語の音を、ほぼ正確に発音することができる。自己紹介や日常生活の必要事項について話し、また、簡単な物語などを語ったりすることができる。
④書く力:辞書などを用いて、自分の生活や状況、自分の考えや感じ方などを、簡単な文章にすることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- イタリア語の初級文法の各項目事項を十分に理解した上で、簡単な会話表現を正確に理解し、それに対して、正しいイタリア語表現で答えることができる。また、その会話を、自ら展開・発展させることができる。さらに、イタリア語の背景としてのイタリア文化への関心をもち、それに対する一般的知識を備え、それを深めて行こうとする熱意をもっている。
- 目標到達水準 / Excellent
- イタリア語の初級文法の各項目事項をある程度理解した上で、簡単な会話表現を理解し、それに対してある程度答えることができる。また、イタリア語の背景としてのイタリア文化に対する関心を持ち、それに対する一般的知識を備えている。
- 目標途上水準 / Good
- イタリア語の初級文法の各項目事項を不十分ではあるが理解している。簡単な会話表現はある程度理解しているものの、それに対して正しく答えることができないことがある。イタリア語の背景としてのイタリア文化に対する関心は持っているが、その知識は不十分である。
- 目標下限水準 / Adequate
- イタリア語の初級文法の各項目事項をあまり理解していない。簡単な会話表現は多少理解できるものの、理解が不十分なために、それに対して正しく答えることができない。イタリア語の背景としてのイタリア文化に対する関心はあまりなく、その知識も不十分である。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- シラバスのほかに、言語教育センターによる履修指導説明と、担当教員による初回授業での説明をよく聞いて履修すること。学部によって履修システムが異なる場合があるので気をつけること。特に、初級Ⅰ・Ⅱを合わせて履修(「セット履修」)しない学生に対しては、当科目の担当教員は、特別な配慮は行わないので注意すること。
履修上の注意Other Course Information
この科目を履修する場合は、水曜4限・木曜3限・木曜4限に開講される「イタリア語初級II」(いずれもメディチ先生担当)の中から1つを、本科目と合わせて履修登録する必要がある。「イタリア語初級I」と「イタリア語初級II」は、2科目を同時履修することを前提に構成されているので、単独で受講すると、理解不足となり、最終成績で思った評価を得られない場合があるので注意すること。