シラバス - 中国・アジア文化史A
-
- ナンバリングコードCode
- INC-cou2-213
-
- 科目名Subject Name
- 中国・アジア文化史A
-
- 担当者名Instructor
- 梅村 卓(実務家)
-
- 単位Credit
- 2
-
- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
-
- 学期Semester
- 前期
-
- クラスClass
-
- 曜限Day/Period
- 火曜3時限
-
- 教室Classroom
- 4-201
-
- 授業形態Course Type
- 講義・演習
-
- メディア授業Distance Learning Course
-
- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
-
- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
- 〇
-
- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 中国の多様な文化に関する基礎知識、およびその歴史的・思想的背景に関する幅広い教養を修得している。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 自分の価値観を客観的に見つめ直し、他者の文化的多様性を理解し尊重することができる。また学術を単なる手段とみなすことなく、文化を学ぶことに喜びを見出し、その愉悦を他者と共有することができる。
授業の概要Method of Instruction
中国と日本は「一衣帯水」でありながら、「近くて遠い国」とも表現されます。それは、中国と日本の相互理解が充分でないことに要因があります。日本が文化的に中国から多くを取り入れてきたことは言うまでもありません。自らの源流を再確認する上でも、中国の文化的特徴とは何か、また中国社会が日本とはどのように異なるのかを理解する必要があるのです。本講義では以上のような問題意識から、中国を理解するために必要な文化・社会のキーワードについてとりあげて講義します。
前期の本講義では、とくに時代にこだわることなく、中国の社会や文化に関することがらをピックアップし、そのテーマ毎に講義を行います。とりあげる各テーマは、中国を学問的に理解する上で極めて重要な問題であり、みなさんにとっては意外な事実や切り口も含まれているかもしれません。ぜひ一緒に中国について学んでいきましょう。なお本授業は、高校地理歴史科教員としての実務経験を有する教員がその知見を活かして行うものです。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
予備知識があれば授業の理解が深まるため、下記参考書など日中関係に関する書籍を読むよう勧めます。復習では、配布したレジュメに講義の重要な点をメモし見直してください。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
-
- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ガイダンス
-
- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 地域差からみる中国
-
- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中国社会と共同性
-
- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中国という国の形
-
- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 朝貢・冊封から見る東アジア世界
-
- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中国史における女性表象
-
- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中華街とその歴史
-
- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 西欧からみた中国——シノワズリとシノロジー
-
- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- アジア主義と中国
-
- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中国における「少数民族」
-
- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 現代中国における言論の自由化運動
-
- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 漢奸
-
- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中国のなかの日本イメージ
-
- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 試験
教科書・テキストTextbooks
授業中に紹介します
参考書等References
武田雅哉・加部勇一郎・田村容子『中国文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房、2016年)
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
試験(70点)と講義時に行うリアクションペーパー(30点)により、総合的に評価します。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 中国の多様な文化に関する基礎知識、およびその歴史的・思想的背景に関する幅広い教養を修得している。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- 授業を通じて知識を修得し、理解すべき内容を超えたレベルに到達している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 授業を通じて知識を修得し、理解すべき内容の十分なレベルに到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 授業を通じて知識を修得し、理解すべき内容のレベルに到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 授業を通じて知識を修得し、理解すべき内容のレベルにおおよそ到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 授業を通じて知識を修得し、理解すべき内容のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 自分の価値観を客観的に見つめ直し、他者の文化的多様性を理解し尊重することができる。また学術を単なる手段とみなすことなく、文化を学ぶことに喜びを見出し、その愉悦を他者と共有することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- 授業を通じて身につける態度・志向性を超えたレベルに到達している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに十分に到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルにおおよそ到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
後期の中国アジア文化史Bも合わせて履修するよう勧めます。