シラバス - 幼児と環境

  • ナンバリングコードCode
    CHI-con2-114
  • 科目名Subject Name
    幼児と環境
  • 担当者名Instructor
    藤永 豪
  • 単位Credit
    1
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期前半
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜1時限
  • 教室Classroom
    3-403
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
①幼稚園の教育課程について理解する。
②幼稚園教育要領に基づく、領域「環境」のねらいと内容について理解する。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
①領域「環境」における教育実践内容とその意義についての知見を獲得する。
②領域「環境」における教育実践方法とその特徴についての知見を獲得する。

授業の概要Method of Instruction

 本講義では、最初に、幼稚園教育要領解説をもとに、領域「環境」のねらいおよび内容を把握・確認し、幼稚園教育における「環境」の多義的な意味を理解する。その後、幼児の発達特性を踏まえ、生物・自然とのふれあいや、文字・情報・施設・文化とのつながり、標識、数量・図形なども含めた物理的関わりについての基本的内容を解説する。また、授業では、積極的に屋内外での活動を組み入れ、遊びなどの体験を通した学習の重要性についても考えてもらう。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

 授業では、プリントやパワーポイントなどの画像資料を用いる。また、配布資料には、参考文献を掲載するので、受講生の皆さんは、これら授業中に提示した資料・文献等を用いながら(図書館の利用を含む)、講義内容を自主的に整理・理解するようにしてください。(1.5時間程度)

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    幼児を取り巻く環境とは?-幼稚園教育要領における領域「環境」―
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    幼児期における環境を通した学びの重要性
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    身の回りの自然環境とのふれあい―動植物等の観察-
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    身の回りの地域の観察①-文字・情報・標識・図形等について-
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    身の回りの地域の観察②-施設・文化等について-
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    身の回りの自然環境や地域を題材にした遊び・体験活動を考える
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    幼児教育とESD

教科書・テキストTextbooks

文部科学省「幼稚園教育要領解説」
(文部科学省ホームページからダウンロードすることもできます)

参考書等References

授業中に適宜、紹介する。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

配布した資料や紹介した文献を用いながら、講義内容を自主的に整理・理解すること。
作業等も授業中に行いますので、準備等、教員の指示に注意してください。
講義内容についての感想・質問を提出してもらう。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

提出した課題や講義内容に関する質問について、随時、解説する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

期末試験もしくはレポートにより評価する。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
①幼稚園の教育課程とその特徴について理解している。
②幼稚園教育要領に基づく、領域「環境」のねらいと内容について理解している。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
成績評価規準の項目についての理解を十分に深めている。
目標到達水準 / Excellent
成績評価規準の項目について理解している。
目標途上水準 / Good
成績評価規準の項目についておおまかに理解いる。
目標下限水準 / Adequate
成績評価規準の項目について一部理解している。
近接水準 / Inadequate
成績評価規準の項目について理解にかけている。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
①領域「環境」における教育実践内容とその意義についての知見を獲得している。
②領域「環境」における教育実践方法とその特徴についての知見を獲得している。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
本講義の内容を踏まえた上で、自律的に、先行研究論文等を用いて学習し、領域「環境」における教育実践の内容と方法について、自身の体験等もあわせて、意見や考えを具体的に述べることが出来る。
目標到達水準 / Excellent
本講義の内容を踏まえた上で、領域「環境」における教育実践の内容と方法について、自身の体験等もあわせて、意見や考えを具体的に述べることが出来る。
目標途上水準 / Good
本講義の内容を踏まえた上で、領域「環境」における教育実践の内容と方法について、自身の意見や考えを具体的に述べることが出来る。
目標下限水準 / Adequate
本講義の内容を踏まえた上で、領域「環境」における教育実践の内容と方法について、自身の意見や考えを述べることが出来る。
近接水準 / Inadequate
本講義の内容について、説明することが出来る。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

*屋内外での活動も組み入れる可能性もある。その際は、教員の指示に従い、けがや事故等にあわないよう安全面に最新の注意を払うこと。
*無断欠席や遅刻、携帯電話の使用など、他の学生の迷惑となるような行為には、ペナルティを課す。出席は、毎回、質問票を提出してもらい確認する。なお、やむを得ない事情を除き、全体の3分の2以上の出席がなければ、評価の対象としないので、注意のこと。
*新型コロナの感染拡大など、その他、何らかの理由により、対面式の授業が不可能な場合には、状況に応じて、オンライン形式の授業を組み込むことがあるので、留意のこと。