シラバス - 演習I(A)(5)
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- ナンバリングコードCode
- PSY-bas3-301
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- 科目名Subject Name
- 演習I(A)(5)
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- 担当者名Instructor
- 押江 隆
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 3-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜4時限
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- 教室Classroom
- 1-705
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 日常生活や身近な事象から発見した課題を、心理学的方法に基づいて科学的に検証し解決することができる(C2)。
・様々な研究手法を理解したうえで、自分の問題意識をリサーチクエスチョンに落とし込むことができる。
修得したコミュニケーション能力を、さまざまな実践場面で活用することができる(C3)。
・自分の問題意識を論理的に伝え、建設的な意見や質問をすることができる。
授業の概要Method of Instruction
卒業論文の執筆に向けて、自らの問題意識を探す演習(ゼミ)である。「演習I(A)」では、心理学において自分が何を知りたいのか、対人援助において自分が何を大切にしていきたいのかといった、自分ならではの問題意識を探す目的で、1名につき最低1回は発表を求める。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
・本科目は演習科目である。授業各回あたり、2コマ相当(200分)の自主学習が求められる。
・事前学習として、自分の問題意識をまとめたスライドやレジュメ等の資料作成を行う(5割)。事後学習として、ゼミ内での指摘を受けて復習を行い、リサーチクエスチョンをブラッシュアップして、次の発表の準備を進めておく(5割)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 臨床心理学の研究(1)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(1)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(2)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(3)
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(4)
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(5)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 臨床心理学の研究(2)
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(6)
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(7)
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(8)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(9)
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(10)
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 発表: 自分の問題意識を言葉にする(11)
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
発表資料の作成を課す。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
毎回のゼミの中でフィードバックを行う。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
成績評価は、DPのC2については発表(60%)、C3については質疑応答やディスカッション(40%)に基づいて行う。単位認定には、目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 日常生活や身近な事象から発見した課題を、心理学的方法に基づいて科学的に検証し解決することができる(C2)。
・様々な研究手法を理解したうえで、自分の問題意識をリサーチクエスチョンに落とし込むことができる。
修得したコミュニケーション能力を、さまざまな実践場面で活用することができる(C3)。
・自分の問題意識を論理的に伝え、建設的な意見や質問をすることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- ・様々な研究手法を理解したうえで、自分の問題意識をリサーチクエスチョンに落とし込み、研究計画を立てることができる。
・発表では自分の問題意識をわかりやすく論理的に説明し、質疑応答の場面では建設的な意見や質問などを積極的に伝えることができる。 - 目標到達水準 / Excellent
- ・様々な研究手法を理解したうえで、自分の問題意識をリサーチクエスチョンに落とし込むことができる。
・発表では自分の問題意識を論理的に説明し、質疑応答の場面では建設的な意見や質問などを伝えることができる。 - 目標途上水準 / Good
- ・様々な研究手法を理解したうえで、自分の問題意識をある程度リサーチクエスチョンに落とし込むことができる。
・発表では自分の問題意識をある程度論理的に説明し、質疑応答の場面では意見や質問などを伝えようとする姿勢がみられる。 - 目標下限水準 / Adequate
- ・様々な研究手法を理解したうえで、自分の問題意識を言葉にすることができる。
・発表では自分の問題意識を不十分ながら論理的に説明し、質疑応答の場面では意見や質問などを伝えようとする姿勢がみられる。 - 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が十分に無く、あるいは上記の水準に値せず、能力としての評価に不適。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- 正当な理由なく授業を欠席した場合、成績評価は「評価不能」とする。欠席する場合は事前に連絡すること。
履修上の注意Other Course Information
ゼミは、教員が学生に知識を与える時間ではなく、学生が教員を活用する時間です。自分の研究を進めるためにこの時間を最大限に活用してください。当研究室の運営方針は以下の2点です。
1.「自由で開かれている風土」を目指します。
あなたは何をしても、どこに行っても自由です。参加を強制される行事等はいっさいありません。行事は「それをやるかどうか」というところから、話し合って決めます。全員が参加する必要はありません。役割もありません。あなたの研究テーマはどんなものでもかまいませんし、どんな研究法でもかまいません。ゼミだけでなく、様々な研究会や研修会、学会等に積極的に参加し、「自分が大切にしていきたいこと」を見つけてください。それはどこかにあるかもしれませんし、どこにもないかもしれません。たくさんもがいて、たくさん悩んでください。時間の許す限りお話は聴かせていただきます。
2. 研究を大切にしてください。
私は、あなたの考えをふくらませたり、かたちにしたり、言葉にしたりするお手伝いをします。しかし、あなたが何をしたいのか、どうしたいのか、どのように生きていきたいのかを私が決めることはできません。「自分が大切にしていきたいこと」を人に言葉で伝えられるようになってください。研究は、そのための訓練であり、一種の“ゲーム”です。