シラバス - 地理学(1)

  • ナンバリングコードCode
    LIB-int1-238
  • 科目名Subject Name
    地理学(1)
  • 担当者名Instructor
    藤永 豪
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    火曜3時限
  • 教室Classroom
    4-102
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
①地理学の基本的な見方・考え方について理解する。
②地理学の研究内容について、具体的に理解する。

授業の概要Method of Instruction

 みなさんの中には、「地理」という言葉を聞くと、小中高において、教科書や地図帳とにらみ合い、日本や世界の都市や生産物などの名称、あるいは地形や気候などの自然環境に関する用語を覚えるだけの暗記科目という印象が強い方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、「地理学」とは、地球上に展開するさまざまな人間活動や自然現象を、さらには、その相互関係について考察する学問なのです。本講義では、そうした「地理学」における基本的な見方や考え方について、学史や具体的な事例も交えながら、平易に解説していきます。
 なお、授業は下記のテーマをもとに進めますが、学生の皆さんの理解度や新たなトピックスの登場などによって、内容や順番を変更することもあるので、留意してください。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

 授業では、プリントやパワーポイントなどの画像資料を用いる。また、配布資料には、参考文献を掲載するので、受講生の皆さんは、これら授業中に提示した資料・文献等を用いながら(図書館の利用を含む)、講義内容を自主的に整理・理解するようにしてください。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地理学とはどのような学問か:地理学の学問体系
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地理学の歴史
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ツールとしての地図と空中写真
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地形図の読解(1):自然環境
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地形図の読解(2):人間活動
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地理学における基本的な視点・概念(1):位置・スケール・分布
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地理学における基本的な視点・概念(2):伝播・拡散
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地理学における基本的な視点・概念(3):地域
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地理学における基本的な視点・概念(4):景観
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地理学における地域調査方法
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    具体的な調査成果の例(1):生業と環境
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    具体的な調査成果の例(2):信仰とくらし
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地名と地理学
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    まとめ:地理学を学ぶ意義

教科書・テキストTextbooks

特に指定しない。配布資料を適宜用いる。

参考書等References

特に指定しない。授業の中で随時紹介する。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

配布した資料や紹介した文献を用いながら、講義内容を自主的に整理・理解すること。
講義内容についての感想・質問を提出してもらう。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

講義内容に関する質問について、随時、解説する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

期末試験もしくはレポートにより評価する。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
①地理学の基本的な見方・考え方について理解する。
②地理学の研究内容について、具体的に理解する。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
成績評価規準の項目についての理解を十分に深めている。
目標到達水準 / Excellent
成績評価規準の項目について理解している。
目標途上水準 / Good
成績評価規準の項目についておおまかに理解している。
目標下限水準 / Adequate
成績評価規準の項目について一部理解している。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

*無断欠席や遅刻、携帯電話の使用など、他の学生の迷惑となるような行為には、ペナルティを課す。出席は、毎回、質問票を提出してもらい確認する。なお、やむを得ない事情を除き、全体の3分の2以上の出席がなければ、評価の対象としないので、注意のこと。
*その他、何らかの理由により、対面式の授業が不可能な場合には、状況に応じて、オンライン形式の授業を組み込むことがあるので、留意のこと。