シラバス - 幼児と表現(音楽)(2)

  • ナンバリングコードCode
    CHI-con1-116
  • 科目名Subject Name
    幼児と表現(音楽)(2)
  • 担当者名Instructor
    平松 愛子/古川 亜紀子
  • 単位Credit
    1
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1/2-4
  • 学期Semester
    前期後半
  • クラスClass
    /HB/Hb
  • 曜限Day/Period
    火曜1時限
  • 教室Classroom
    5-501
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
①領域「表現」のねらいおよび内容、幼児の表現の姿や発達を理解するとともに、領域「表現」の全体構造を理解することができる。
②幼児の遊びや生活における領域「表現」の位置づけ、音楽表現の意義について説明することができる。
③幼児の音楽表現活動の下支えとなるピアノ演奏・伴奏の基礎的な技能を習得することができる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
①弾くこと、歌うこと、聴くこと、見ることを通して、音楽表現の楽しさ、面白さ、難しさを実感するとともに、表現することで得られる達成感や奥深さに気付くことが出来る。
②他者の表現を尊重し、共感し、イメージを共有することができる。
③すべての幼児が音楽表現を楽しめるような教育内容を構想することができる。

授業の概要Method of Instruction

領域「表現」の全体構造を理解する。弾くこと、歌うこと、聴くこと、見ること等の実践を通して、幼児の遊びや生活における音楽表現の意義を理解する。
幼児の音楽表現活動の下支えとなるピアノ演奏・伴奏の技能を獲得し、他者とともに音楽表現活動を楽しむ。さらに、幼児との音楽表現活動を想定した指導・援助についても考える。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

事前学習:ムードルにアップした課題に毎週各自で取り組む。
事後学習:授業で学び得たことを、自分のものにするために復習をする。
1コマ100分の授業に対し、200分の事前・事後学習の時間を必要とする。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    【講義】「表現」とは何か?領域「表現」における「ねらい」について 【演習】ピアノ奏法の基礎①(読譜・運指) 幼児の歌の伴奏法①(春の歌・夏の歌)
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    【講義】領域「表現」における「内容」と「内容の取扱い」について 【演習】ピアノ奏法の基礎②(ハ長調の音階・左手のコード奏の練習、バイエル40番台) 幼児の歌の伴奏法②(秋の歌・冬の歌)
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    【講義】音楽表現の観点から見る幼児の発達について 【演習】ピアノ奏法の基礎③(ト長調の音階・左手のコード奏の練習、バイエル50番台) 幼児の歌の伴奏法③(生活の歌)
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    【講義】幼児の音楽表現活動を下支えするピアノ奏法について(基礎的な奏法の確認) 【演習】ピアノ奏法の基礎④(へ長調の音階・左手のコード奏の練習、バイエル60番台) 幼児の歌の伴奏法④(いきものの歌)
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    【講義】幼児の音楽表現活動を下支えするピアノ奏法について(幼児のうたの伴奏法) 【演習】ピアノ奏法の基礎⑤(ニ長調の音階・左手のコード奏の練習、バイエル70番台) 幼児の歌の伴奏法⑤(食べものの歌・乗りものの歌)
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    【講義】幼児の音楽表現活動を下支えするピアノ奏法について(園行事での演奏法) 【演習】ピアノ奏法の基礎⑥(マーチ・ラン・スキップ・ワルツ、バイエル80番台以降)
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    【講義】歌い継がれる季節のうた、わらべうたについて、授業のまとめ 【演習】幼児の音楽表現活動のためのピアノ奏法(リズム遊び・リトミックのための)

教科書・テキストTextbooks

幼稚園教育要領解説(文部科学省)
その他、適宜資料を配布する。

参考書等References

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業で取り組む全ての課題について、教員からのフィードバックを受ける。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

授業時間中の課題の実施状況(60点)、授業で習得した曲の中から実技テストによる演奏(伴奏)力の査定(25点)、「授業記録ノート」の活用状況(15点)、事前事後学習における学習実施状況での加点・減点要素を加味して総合的に評価する。
2回欠席すると実技査定及び定期試験の受験資格を失う。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
①領域「表現」のねらいおよび内容、幼児の表現の姿や発達を理解するとともに、領域「表現」の全体構造を理解することができる。
②幼児の遊びや生活における領域「表現」の位置づけ、音楽表現の意義について説明することができる。
③幼児の音楽表現活動の下支えとなるピアノ演奏・伴奏の基礎的な技能を習得することができる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
①~③を他の受講生の手本となるレベルで終えることができる。
目標到達水準 / Excellent
①~③を必要十分なレベルで終えることができる。
目標途上水準 / Good
①~③を未熟な点はあるものの必要なレベルで終えることができる。
目標下限水準 / Adequate
①~③の内1つはを未熟な点はあるものの必要なレベルで終えることができる。
近接水準 / Inadequate
①~③を必要なレベルで終えることができない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
①弾くこと、歌うこと、聴くこと、見ることを通して、音楽表現の楽しさ、面白さ、難しさを実感するとともに、表現することで得られる達成感や奥深さに気付くことが出来る。
②他者の表現を尊重し、共感し、イメージを共有することができる。
③すべての幼児が音楽表現を楽しめるような教育内容を構想することができる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
①~③を他の受講生の手本となるレベルで終えることができる。
目標到達水準 / Excellent
①~③を必要十分なレベルで終えることができる。
目標途上水準 / Good
①~③を未熟な点はあるものの必要なレベルで終えることができる。
目標下限水準 / Adequate
①~③の内1つはを未熟な点はあるものの必要なレベルで終えることができる。
近接水準 / Inadequate
①~③を必要なレベルで終えることができない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

本来講義科目ではあるが、基礎的な伴奏技能指導も加える必要があるため、講義と実習を合わせた形で授業を行う。