シラバス - 基礎演習(2)
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- ナンバリングコードCode
- PSY-bas1-100
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- 科目名Subject Name
- 基礎演習(2)
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- 担当者名Instructor
- 中村 奈良江
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 火曜1時限
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- 教室Classroom
- 2-408
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- コミュニケーション能力およびカウンセリングマインドを身に付け、 対人関係の支援や円滑な人間関係の構築・維持に活用すること ができる。(DP B-3)
・グループでの協同作業において,相手を尊重しながら,自分の意見を適切に主張することができる。
・グループでの協同作業において,立場や考え方の異なるメンバーの意見を丁寧に聴くことができる。
・グループでの協同作業において,批判的かつ建設的な話し合いを促す役割を担うことができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 的確な情報収集と分析に基づいた客観的な観点から自他の置かれた状況や社会的な現象を捉えようとすることができる。(DP D-3)
・日常生活の中から検討すべき問いを発見できる。
・必要な文献や統計データなどを収集し,それらを関連づけ,整理することができる。
・文献やデータに基づいて,問いに対する自らの意見や判断などを論理的に説明することができる。
・情報収集や分析の結果を効果的にプレゼンテーションすることができる。
・情報収集や分析の結果を論理的な文章でレポートにまとめて報告することができる。
授業の概要Method of Instruction
・本授業は,大学生活で必要となる基礎的な態度やスキルを獲得する演習,在学中や卒業後の学び方や進路について考える演習,協同的な問題解決のための態度やスキルを獲得する演習から構成される。毎回の授業は,講義,個人やグループでの調べ活動,プレゼンテーションなどの活動を組み合わせながら進めていく。コミュニケーション能力およびカウンセリングマインド(DP観点B),情報収集と分析のための技能(DP観点D)の習得と活用という目標を達成するためには,他者と協同で問題解決をしたり,その成果を発表したりする経験が必要となる。そのため,学生にはグループ活動やプレゼンテーションへの参加を求める。
・本授業は、一部回数を遠隔で実施する(履修者にはMoodle 等で別途詳細を連絡)場合がある。遠隔授業を行う回は、同時双方向テレビ会議システムを利用する。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
・本科目は演習科目である。授業各回あたり、2 コマ相当(200分)の自主学習が求められる。
・事前学習(次の授業で必要となる情報などについて各自で事前に収集する課題など:2割),事後学習(授業の内容に関するレポートの作成など:8割)のための課題を課す。詳細は毎回の授業の中で伝える。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション(自己紹介,授業の受け方の説明)
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仲間づくりの活動
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 協同問題解決のための態度とスキルを身につけよう
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- アサーショントレーニング
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仕事について理解を深めよう(1):プレゼンテーションや情報収集のコツ,業界と職種,グループ分け
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仕事について理解を深めよう(2):情報収集,資料作成
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 4年間の学びを考えよう(ゼミ紹介、ボランティア活動など)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 卒業後のキャリアをイメージしよう(卒業生・上級生との懇談)
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仕事について理解を深めよう(3):プレゼンテーションの準備
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- メンタルヘルスの話(学生相談室より)/感染症と薬物の話
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仕事について理解を深めよう(4):プレゼンテーション
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 自分を知ろう(「私は誰?」)/SONAシステムの使い方
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 身近な人へのインタビュー
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- まとめとふりかえり
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
・授業の内容に関するレポートの作成
・課題解決のために必要な情報やデータの収集と整理
・プレゼンテーションのために必要な資料(レジュメやスライドなど)の作成
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
・毎回の授業の中でフィードバックを行う。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
DP観点「B」「D」ともに,成績評価は以下の①から③に基づいて行う。
①授業中に課されるレポート
②グループでの協同作業(調べ学習やプレゼンテーションなど)への貢献度
③期末レポート
評定は双方の観点の達成状況を勘案して行う。
なお、単位認定には、いずれの観点も目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- コミュニケーション能力およびカウンセリングマインドを身に付け、 対人関係の支援や円滑な人間関係の構築・維持に活用することができる。(DP B-3)
・グループでの協同作業において,相手を尊重しながら,自分の意見を適切に主張することができる。
・グループでの協同作業において,立場や考え方の異なるメンバーの意見を丁寧に聴くことができる。
・グループでの協同作業において,批判的かつ建設的な話し合いを促す役割を担うことができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- グループでの協同作業において,自分の考えをわかりやすく説明し,他者の発言に対しては批判的かつ建設的な意見や質問を述べることができる。また,参加者が話しやすい雰囲気を作ったり,話し合いを進行したりするといった役割を担うことができる。さらに,個々の発言の相違点を整理したり,踏み込んで検討すべき問いを提案する,など議論の発展にも貢献できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- グループでの協同作業において,自分の考えをわかりやすく説明し,他者の発言に対しては批判的かつ建設的な意見や質問を述べることができる。また,参加者が話しやすい雰囲気を作ったり,話し合いを進行したりするといった,役割を担うことができる。
- 目標途上水準 / Good
- グループでの協同作業において,自分の考えをわかりやすく説明し,他者の発言に対しては批判的かつ建設的な意見や質問を述べることができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- グループでの協同作業において,自分の考えをわかりやすく説明し,他者の発言に対して意見や質問を述べることができる。
- 近接水準 / Inadequate
- グループでの協同作業に参加しているが,自分の考えを伝えることができない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 的確な情報収集と分析に基づいた客観的な観点から自他の置かれた状況や社会的な現象を捉えようとすることができる。(DP D-3)
・日常生活の中から検討すべき問いを発見できる。
・必要な文献や統計データなどを収集し,それらを関連づけ,整理することができる。
・文献やデータに基づいて,問いに対する自らの意見や判断などを論理的に説明することができる。
・情報収集や分析の結果を効果的にプレゼンテーションすることができる。
・情報収集や分析の結果を論理的な文章でレポートにまとめて報告することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 与えられたテーマに対する問いを立て,その問いの重要性を根拠を持って述べることができる。問いを検討するために必要となる多様な種類の情報(文献,統計資料など)を収集することができる。収集した資料については,相互に関連づけ,整理,分析することができる。資料を整理,分析した結果に基づきながら自分の考えを効果的にプレゼンテーションしたり,論理的な文章でレポートにまとめて報告できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 与えられたテーマに対する問いを立て,その問いの重要性を述べることができる。問いを検討するために必要となる多様な種類の情報(文献,統計資料など)を収集することができる。収集した資料については,相互に関連づけ,整理,分析することができるが,やや不十分な点が見られる。資料を整理,分析した結果に基づきながら自分の考えを効果的にプレゼンテーションしたり,論理的な文章でレポートにまとめて報告できる。
- 目標途上水準 / Good
- テーマに応じた問いを立て,文献や統計資料など,多様な種類の情報を収集することができる。収集した情報に基づきながら自分の考えをプレゼンテーションしたり,レポートにまとめて報告できる。ただし,情報の整理や分析の方法,プレゼンテーションやレポートの論理性などに不十分な点が見られる。
- 目標下限水準 / Adequate
- テーマに応じた問いを立て,関連する情報を収集することができる。ただし,その情報はwebページのみであるなど非常に限定されたものである。収集した情報に基づきながら自分の考えをプレゼンテーションしたり,レポートにまとめて報告できる。ただし,情報の整理や分析の方法,プレゼンテーションやレポートの論理性などに不十分な点が見られる。
- 近接水準 / Inadequate
- テーマに応じた問いを立て,関連する情報を収集することができる。ただし,その情報はwebページのみであるなど非常に限定されたものである。ただし,収集した情報に基づきながら自分の考えをプレゼンテーションしたり,レポートにまとめて報告をすることができない,もしくは,全体を通じて非常に重大な誤りが見られる。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- ・成績評価の対象となるためには、10回以上の出席が必要である。