シラバス - ソーシャルワーク演習II(6)
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- ナンバリングコードCode
- SOC-pra2-209
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- 科目名Subject Name
- ソーシャルワーク演習II(6)
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- 担当者名Instructor
- 河谷 はるみ
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- 単位Credit
- 1
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 火曜3時限
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- 教室Classroom
- 3-301
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- 授業形態Course Type
- 実験・実習・実技
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 虐待、引きこもり、貧困などの事例から、支援を必要とする人が抱える複合的な課題を理解し、説明することができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- ・支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援、特にソーシャルワークの展開過程について実践的に理解し、とりわけインテークからプランニングまで行うことができる。
・ミクロ・メゾ・マクロレベルでの介入の実際を理解し、基本的な介入スキル(アウトリーチ、チームアプローチ、ネットワーキング、コーディネーション等)を説明することができる。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について、自立的に探究することができる。
授業の概要Method of Instruction
虐待(児童・障害者・高齢者等)、引きこもり、貧困などに関する具体的な事例に基づき、ロールプレイ、ディスカッション、ディベート、プレゼンテーション等の方法を用いて、ソーシャルワークの展開過程及び介入スキルを体験的に学習する。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
・演習効果を上げるためには、次の科目を随時復習しておくこと。授業の事前・事後学習は毎回100分以上要する。
「ソーシャルワークの基盤と専門職」、「ソーシャルワークの理論と方法」、「社会保障論」「権利擁護と成年後見制度」、「高齢者福祉論」、「こども家庭福祉論」、「障害者福祉論」等
・個別、グループに資料調べ、資料や発表の準備等の事前学習を求めることがある。
・授業の振り返り、課題の修正等の事後学習を求めることがある。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):10分
- 概要説明・オリエンテーション:授業の目的や内容を説明、メンバーの紹介
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例①の共有:事例の背景や課題の検討、必要な情報や知識の検討
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例①についてのアウトリーチ(ケースの発見)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例①についてのインテークの方法とインテーク時の留意点
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例①についてのアセスメントの進め方とアセスメントツール
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例①についての社会資源の確認、ネットワーキング、チームアプローチの検討
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例①についてのプランニングの方法とコーディネーション
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例②の共有:事例の背景や課題の検討、必要な情報や知識の検討
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例②についてのインテークの方法とインテーク時の留意点
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例②についてのアセスメントの進め方とアセスメントツール
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例②についてのアセスメントの進め方とアセスメントツール(プレゼンテーション)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例②についてのプランニングの方法とコーディネーション
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 事例②についてのプランニングの方法とコーディネーション(プレゼンテーション)
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 学びの共有と自己評価、総合評価
教科書・テキストTextbooks
・なし
・必要に応じて適宜資料等を配布する。
参考書等References
・「ソーシャルワークの基盤と専門職」、「ソーシャルワークの理論と方法」、「社会保障論」「権利擁護と成年後見制度」、「高齢者福祉論」、「こども家庭福祉論」、「障害者福祉論」等の教科書
・必要に応じて指示する。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
・授業中に提示する。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
・メールで指導
・授業時、授業前後の時間にグループまたは個別指導
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
授業で課した課題の内容や提出状況(40%)、演習内での参加度(グループでの話し合い・発表・活動など)(60%)により評価する。ただし、単位取得には5分の4以上の出席を必要とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 虐待、引きこもり、貧困などの事例から、支援を必要とする人が抱える複合的な課題を理解し、説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 虐待、引きこもり、貧困などの事例から、支援を必要とする人が抱える複合的な課題を理解し、説明することが十分にできる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 虐待、引きこもり、貧困などの事例から、支援を必要とする人が抱える複合的な課題を理解し、説明することがほぼできる。
- 目標途上水準 / Good
- 虐待、引きこもり、貧困などの事例から、支援を必要とする人が抱える複合的な課題を理解し、説明することが概ねできる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 虐待、引きこもり、貧困などの事例から、支援を必要とする人が抱える複合的な課題を理解し、説明することがややできる。
- 近接水準 / Inadequate
- 虐待、引きこもり、貧困などの事例から、支援を必要とする人が抱える複合的な課題を理解し、説明できるようになるための一定の学習努力は認められるものの、目標下限水準には到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ・支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援、特にソーシャルワークの展開過程について実践的に理解し、とりわけインテークからプランニングまで行うことができる。
・ミクロ・メゾ・マクロレベルでの介入の実際を理解し、基本的な介入スキル(アウトリーチ、チームアプローチ、ネットワーキング、コーディネーション等)を説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援、特にソーシャルワークの展開過程について実践的に理解し、とりわけインテークからプランニングまで行うことが十分にできる。さらに、ミクロ・メゾ・マクロレベルでの介入の実際を理解し、基本的な介入スキル(アウトリーチ、チームアプローチ、ネットワーキング、コーディネーション等)を説明することが十分にできる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援、特にソーシャルワークの展開過程について実践的に理解し、とりわけインテークからプランニングまで行うことがほぼできる。さらに、ミクロ・メゾ・マクロレベルでの介入の実際を理解し、基本的な介入スキル(アウトリーチ、チームアプローチ、ネットワーキング、コーディネーション等)を説明することがほぼできる。
- 目標途上水準 / Good
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援、特にソーシャルワークの展開過程について実践的に理解し、とりわけインテークからプランニングまで行うことが概ねできる。さらに、ミクロ・メゾ・マクロレベルでの介入の実際を理解し、基本的な介入スキル(アウトリーチ、チームアプローチ、ネットワーキング、コーディネーション等)を説明することが概ねできる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援、特にソーシャルワークの展開過程について実践的に理解し、とりわけインテークからプランニングまで行うことがややできる。さらに、ミクロ・メゾ・マクロレベルでの介入の実際を理解し、基本的な介入スキル(アウトリーチ、チームアプローチ、ネットワーキング、コーディネーション等)を説明することがややできる。
- 近接水準 / Inadequate
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援、特にソーシャルワークの展開過程について実践的に理解し、とりわけインテークからプランニングまで行うことができるための、さらに、ミクロ・メゾ・マクロレベルでの介入の実際を理解し、基本的な介入スキル(アウトリーチ、チームアプローチ、ネットワーキング、コーディネーション等)を説明することができるための一定の学習努力は認められるが、目標下限水準には到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について、自立的に探究することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について、自立的に探究することが十分にできる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について、自立的に探究することがほぼできる。
- 目標途上水準 / Good
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について、自立的に探究することが概ねできる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について、自立的に探究することがややできる。
- 近接水準 / Inadequate
- 支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について、自立的に探究するための一定の学習努力は認められるが、目標下限水準には到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
・社会福祉学科で提供する各種の資格取得を目指す学生は、この演習を履修すること。
・前年度にソーシャルワーク演習Ⅰを履修した人がこの演習を履修できる。
・この演習は、原則としてⅠ→Ⅴの順序で受講する事を奨励する。
・演習効果を上げるためには、次の科目を随時復習しておくこと。
「ソーシャルワークの基盤と専門職」、「ソーシャルワークの理論と方法」、「社会保障論」「権利擁護と成年後見制度」、「高齢者福祉論」、「こども家庭福祉論」、「障害者福祉論」等