シラバス - 公認心理師の職責
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- ナンバリングコードCode
- PSY-pra2-215
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- 科目名Subject Name
- 公認心理師の職責
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- 担当者名Instructor
- 高橋 幸市(実務家)
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- 単位Credit
- 1
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4/3-4
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- 学期Semester
- 前期前半
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 火曜3時限
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- 教室Classroom
- 4-202
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
- 〇
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 1.公認心理師法に定める目的を理解し、公認心理師の4つの基本的機能について説明できる。
2.公認心理師に求められている法的な義務と倫理について理解し、説明できる。
3.主要5分野における公認心理師の活動について理解できる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 1.公認心理師が活動する主要5分野で心理支援の対象となる人々の特性や困難について理解することができる。
2.支援の対象となる人々を理解した上で、そこで行われる心理支援の特徴について理解することができる。
3.各分野で提供される心理支援のサービスが、多機関・多職種連携の下で機能を発揮することを理解することができる。
授業の概要Method of Instruction
公認心理師として活動するために必要な役割、法的な義務、情報管理、各分野における活動の実際等について概説する。また、この講義は各分野に豊富な実務経験を持つ公認心理師である担当者が、現場で培った知見と技能に基づいて現場で求められる公認心理師の役割や機能について講義する。
前期の第1回から第7回までの前半7回を「公認心理師の職責」に当て、第8回から第14回までの後半を「関係行政論」に当てるので、受講に際して注意してほしい。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目である。授業回ごとに以下、2コマ相当(200分)の自主学習を求める。
・事前にMoodleに掲示する講義資料について、授業前に予習し概要を把握しておくこと(5割)。
・各回の講義で使用した講義資料を事後に復習すること(5割)。
・講義中に理解できなかったことは次回以降にそのつど対応するので質問するように。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 公認心理師の役割と法的義務
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 心理に関する支援を要する者等の安全の確保
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 保健医療分野における公認心理師の具体的な業務
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 福祉分野における公認心理師の具体的な業務
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 教育分野における公認心理師の具体的な業務
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 司法・犯罪分野における公認心理師の具体的な業務
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 産業・労働分野における公認心理師の具体的な業務
教科書・テキストTextbooks
なし。
各回ともMoodleに講義資料を掲示する。
参考書等References
・公認心理師の基礎と実践第1巻「公認心理師の職責」遠見書房
・関係省庁のHPに公開されている政策情報
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
各授業回で質問は適宜受け付け、可能な限りそのつど回答する。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
DP観点「A」「D」とも、全7回終了後に課すレポート課題に基づいて評価する。評定は理解度、着眼点の観点から評価する。単位認定は目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ・主要5分野における公認心理師の活動について、公認心理師法の求める目的と公認心理師の4つの基本的機能の観点から説明できる。
・また、活動する上での法的な義務と倫理について、実践活動との関連で理解し、説明できる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 5分野に通底する心理支援活動の本質を踏まえ、実践との関連から包括的に説明できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 学習した内容を十分に分析し包括的に説明できる。
- 目標途上水準 / Good
- 学習した内容を概ね説明できる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 不十分な点はあるものの学習した内容を説明できる。
- 近接水準 / Inadequate
- 説明する内容に妥当性を欠いている。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ・主要5分野で心理支援の対象となる人々の特性や困難について理解し、提供される心理支援の特徴について説明することができる。
・各分野で提供される心理支援のサービスを、多機関・多職種連携との関係で説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 5分野に通底する心理支援活動の本質を踏まえ、実践との関連から包括的に説明できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 学習した内容を十分に分析し包括的に説明できる。
- 目標途上水準 / Good
- 学習した内容を概ね説明できる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 不十分な点はあるものの学習した内容を説明できる。
- 近接水準 / Inadequate
- 説明する内容に妥当性を欠いている。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- 課題レポートを提出しない場合、成績評価は「評価不能」とする。