シラバス - 保育内容総論(2)

  • ナンバリングコードCode
    CHI-con2-119
  • 科目名Subject Name
    保育内容総論(2)
  • 担当者名Instructor
    細川 美幸
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    火曜2時限
  • 教室Classroom
    5-206
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
社会福祉学及び関連する分野の基本的な概念や理論を修得し、知識と技能を身に付けることで、人と社会を結びつけ、人々の生活上の問題を理解することができる。
・保育における保育課程全体の構造について理解する
・現代の幼児教育・保育の実践的課題について理解するとともに、その解決に向けた方策について考察することができる

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
人間の尊厳の価値を踏まえて社会福祉の学びの対象となる人と向きあい、人と社会を支えるための思考方法を身に付け、現実のものとして活用できるよう判断することができる。
・幼児の発達状況に応じた保育の内容を計画することができる
・幼児教育者としての自己の実践に対する省察と改善に意欲的に取り組むことができる

授業の概要Method of Instruction

保育の計画の最も基本となるものは、保育の全体像を見通しておくことです。保育所では0歳から6歳までの6年間、幼稚園では3歳児から5歳児までの3年間を見通した生活の全体像が必要になります。これを保育課程や教育課程と呼び、本授業で学びます。
本授業では各回の授業内容に沿って、スライドおよび動画等の視覚教材を活用しながら進めていきます。また、教室外に出て、体験的な学習も行います。各講義の終了後、感想・質問を書いて提出することが求められます。授業中はグループワークやグループディスカッションを取り入れ、主体的な学びを促します。保育の現場に行き、実際の保育から学ぶことも計画しています。
※遠隔授業回は、主にMoodle 等を介した課題研究型とします。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

本科目は講義科目です。各授業ごとに、2コマ相当の自主学習が求められます。
・毎回の授業に該当するテキスト及び参考書等の当該箇所について、事前に目を通して概要を把握しておくこと。
・授業で学習したキーワードや演習問題について自主学習し、小レポートにまとめること。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    幼児教育・保育の基本的理解
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    保育内容の構成と内容(1)保育所保育指針
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    保育内容の構成と内容(2)保育課程編成の意義・5領域の内容(学外演習)
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    保育内容の構成と内容(3)5領域の内容振り返り
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    保育内容の構成と内容(4)就学前に育ってほしい10の力
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    子どもの発達を踏まえた保育課程・内容の編成(1) 0、1、2歳児〜個別指導計画(子どもの観察)
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    子どもの発達を踏まえた保育課程・内容の編成(2) 0、1、2歳児〜記録・指導計画
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    子どもの発達を踏まえた保育課程・内容の編成(3) 3、4,5歳児(保育現場観察)
  • 9回目Session 9 遠隔授業 (Distance) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    子どもの発達を踏まえた保育課程・内容の編成(4) 全体
  • 10回目Session 10 遠隔授業 (Distance) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    現代の幼児教育・保育の実践的課題(1)小学校の教科との関連
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    現代の幼児教育・保育の実践的課題(2)子育て・親育ち支援
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    現代の幼児教育・保育の実践的課題(3)地域との連携(学外演習)
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    指導計画の作成手順と種類
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    保育現場における計画と評価の実際

教科書・テキストTextbooks

柴崎正行・増田まゆみ・戸田 雅美 (編集)『保育課程・教育課程総論 (最新保育講座5)』(ミネルヴァ書房、2010)

参考書等References

保育所保育指針・認定こども園保育教育要領

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

授業態度(グループワークやディスカッションでの積極的・協調的姿勢)、課題提出

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
社会福祉学及び関連する分野の基本的な概念や理論を修得し、知識と技能を身に付けることで、人と社会を結びつけ、人々の生活上の問題を理解することができる。(40%)
・保育における保育課程全体の構造について理解している
・現代の幼児教育・保育の実践的課題について理解するとともに、その解決に向けた方策について考察することができる
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
保育課程において基本的な概念や理論を修得し保育における保育課程全体の構造について理解し説明ができ、現代の保育の実践的課題について理解するとともに、その解決に向けた方策について、他の受講生の手本となる水準で考察することができる。
目標到達水準 / Excellent
保育課程において基本的な概念や理論を修得し保育における保育課程全体の構造について理解し説明ができ、現代の保育の実践的課題について理解するとともに、その解決に向けた方策について、必要十分な水準で考察することができる。
目標途上水準 / Good
保育課程において基本的な概念や理論を修得し保育における保育課程全体の構造について理解し説明ができ、現代の保育の実践的課題について理解するとともに、その解決に向けた方策について考察することができる。
目標下限水準 / Adequate
保育課程において基本的な概念や理論を修得し保育における保育課程全体の構造について十分ではないが理解し説明ができ、現代の保育の実践的課題について理解するとともに、その解決に向けた方策について不十分ながらも考察することができる。
近接水準 / Inadequate
保育課程において基本的な概念や理論の修得や、保育における保育課程全体の構造について必要な水準の半分以下の理解であり、現代の保育の実践的課題についての理解や、その解決に向けた方策についての考察も未熟である。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
人間の尊厳の価値を踏まえて社会福祉の学びの対象となる人と向きあい、人と社会を支えるための思考方法を身に付け、現実のものとして活用できるよう判断することができる。 (60%)
・幼児の発達状況に応じた保育の内容を計画することができる
・幼児教育者としての自己の実践に対する省察と改善に意欲的に取り組むことができる
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
幼児の発達状況に応じた保育の内容を他の受講生の手本となる水準で計画・作成することができ、保育者としての自己の実践に対する省察と改善に意欲的に取り組むことができ、全ての回の課題遂行が必要十分な水準である。
目標到達水準 / Excellent
幼児の発達状況に応じた保育の内容を必要十分な水準で計画・作成することができ、保育者としての自己の実践に対する省察と改善に意欲的に取り組むことができ、各回の課題遂行が必要十分な水準である。
目標途上水準 / Good
幼児の発達状況に応じた保育の内容を未熟ながらも計画・作成することに真摯に取り組み、保育者としての自己の実践に対する省察と改善に意欲的に取り組むことができ、3分の2以上の課題遂行が必要十分な水準でできている。
目標下限水準 / Adequate
幼児の発達状況に応じた保育の内容を未熟ながらも計画・作成しようとすることに真摯に取り組み、保育者としての自己の実践に対する省察と改善に取り組む姿勢がみられ、3分の2以上の課題遂行ができている。
近接水準 / Inadequate
半分以上の課題遂行ができておらず、幼児の発達状況に応じた保育の内容の計画・作成が十分な水準になく、保育者としての自己の実践に対する省察と改善に取り組む姿勢がみられない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

学外での演習やグループワークが随時あります。
積極的な授業参加が求められます。
また、子どもと関わるときなどネイル不可な場面もあります。