シラバス － 体育科指導法

  • ナンバリングコードCode
    CHI-con3-242
  • 科目名Subject Name
    体育科指導法
  • 担当者名Instructor
    本多　壮太郎
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜4時限
  • 教室Classroom
    2-603
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    体育科教育研究

    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
・学習指導要領（解説）に記載される小学校体育の目標及び内容を理解し，説明することができる。
・体育科の単元，授業を計画し，それを達成するための教材を作成することができる。
・計画，作成した教材，実践の成果と課題を振り返り，必要に応じた改善を図ることができる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
・単元・毎時の目標，内容・展開，指導機会，評価機会，評価規準を設定した単元構造図を作成することができる。
・目標，楽しさ，安全，安心，運動量の要素を満たした教材を作成することができる。
・自身の授業づくり及び実践において省察し，解決や改善に向けた取組について記述することができる。

授業の概要Method of Instruction

前半は，学習指導要領解説に示される目標，内容を理解し，単元目標とそれを達成するための内容，目標達成状況のアセスメント計画を立案するための単元構造図作成演習を行う。後半は，単元及び授業の目標を達成するための具体的な教材作成演習及び模擬授業を行う。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

本科目は講義・演習科目である。授業各回に以下のように2コマ相当の自主学習が求められる。
毎回の授業や授業前に，次の授業内容や課題に関する資料を配布したり，Moodleに提示したりするので予習をすること（5割）。
各回の授業で使用した資料は，随時Moodleに掲示するので復習すること（5割）。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：270分
    オリエンテーション，体育科教育の課題，体育科の領域について
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    体育科の目標，内容に系統性について
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    体育の授業計画①：年間計画，カリキュラムマネジメント，単元構造図について
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    体育の授業計画②：単元構造図作成演習①
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    体育の授業計画③：単元構造図作成演習②
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    体育の授業計画④：単元構造図発表，ディスカッション，単元構造図の修正
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    教材作成演習①：授業の導入に着目して
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    教材作成演習②：作成した教材の発表，ディスカッション，教材・単元構造図の修正
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    教材作成演習③：授業の展開に着目して①
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    教材作成演習④：授業の展開に着目して②
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    授業の展開に着目した模擬授業①，リフレクション，教材・単元構造図の修正
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    授業の展開に着目した模擬授業②，リフレクション，教材・単元構造図の修正
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    授業の展開に着目した模擬授業③，リフレクション，教材・単元構造図の修正
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    まとめ

教科書・テキストTextbooks

小学校学習指導要領（平成29年告示）解説体育編，文部科学省，東洋館出版社，2018．

参考書等References

確かな学習状況を見取る小学校体育の評価規準づくり，高田彬成・森良一・細越淳二編，大修館書店，2022．

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

各授業後にはミニッツペーパーを作成する（理解したこと，疑問点，質問，感想等を記入）。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

ミニッツペーパーに対するコメントや回答は，次回の授業の冒頭やMoodleを通じて行う。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

① 単元構造図に関する課題（30%）
② 授業の展開に関する課題（30%）
③ 体育科の授業づくり，実践，改善に関するレポート（40%）

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
・学習指導要領（解説）に記載される小学校体育の目標及び内容を理解し，説明することができる。
・体育科の単元，授業を計画し，それを達成するための教材を作成することができる。
・計画，作成した教材，実践の成果と課題を振り返り，必要に応じた改善を図ることができる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
5つの内容が結び付けられた単元構造図を作成することができている。
目標到達水準 / Excellent
5つの内容が設定された単元構造図を作成することができている。
目標途上水準 / Good
4つの内容が結び付けられた単元構造図を作成することができている。
目標下限水準 / Adequate
3つの内容が結び付けられた単元構造図を作成することができている。
近接水準 / Inadequate
2つの内容が結び付けられた単元構造図を作成することができている。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず，能力として評価に不適。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
・単元・毎時の目標，内容・展開，指導機会，評価機会，評価規準を設定した単元構造図を作成することができる。
・目標，楽しさ，安全，安心，運動量の要素を満たした教材を作成することができる。
・自身の授業づくり及び実践において省察し，解決や改善に向けた取組について記述することができる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
・5つの内容が適切に結び付けられた単元構造図を作成することができている。
・5つの要素をバランスよく満たした教材を作成することができている。
・自身の授業づくり及び実践について，講義や演習，模擬授業，ディスカッション，リフレクション等を通して学んだことを根拠にして多角的な視点から具体的に記述されたレポートを作成している。
目標到達水準 / Excellent
・5つの内容が設定された単元構造図を作成することができている。
・5つの要素を満たした教材を作成することができている。
・自身の授業づくり及び実践について，講義や演習，模擬授業，ディスカッション，リフレクション等を通して学んだことを根拠にして具体的に記述されたレポートを作成している。
目標途上水準 / Good
・4つの内容が設定された単元構造図を作成することができている。
・4つの要素を満たした教材を作成することができている。
・自身の授業づくり及び実践について，講義や演習，模擬授業，ディスカッション，リフレクション等を通して学んだことを根拠にして記述されたレポートを作成している。
目標下限水準 / Adequate
・3つの内容が設定された単元構造図を作成することができている。
・3つの要素を満たした教材を作成することができている。
・自身の授業づくり及び実践の改善に向けて記述されたレポートを作成している。
近接水準 / Inadequate
・2つの内容が設定された単元構造図を作成することができている。
・2つの要素を満たした教材を作成することができている。
・自身の授業づくり及び実践について振り返るレポートを作成している。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

・教材作成演習及び模擬授業の際は，スポーツウェア及びシューズを準備すること。
・出席が3分の2に満たないものは単位の修得はできない。
・連絡，質問，相談等は授業担当者に直接メールで行うこと。