シラバス - 教育実習指導(幼・小)(1)

  • ナンバリングコードCode
    CHI-tra2-319
  • 科目名Subject Name
    教育実習指導(幼・小)(1)
  • 担当者名Instructor
    渡邊 均/平松 愛子
  • 単位Credit
    1
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    通年
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    金曜5時限
  • 教室Classroom
    2-201
  • 授業形態Course Type
    実験・実習・実技
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    教育実習研究(1)

    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
大学におけるこれまでの学びを踏まえ教育実習に臨むにあたり、また終了するにあたり、以下の重要課題を遂行することが出来る。
・実習に必要な各種事前手続きを確実に遂行する。
・実習に向かう心構え、重点的な学習内容などを改めて確認し、各場面をシュミレートしたロールプレイングなどで各自の課題を自覚することができる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D(態度・志向性)
教育実習の機会を有意義なものとするために、事前・事後に次にような意識及び態度で臨むことができる。
・(事前)教育実習生としての義務と責任を理解し、継続的に教育実習に向けて適切な準備を行うことができる。
・(事後)教育実習で得られた知識と経験を踏まえ、教員免許取得までの自らの課題を深く省察することが出来る。

授業の概要Method of Instruction

教育実習指導(幼・小)(0単位)に続き、学校・園の教育活動に参画する準備を進める。事後指導では教育実習の成果と自らの課題を省察し、教員免許取得までに更に習得すべき知識や技能について理解する。また実習で理解した教育活動のための組織体制についても考察する。

【各回ごとの授業内容】

(小学校実習)
第1回: 実習直前指導(1)(幼稚園・小学校 共同)
 ・日誌、誓約書の配布
 ・その他の説明と注意(服務、服装、挨拶等)
第2回: 実習直前指導(2)
・実習の一日の流れ
・学習記録のとり方
第3回: 実習直前指導(3)
・模擬授業実施
第4回: 実習直前指導(4)
・模擬授業の分析評価と改善について
第5回: 教育実習の評価報告と反省点の整理
・実習レポート提出

(幼稚園実習)
第1回: 実習直前指導(1)(幼稚園・小学校 共同)
 ・日誌、誓約書の配布
 ・その他の説明と注意(服務、服装、挨拶等)
第2回: 幼稚園実習指導案の部分的実践(代表による)
第3回: 実践の省察より、幼児教育に適切な話法、保育形態、保育展開、環境構成を検討する
第4回: 実践の省察より、学級担任の役割と職務内容について考察する
第5回: 実習事前打ち合わせより実習園の学校経営方針、特色ある教育活動、組織体制を理解する
第6回: 事後指導:自らの作成した指導案の実践に関する省察
第7回: 事後指導:教育実習全般を振り返って 幼児理解と幼児教育理解

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

小学校実習希望者向けと幼稚園実習希望者向けにそれぞれ別に必要な授業が開講される。それぞれの授業回ごとに具体的に処理する事項や模擬授業等の課題が提示される。それらの課題については実習を想定したものであるので十分に事前学習に注力した上で講義に臨むこと。また自分の模擬授業を分析評価し、改善を行い、実習に反映させられるように努めること(各回200分程度)。
 その他、本学科編の「教育実習の手引き・小学校」(小学校実習)、「幼稚園教育実習録」(幼稚園実習)等を熟読しておくこと。また講義には必ず持参すること。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 授業計画は登録されていません

教科書・テキストTextbooks

「教育実習の手引き・小学校」(西南学院大学人間科学部児童教育学科編)
「幼稚園教育実習録」(西南学院大学人間科学部児童教育学科編)

参考書等References

講義中に適宜指示する。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

日誌の書き方
模擬授業等指導案作成
実習終了後レポート

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

講義中、実践場面を想定したロールプレイングや模擬授業等についての指導場面で適宜行う。
また、統一的な観点を含む多様な観点から、互いの模擬的実践についてペアレビューを実施する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

DP:Cの成績評価規準・尺度で40%、DP:Dの成績評価規準・尺度で60%とし、それらを総合して総括評定を行う。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
大学におけるこれまでの学びを踏まえ教育実習に臨むにあたり、また終了するにあたり、以下の重要課題を遂行することが出来る。
・実習に必要な各種事前手続きを確実に遂行する。
・実習に向かう心構え、重点的な学習内容などを改めて確認し、各場面をシュミレートしたロールプレイングなどで各自の課題を自覚することができる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
実習に必要な各種事前手続きを確実に遂行でき、実習に向けて及び実習後の各種課題の全てにおいて十分な実施がなされた上で、複数において、他の学生にも模範的な取り組みが出来る。
目標到達水準 / Excellent
実習に必要な各種事前手続きを確実に遂行でき、実習に向けて及び実習後の各種課題の全てにおいて、十分な水準で実施できる。
目標途上水準 / Good
実習に必要な各種事前手続きを確実に遂行でき、実習に向けて及び実習後の各種課題の全てにおいて、必要最低限の水準で履行できた上で、複数の課題においては十分な水準で実施できる。
目標下限水準 / Adequate
実習に必要な各種事前手続きを確実に遂行でき、実習に向けて及び実習後の各種課題の全てにおいて、必要最低限の水準で履行できる(不十分なものがあっても、他の課題の実施内容でそれを補うことができる)。
近接水準 / Inadequate
実習に必要な各種事前手続きや、実習に向けて及び実習後の各種課題の実施状況に一部不十分なものが目立ち、他の実施課題もそれを補うに十分なレベルに到達できていない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D(態度・志向性)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
教育実習の機会を有意義なものとするために、事前・事後に次にような意識及び態度で臨むことができる。
・(事前)教育実習生としての義務と責任を理解し、継続的に教育実習に向けて適切な準備を行うことができる。
・(事後)教育実習で得られた知識と経験を踏まえ、教員免許取得までの自らの課題を深く省察することが出来る。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
実習に必要な各種事前手続きに臨む姿勢、各回の授業や課題に臨む真摯な態度、そして実習後の取りまとめ課題実施状況のいずれをとっても、実習を通して自身の資質・能力を伸ばそうと持続的に努力する意識・意欲が顕著で、他の学生にも模範的な影響を与えることができる。
目標到達水準 / Excellent
実習に必要な各種事前手続きに臨む姿勢、各回の授業や課題に臨む真摯な態度、そして実習後の取りまとめ課題実施状況のいずれにおいても、実習を通して自身の資質・能力を伸ばそうと持続的に努力する意識・意欲を示すことができる
目標途上水準 / Good
実習に必要な各種事前手続きに臨む姿勢、各回の授業や課題に臨む真摯な態度、そして実習後の取りまとめ課題実施状況のいずれにおいても、顕著な取り組み成果を示す程ではないものの、着実に取り組むことができる。
目標下限水準 / Adequate
各回の授業や課題に臨む真摯な態度、そして実習後の取りまとめ課題実施状況には、やや不十分な点は散見されるものの、実習に必要な各種事前手続き等に始まり、意欲を持って持続的に取り組むことができた。
近接水準 / Inadequate
実習に必要な各種事前手続き等に始まり、ある程度意欲を持って持続的に取り組んできたものの、各回の授業や課題に臨む真摯な態度、そして実習後の取りまとめ課題実施状況など、総合的に見て準備や反省が十分に生かすことが出来る持続的な取り組みとなっていない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
教育実習と教育実習研究はそれぞれ独立した単位設定であり、成績もそれぞれ別に付与される。幼稚園と小学校の両方の実習に臨むものは、両方のクラスの成績を合わせて単位取得することとなる。

履修上の注意Other Course Information

幼稚園と小学校の両方の実習に臨むものは、両方のクラスの授業を履修する。
出席が全体の3分の2に満たない場合は単位を認定しない。