シラバス - 心理学研究法各論III
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- ナンバリングコードCode
- PSY-bas2-203
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- 科目名Subject Name
- 心理学研究法各論III
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- 担当者名Instructor
- 花田 利郎
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- 4-201
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 心理学の基礎的な手法である研究技法や測定技法、分析技法の知識を習得し説明することができる。[DP:A6]
具体的な到達目標は以下のとおりである。
・心理学の研究法の一つである(調査的)面接法について分かりやすく説明することができる。
・心理学の研究法の一つである(心理)検査法について分かりやすく説明することができる。
・発達検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
・知能検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
・性格検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- コミュニケーション能力およびカウンセリングマインドを身に付け、対人関係の支援や円滑な人間関係の構築・維持に活用することができる。[DP:B3]
具体的な到達目標は以下のとおりである。
・演習的な活動や実習的な活動に取り組み、分かりやすく報告し議論することができる。
・演習的な活動や実習的な活動に取り組んで気づきを得て、分かりやすく報告し議論することができる。
※演習的な活動や実習的な活動には他の受講者とのペア・ワークやグループ・ワークを含む。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 的確な情報収集と分析に基づいた客観的な観点から自他の置かれた状況や社会的な現象をとらえようとすることができる。
[DP:D3]
(調査的)面接法や(心理)検査法を実践する準備ができている。
具体的な到達目標は以下のとおりである。
・面接法や検査法を実施する際の、基本的な留意点について具体的に説明することができる。
・面接法や検査法を実施する際の、応用的な留意点について具体的に説明することができる。
・面接法や検査法を実施する際の、自分の課題について多面的に具体的に説明することができる。
授業の概要Method of Instruction
本授業は、心理学科の【研究法に関する科目】である。「心理学研究法」で獲得した基礎知識や技術を踏まえ、臨床領域や教育・発達領域で主に使用する「(心理)検査法」と「(調査的)面接法」について学習する。
人間のパーソナリティ(性格および知能)や発達などの心理的諸側面を、標準化された手続きと基準により、量的に把握する心理検査の基本について学習するとともに、模擬面接体験を通して調査的面接について学習し、実践的知識と技能を習得する。
前述の目標を達成するために、それぞれのテーマについて、2〜3回の授業の中で、(1)簡単な演習や実習、(2)グループディスカッション、(3)概説を行う。(1)については(1)そのものが宿題となる場合や(1)についてのレポートを作成することが宿題となる場合がある。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目(2単位)である。授業回毎に3〜4時間相当の自主学習を求める(事前学習と事後学習の時間配分は、
テーマや進め方にもよるので、本科目においては一概に指定することはできない)。
・「授業の概要」の中で述べたように、各テーマに関する(1)簡単な演習や実習においては、(1)そのものが宿題となる
場合や(1)への取り組みについてのレポートを作成することが宿題となる場合がある。心理学概論Ⅰ・Ⅱ、心理学研究法、
臨床心理学概論で学んだことも踏まえ、十分に時間をかけて取り組むこと。
・各自のレポートを基にレポート集が作成された場合は、次回の授業までに目を通しておくこと。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <心理学研究法>(質問紙法、心理検査法、面接法、観察法、実験法)
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(発達検査、遠城寺式乳幼児分析的発達検査 エクササイズ)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(発達検査、遠城寺式乳幼児分析的発達検査 まとめ)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(知能検査、グッドイナフ人物画知能検査 エクササイズ)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(知能検査、グッドイナフ人物画知能検査 まとめ)
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(知能検査、コース立方体組み合わせテスト エクササイズ)
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(知能検査、コース立方体組み合わせテスト まとめ)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(性格検査、質問紙法、TEG エクササイズ)
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(性格検査、質問紙法、TEG まとめ)
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(性格検査、投映法 エクササイズ)
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <検査法>(性格検査、投映法 まとめ)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <面接法>(調査的面接 エクササイズ)
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- <面接法>(調査的面接 まとめ)
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 振り返りとまとめ
教科書・テキストTextbooks
なし(適宜資料を配付する。)
参考書等References
なし(必要に応じて紹介する。)
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
授業で紹介する内容に関するワーク
授業中にワークを行った場合はそれに関するミニ・レポート(Moodle上に提出)
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
次回授業時に担当教員がコメントするとともに、ミニ・レポートについては匿名のレポート集を作成し、
提出した者のみが一定期間閲覧できるようにする。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
DP観点Aは振り返りとして行われるテスト、DP観点Bは授業毎に課されるエクササイズやレポート、DP観点Dは振り返りとして
行われるテスト及び学期中に課されるレポートに基づいて評価する。評定は各観点の達成状況を勘案して行う。
単位認定には、いずれの観点も目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 心理学の基礎的な手法である研究技法や測定技法、分析技法の知識を習得し説明することができる。[DP:A6]
具体的な到達目標は以下のとおりである。
・心理学の研究法の一つである(調査的)面接法について分かりやすく説明することができる。
・心理学の研究法の一つである(心理)検査法について分かりやすく説明することができる。
・発達検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
・知能検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
・性格検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 基礎的な知識を獲得しており、それらを十分に説明することができる。
発展的な知識も獲得しており、それらを十分に説明することができる。
獲得した知識を組み合わせたり比較したりしながら、総合的に説明することができる。 - 目標到達水準 / Excellent
- 基礎的な知識を獲得しており、それらを十分に説明することができる。
発展的な知識も獲得しており、それらを十分に説明することができる。 - 目標途上水準 / Good
- 基礎的な知識を獲得しており、それらを十分に説明することができる。
発展的な知識も獲得してはいるが、それらを十分に説明することはできない。 - 目標下限水準 / Adequate
- 基礎的な知識を獲得しており、それらをある程度説明することができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 基礎的な知識を獲得してはいるが、それらを説明することはできない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- コミュニケーション能力およびカウンセリングマインドを身に付け、対人関係の支援や円滑な人間関係の構築・維持に活用することができる。[DP:B3]
具体的な到達目標は以下のとおりである。
・演習的な活動や実習的な活動に取り組み、分かりやすく報告し議論することができる。
・演習的な活動や実習的な活動に取り組んで気づきを得て、分かりやすく報告し議論することができる。
※演習的な活動や実習的な活動には他の受講者とのペア・ワークやグループ・ワークを含む。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 演習的な活動や実習的な活動に取り組み、それらを十分に説明することができる。
活動を踏まえた気づきを多面的に得ており、それらを十分に説明することができる。 - 目標到達水準 / Excellent
- 演習的な活動や実習的な活動に取り組み、それらを十分に説明することができる。
活動を踏まえた気づきも得ており、それらを十分に説明することができる。 - 目標途上水準 / Good
- 演習的な活動や実習的な活動に取り組み、それらを十分に説明することができる。
活動を踏まえた気づきも得てはいるが、それらを十分に説明することはできない。 - 目標下限水準 / Adequate
- 演習的な活動や実習的な活動に取り組み、それらをある程度説明することができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 演習的な活動や実習的な活動に取り組んだが、それらを十分に説明することはできない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 的確な情報収集と分析に基づいた客観的な観点から自他の置かれた状況や社会的な現象をとらえようとすることができる。
[DP:D3]
(調査的)面接法や(心理)検査法を実践する準備ができている。
具体的な到達目標は以下のとおりである。
・面接法や検査法を実施する際の、基本的な留意点について具体的に説明することができる。
・面接法や検査法を実施する際の、応用的な留意点について具体的に説明することができる。
・面接法や検査法を実施する際の、自分の課題について多面的に具体的に説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 基礎的な知識を獲得しており、それらを十分に説明することができる。
応用的な知識も獲得しており、それらを十分に説明することができる。
獲得した知識を踏まえ、自分の課題について多面的に具体的に説明することができる。 - 目標到達水準 / Excellent
- 基礎的な知識を獲得しており、それらを十分に説明することができる。
応用的な知識も獲得しており、それらを十分に説明することができる。 - 目標途上水準 / Good
- 基礎的な知識を獲得しており、それらを十分に説明することができる。
応用的な知識も獲得してはいるが、それらを十分に説明することはできない。 - 目標下限水準 / Adequate
- 基礎的な知識を獲得しており、それらをある程度説明することができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 基礎的な知識を獲得してはいるが、それらを説明することはできない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- 単位を取得するためには、観点別評価のそれぞれにおいて「目標下限水準」以上のレベルに達する必要がある。
履修上の注意Other Course Information
・3年次の「心理演習(検査)」の受講を希望する人は履修しておくことが望ましい。
・単位取得には10回以上の出席が必要である。
・毎回何らかのペアワークやグループワークが行なわれるので、そのつもりで受講登録すること。
・1つのテーマを取り上げる際に宿題およびレポート課題を課す。宿題に取り組まなかったり忘れたりした場合は、
その後のグループディスカッションに参加することができないため、活動への参加が困難になる場合がある。
レポート課題についてはMoodle上に提出した後匿名のレポート集となり、提出した者のみが一定期間閲覧できるようにする
ことがある。受講登録をした者は、これらのことについて了承しているものとするので、十分に考えて受講登録を行うこと。