シラバス － 地域福祉論I

  • ナンバリングコードCode
    SOC-bas2-114
  • 科目名Subject Name
    地域福祉論I
  • 担当者名Instructor
    萩沢　友一（実務家）
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜4時限
  • 教室Classroom
    4-101
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
    〇
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
地域問題に関心を寄せ、その実態を把握し、行政や専門職、住民はどのように対応しているのかを理解できる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
個の問題と地域・国内・国際社会との問題とのつながりを把握し、問題解決のために専門職として何ができるかを見出すことができる。

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D（態度・志向性）
地域を基盤としたソーシャルワークのあり方を自律的に探求することができる。

授業の概要Method of Instruction

講義はスライド、配付資料、動画を用いて進める。各講義の終了時には、授業での学びに関するコメントを書いて提出することが求められる。
この講義は「実務経験のある教員による授業科目」です。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

事前にスライドを一読し、関連する情報について自主学習を行うこと。また、授業終了後も復習すること（各回100分程度）。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    オリエンテーションー地域福祉の概念と理論
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域福祉実践の概要ーひきこもりの人々に対する支援事例等から
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    多様化・複雑化した地域生活課題ー貧困問題
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    多様化・複雑化した地域生活課題ー孤立化の問題
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域福祉実践の方法ーアウトリーチ
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域福祉実践の方法ー見守り活動
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域福祉実践の方法ー福祉・ボランティア教育
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域福祉実践の方法ーコミュニティワーク
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域福祉実践の方法ーコミュニティワークの事例検討
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    社会福祉協議会とは
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉計画の策定と運用
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉行財政システム、福祉財源
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域社会の変化と地域福祉に関する政策の沿革ー戦前編
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    地域社会の変化と地域福祉に関する政策の沿革ー戦後編

教科書・テキストTextbooks

『ボランティア活動論』ミネルヴァ書房（2023年）

参考書等References

なし。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

樹形図の作成（30点）、授業中の課題（30点）、小テスト（40点）。この結果を踏まえ、DP観点Aを5割、DP観点Bを3割、DP観点Dを2割として総括評価をする。
なお、授業への参加度（積極性等）で最大10点減点することがある。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
地域問題に関心を寄せ、その実態を把握し、行政や専門職、住民はどのように対応しているのかを理解できる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
地域にはどのような問題があるのか、そして、問題に対して行政や専門職、住民はどのように対応しているのかを説明できる。
目標到達水準 / Excellent
地域にはどのような問題があり、ソーシャルワーカーはどのように対応しているのかを説明できる。
目標途上水準 / Good
地域にはどのような問題があり、ソーシャルワーカーはどのように対応しているのかを概ね説明できる。
目標下限水準 / Adequate
不十分ではあるものの地域にはどのような問題があり、ソーシャルワーカーはどのように対応しているのかを説明できる。
近接水準 / Inadequate
地域問題とソーシャルワーカーによる対応状況についての基礎を理解している。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
個の問題と地域・国内・国際社会との問題とのつながりを把握し、問題解決のために専門職として何ができるかを導出できる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
個の問題と地域・国内・国際社会との問題とのつながりを把握し、問題解決のために専門職として何ができるかを導出できる。
目標到達水準 / Excellent
個の問題と地域・国内・国際社会との問題とのつながりを把握し、社会構造の問題を明確にできる。
目標途上水準 / Good
個の問題と地域・国内・国際社会との問題とのつながりを把握し、社会構造の問題を概ね明確にできる。
目標下限水準 / Adequate
不十分ではあるものの、個の問題と地域・国内・国際社会との問題とのつながりを把握し、社会構造の問題を明確にできる。
近接水準 / Inadequate
個の問題と地域・国内・国際社会との問題とのつながりについて基本的な理解ができる。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D（態度・志向性）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
地域を基盤としたソーシャルワークのあり方を自律的に探求することができる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
地域を基盤としたソーシャルワークの現状と課題を理解し、そのあり方について説明できる。
目標到達水準 / Excellent
地域を基盤としたソーシャルワークの現状と課題について説明できる。
目標途上水準 / Good
地域を基盤としたソーシャルワークの現状と課題について概ね説明できる。
目標下限水準 / Adequate
不十分ではあるものの地域を基盤としたソーシャルワークの現状と課題について説明できる。
近接水準 / Inadequate
地域を基盤としたソーシャルワークの基礎を理解している。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

単位修得には全講義の三分の二以上の出席を必要とする。
なお、担当教員は、コミュニティソーシャルワークの実務経験や自治体・市町村社会福祉協議会の地域福祉（活動）計画の策定・推進経験に基づき、コミュニティソーシャルワーク等について論ずる。