シラバス - 社会保障概論I
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- ナンバリングコードCode
- SOC-bas2-103
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- 科目名Subject Name
- 社会保障概論I
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- 担当者名Instructor
- 河谷 はるみ
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4/2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 火曜1時限
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- 教室Classroom
- 2-201
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 社会保障論I
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 社会保障・社会福祉の基本的な概念や対象及び理念を修得し、日本の社会保障の発展過程を概観することができる。また法制度の理解することで人と社会、暮らし(生活)と現実に起きている社会保障の問題を結びつけて考えることができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 人と社会を支えるための年金保険と医療保険の法制度と具体的な内容について説明することができる。社会保障・社会福祉制度を活用した実際の相談援助活動から課題を見出して、社会保障制度の将来像を考えることができる。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 社会保障制度の意義と役割について、その法源となる日本国憲法(生存権、幸福追求権)から説明することができる。
授業の概要Method of Instruction
社会保障の概念や対象及び理念を確認した後、年金保険制度と医療保険制度を中心に講義を進める。少子高齢化社会を迎えて、社会保障制度をどのように再構築したらよいのかを考える。講義は、教科書と配布資料を使用する。中間振り返りとして、レポートを作成する。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目である。授業各回あたり、2コマ相当の自主学習が求められる。
講義前に教科書と参考書等を読んで、講義の内容を確認すること(5割)。
講義後は、教科書と配布資料を中心に復習をすること(5割)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション・社会保障の概念
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 現代社会における社会保障制度の課題
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 欧米における社会保障の歴史・発展過程
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 日本における社会保障の歴史・発展過程
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 社会保障制度と日本国憲法の関連性
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 社会保障の財源と費用
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 社会保障の行財政
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 年金保険制度の沿革と概要
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 年金保険制度の具体的な仕組みと財政・給付の内容
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 年金保険制度をめぐる動向と今後の課題
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 医療保険制度の沿革と概要
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 医療保険制度の具体的な仕組みと財政・給付の内容
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 医療保険制度をめぐる動向と今後の課題
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 社会保障制度の再構築
教科書・テキストTextbooks
川村匡由編『福祉ライブラリ 改訂社会保障』(建帛社、2020年)
参考書等References
今井伸編『新 わかる・みえる社会保障論−事例でつかむ社会保障入門−』(みらい、2021年)
増田雅暢・小島克久・李忻編『よくわかる社会保障論』(法律文化社、2021年)
増田幸弘・三輪まどか・根岸忠編『変わる 福祉社会の論点【第3版】』(信山社、2021年)
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
定期試験80%、レポート20%
単位修得には、全授業回数の2/3以上の出席を必要とする。各DP観点の達成状況を勘案する。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 社会保障・社会福祉の基本的な概念や対象及び理念を修得し、日本の社会保障の発展過程を概観することができる。また法制度の理解することで人と社会、暮らし(生活)と現実に起きている社会保障の問題を結びつけて考えることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 社会保障・社会福祉の概念や対象及び理念の修得と法制度を十分に理解し、現実に起きている社会保障の問題と結びつけて考えることができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 社会保障・社会福祉の概念や対象及び理念の修得と法制度を理解している。そして、現実に起きている社会保障の問題と結びつけて考えることができる。
- 目標途上水準 / Good
- 社会保障・社会福祉の概念や対象及び理念の修得と法制度の基礎的な理解はなされている。そして、現実に起きている社会保障の問題と結びつけて考えることができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 社会保障・社会福祉の概念や対象及び理念の修得と法制度の理解は、やや不十分ではあるが、なされている。そして、現実に起きている社会保障の問題と結びつけて考えることができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 社会保障・社会福祉の概念や対象及び理念の修得と法制度の基礎的な理解が十分ではない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 人と社会を支えるための年金保険と医療保険の法制度と具体的な内容について説明することができる。社会保障・社会福祉制度を活用した実際の相談援助活動から課題を見出して、社会保障制度の将来像を考えることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 年金保険と医療保険の法制度と具体的な内容を十分に理解し、説明することができる。また法制度を活用した実際の相談援助活動から課題を見出して、社会保障制度の将来像を考えることができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 年金保険と医療保険の法制度を理解している。また法制度を活用した実際の相談援助活動から課題を見出して、社会保障制度の将来像を考えることができる。
- 目標途上水準 / Good
- 年金保険と医療保険の法制度の基礎的な理解はなされている。また法制度を活用した実際の相談援助活動から課題を見出して、社会保障制度の将来像を考えることができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 年金保険と医療保険の法制度の理解は、やや不十分ではあるが、なされている。また法制度を活用した実際の相談援助活動から課題を見出して、社会保障制度の将来像を考えることができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 年金保険と医療保険の法制度の理解が十分ではない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 社会保障制度の意義と役割について、その法源となる日本国憲法(生存権、幸福追求権)から説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 社会保障制度の意義と役割について、その法源となる日本国憲法(生存権、幸福追求権)から十分理解し、説明することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 社会保障制度の意義と役割について、その法源となる日本国憲法(生存権、幸福追求権)を理解し、説明することができる。
- 目標途上水準 / Good
- 社会保障制度の意義と役割について、その法源となる日本国憲法(生存権、幸福追求権)の基礎的な理解はなされており、説明することができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 社会保障制度の意義と役割について、その法源となる日本国憲法(生存権、幸福追求権)の理解が、やや不十分である。
- 近接水準 / Inadequate
- 社会保障制度の意義と役割の理解が十分ではない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation