シラバス - 政治理論
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- ナンバリングコードCode
- ILA-bas2-208
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- 科目名Subject Name
- 政治理論
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- 担当者名Instructor
- 淺野 塁
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- PC教室7[1号館4階]
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 比較政治学
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 比較政治学で用いられる経験的な政治分析の手法を学習・応用する。
(1)比較政治学に関連するリサーチクエスチョンを立て、仮説を検証する方法について検討する。
(2)定量的なデータを用いて仮説検定を実行し、得られた結果を解釈する。
授業の概要Method of Instruction
経験的な政治分析の手法を学習し、実際に定量的なデータを用いて分析を実行する。とくに比較政治学に関連するトピックを例として取り扱う。本講義で習得するリサーチデザインは、後期に開講される「比較政治学」で取り扱う理論枠組みや実証的知見を理解するうえで有用である。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
参考書や講義資料に基づき事前学習を行う。実証分析の手法に慣れるために、課題を通じて実際にPCでデータに触れてみる。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- イントロダクション
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 科学的であることの条件
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- リサーチクエスチョンを提示する
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仮説を導出する
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 概念の操作化
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 共変関係と因果関係
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 分析対象を選択する
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- データを収集する
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- データを要約する
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- データを描画する
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仮説を検定する
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 回帰分析を実行する
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 希望者によるプレゼンテーション
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 希望者によるプレゼンテーション
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
リサーチデザインや経験的方法全般について
・久米郁男『原因を推論する--政治分析方法論のすゝめ』(有斐閣)
・伊藤公一朗『データ分析の力--因果関係に迫る思考法』(光文社新書)
・森田果『実証分析入門--データから「因果関係」を読み解く作法』(日本評論社)
データ分析手法やプログラミングについて
・今井耕介『社会科学のためのデータ分析入門(上・下)』(岩波書店)
・浅野正彦・矢内勇生『Rによる計量政治学--統計学で政治現象を分析する』(オーム社)
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
レポート課題を課す。詳細については講義中に指示する。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
プレゼンテーションに対しては口頭でフィードバックを提供する。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
レポート課題の内容、および積極的な授業参加、出席・遅刻の有無によって評価する。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 「授業の到達目標」に示した以下二点について、レポート課題を通して到達度を評価する。
(1)比較政治学に関連するリサーチクエスチョンを立て、仮説を検証する方法について検討する。
(2)定量的なデータを用いて仮説検定を実行し、得られた結果を解釈する。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 経験的な政治分析の手法について深く理解し、自身でリサーチクエスチョンに答えるためのリサーチデザインを設計することができている。プレゼンテーションや発言を通じて常に授業に積極的に参加している。レポート課題において、リサーチデザインを明確に示し、筋道立てて仮説検証のプロセスを説明することができている。
- 目標到達水準 / Excellent
- 経験的な政治分析の手法について理解し、自身でリサーチクエスチョンに答えるためのリサーチデザインを設計することができている。プレゼンテーションや発言を通じて授業に積極的に参加している。レポート課題において、リサーチデザインを明確に示し、仮説検証のプロセスを説明することができている。
- 目標途上水準 / Good
- 経験的な政治分析の手法について深く理解しているが、自身でリサーチデザインを組み立てる作業にはやや不十分な点が見受けられる。発言を通じて授業に積極的に参加している。レポート課題において、リサーチデザインを明確に示すことができている。
- 目標下限水準 / Adequate
- 経験的な政治分析の手法について深く理解しているが、自身でリサーチデザインを組み立てる作業にはやや不十分な点が見受けられる。発言を通じて授業に積極的に参加している。レポート課題において、リサーチデザインを明確に示すことができている。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
積極的に授業に参加すること。授業後半ではPCを用いた実習を予定していますが、教室設備や受講生の状況に応じて授業内容や運用を変更する可能性があります。ご了承ください。