シラバス - 専門演習III(2)
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- ナンバリングコードCode
- LAW-sem4-401
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- 科目名Subject Name
- 専門演習III(2)
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- 担当者名Instructor
- 石森 久広
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 4
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- 学期Semester
- 後期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 金曜5時限
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- 教室Classroom
- 講義室21
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 行政法に関する重要判例、それをめぐり展開された議論を跡付けることを通じて、多様な法的視点をもち、多様な思考ができる力を養うことを目指し、これを基に、細心の裁判例を素材に判例評釈を書いてもらうことを目指します。併せて、法学文献の調査・入手方法、レジュメ作成・プレゼンテーションの作法、質問・意見の述べ方等をブラッシュアップします。
授業の概要Method of Instruction
まず、前半は、〔Ⅰ〕著名な行政法判例の「評釈」「解説」部分を意識しながら、判決文を改めて一緒に読んでいきます。次いで、〔Ⅱ〕読む立場から書く立場に視点を移して、〔Ⅰ〕と同じ判例の「評釈」「解説」を読み比べていきます。著者が当該判決の説明・評価をどのような手法で行っているかを分析します。そのうえで、後半は、〔Ⅲ〕簡潔で良いので(1人刷り上がり4頁ぐらい?)「判例評釈」の執筆を目指したいと思います。各自、新しい判例を1つ選択し、初期報告、中間報告、最終報告を交えながら、最後、ゼミ生のみなさんの『判例評釈集』がで
きるといいなと思っています。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
ゼミでの報告や議論に生かせるよう、事前学習に重点を置いてください。事後学習は、ゼミで確かめたいと思った事項の確認、興味を持った事項の発展学習に充ててください。時間の目安は事前2時間、事後1時間とします。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ガイダンス
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 行政法著名判例(1)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 行政法著名判例(2)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 行政法著名判例(3)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 書く立場に立って判例評釈を読んでみる(1)
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 書く立場に立って判例評釈を読んでみる(2)
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 書く立場に立って判例評釈を読んでみる(3)
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 『ゼミ判例評釈集』の構成検討
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 執筆手順・作法の確認
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 初期報告(1)
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 初期報告(2)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中間報告(1)
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中間報告(2)
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 最終報告
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
その都度、紹介します。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
適宜、ゼミの中で各自の検討課題を示します。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
ゼミの中でフィードバックします。また、適宜、ゼミ外でも対応します。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
報告(内容・姿勢)50%、発言(他の報告へのコミットの内容・姿勢)50%で評価します。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 講義科目で習得した基本的知識を基に、それを応用しながら自ら思考し、新しい問題の解決に向けて多角的な調査・検討ができ、適切な判断を行って、その過程及び自らの見解を口頭及び書面で他者に的確に説明できる能力と姿勢を身に着けたか。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 講義科目で習得した基本的知識を基に、それを応用しながら自ら思考し、解決に向けて多角的な調査・検討ができ、適切な判断を行って、口頭及び書面で他者に的確に説明できる能力と姿勢を顕著に身に着けた。
- 目標到達水準 / Excellent
- 講義科目で習得した基本的知識を基に、それを応用しながら自ら思考し、解決に向けて多角的な調査・検討ができ、適切な判断を行って、口頭及び書面で他者に的確に説明できる能力と姿勢を十分身に着けた。
- 目標途上水準 / Good
- 講義科目で習得した基本的知識を基に、それを応用しながら自ら思考し、解決に向けて多角的な調査・検討ができ、適切な判断を行って、口頭及び書面で他者に的確に説明できる能力と姿勢につき、必要な水準をクリアできている。
- 目標下限水準 / Adequate
- 講義科目で習得した基本的知識を基に、それを応用しながら自ら思考し、解決に向けて多角的な調査・検討ができ、適切な判断を行って、口頭及び書面で他者に的確に説明できる能力と姿勢につき、最低限必要な水準はクリアできているが、物足りない点も残る。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
本ゼミを通じて、3年ゼミで築いた皆さんの関係を継続してもらいと思います。皆さんが相互の絆をさらに深めて卒業の日を迎えられるよう微力を尽くしたいと思っています。