シラバス - 専門演習I(10)

  • ナンバリングコードCode
    LAW-sem2-243
  • 科目名Subject Name
    専門演習I(10)
  • 担当者名Instructor
    田中 英司
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    火曜3時限
  • 教室Classroom
    1-714
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
 変容する国内外や現代社会の諸現象に関する課題を理解し、それを解決するために、法学の概念や理論のみにとらわれない広い視野と批判的見地から、課題を検討し、新たな秩序の形成に参与することができる。
・課題を理解し、広い視野と批判的見地から、課題を検討することができる。
・課題を解決するために、広い視野と批判的見地から、新たな秩序の形成に参与することができる。

授業の概要Method of Instruction

 民法・財産法の法領域のなかで、総則・物権総論に関する判例を素材として、
具体的な事例の解決を考えることにより、民法の解釈学の基本を学ぶ。
 ひとつの判例について、1 事案の概要と経緯、2 判旨、3 本判例の
位置づけ、および、4 本判例の評価に関して、報告班はレジュメを作成するこ
とが必要である。その報告にもとづいてゼミ形式で授業を進める。民法総則と
物権総論の判例を対象とする。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

 原則として、1回の授業で1つの判例を取り扱う。例外として、1つの判例について2回目に徹底的議論を行うこともある。その日の対象
判例は、前の時間に指示するので、全員必ず事前学習をして臨むことが必要である。また、その日に取り扱った判例については、授業を踏まえて、事後学習をすることによって理解を深めること(合計して、各回あたり2コマ相当の自主学習が求められる)。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    演習の前置き
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例学習の前提となることがらの説明
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(1)
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(2)
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(3)
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(4)
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例の徹底的議論(1)
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(5)
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(6)
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例の徹底的議論(2)
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(7)
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(8)
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    判例報告・議論(9)
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    全体のまとめ

教科書・テキストTextbooks

 『民法判例百選 Ⅰ 総則・物権』(有斐閣)、および、『判例プラクティス 民法 Ⅰ 総則・物権』(信山社)のなかから指示する。取り上げる判例は限られているので無理に購入する必要はない。ただし、その日に扱われる判例は各自図書館等でコピーして事前学習をすること。

参考書等References

 特にない。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

 授業時間中に行う報告については、レジュメを作成したうえで行うこと。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

 レジュメ・報告の内容については、授業時間中にコメントする。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

 報告、議論の内容、ならびに、授業への参加状況で評価する。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
 変容する国内外や現代社会の諸現象に関する課題を理解し、それを解決するために、法学の概念や理論のみにとらわれない広い視野と批判的見地から、課題を検討し、新たな秩序の形成に参与することができる。
・課題を理解し、広い視野と批判的見地から、課題を検討することができる。
・課題を解決するために、広い視野と批判的見地から、新たな秩序の形成に参与することができる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
課題の理解・検討、ならびに、課題の解決の方向性について、卓越している。
目標到達水準 / Excellent
課題の理解・検討、ならびに、課題の解決の方向性について、目標に到達している。
目標途上水準 / Good
課題の理解・検討、ならびに、課題の解決の方向性について、目標の途上にある。
目標下限水準 / Adequate
課題の理解・検討、ならびに、課題の解決の方向性について、目標の下限にある。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

 担当班は、レジュメの作成、報告および司会を担当すること。