シラバス － 民法（契約法）(2)

  • ナンバリングコードCode
    LAW-bas2-207
  • 科目名Subject Name
    民法（契約法）(2)
  • 担当者名Instructor
    小出　隼人
  • 単位Credit
    4
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2/3-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
    /JD/JE/JF/JK/Jd/Je/Jf/Jk
  • 曜限Day/Period
    月曜4時限/木曜4時限
  • 教室Classroom
    2-511
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
契約法の基礎的な内容(制度趣旨、要件・効果等)を理解する。
事例問題等について適切に問題を分析し、法的解決を説明できるようになる。
契約法における重要な論点についても判例・学説を用いながら理解し、十分に説明できるようになる。

授業の概要Method of Instruction

本授業は、民法典の第三編債権第二章契約について扱うものです。本授業では、契約法における法制度の趣旨、要件・効果等の基本的な事項を扱い、それをふまえ重要な論点については判例・学説を紹介しながら授業を行います。また、授業は基本的に教科書に沿って進んでいきますが、毎回資料も配布します。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

授業の内容については事前に教科書で確認してください。授業後は基礎知識を固めるために教科書、配布資料、ノート等で復習してください。復習問題が出された場合、授業内で解説も行いますのでしっかりと取り組み復習に役立ててください。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ガイダンスー契約総論と契約各論
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の基本理念
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    定形約款
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の成立
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の効力⑴ー契約交渉段階、原始的不能
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の効力⑵ー同時履行の抗弁権
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の効力⑶ー危険負担
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の効力⑷ー事情変更の法理、第三者のためにする契約
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の解除⑴ー解除の意義と要件
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約の解除⑵ー効果
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約総論のまとめ
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    売買⑴ー成立、効力
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    売買⑵ー契約不適合の意義、態様
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    売買⑶ー契約不適合の効果
  • 15回目Session 15 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    贈与⑴ー贈与の意義、効力
  • 16回目Session 16 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    贈与⑵ー特殊な贈与
  • 17回目Session 17 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    消費貸借
  • 18回目Session 18 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    賃貸借⑴ー賃貸借の意義、賃貸人・賃借人の義務等
  • 19回目Session 19 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    賃貸借⑵ー賃借権の存続期間、賃借権の第三者に対する効力等
  • 20回目Session 20 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    賃貸借⑶ー賃借権の譲渡、転貸借、使用貸借等
  • 21回目Session 21 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    請負
  • 22回目Session 22 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    委任
  • 23回目Session 23 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    雇用
  • 24回目Session 24 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    寄託
  • 25回目Session 25 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    組合
  • 26回目Session 26 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    交換、和解、終身定期金
  • 27回目Session 27 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約各論のまとめ
  • 28回目Session 28 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    契約法の総括

教科書・テキストTextbooks

松井和彦ほか『契約法［第2版］』(日本評論社、2024)。

参考書等References

判例教材として、窪田充見＝森田宏樹編『民法判例百選Ⅱー債権［第９版〕』(有斐閣、2023)、中原太郎ほか『民法④ 債権各論判例30!』(有斐閣、2017)。そのほかの参考書については講義内で適宜指示します。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題として復習問題を配布することがあります(事例問題、論述問題、○×問題、空欄補充問題等々)。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業内で解説を行います。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

定期試験(100%)に基づいて評価する。定期試験は筆記試験で行い、授業の到達目標をふまえ、契約法における基礎的な内容(制度趣旨、要件・効果等)に関するもの、事例問題、債権総論における重要な論点に関するものを予定しています。受講状況により変更する場合は授業内でお知らせします。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
契約法の基礎的な内容(制度趣旨、要件・効果等)を理解する。
事例問題等について適切に問題を分析し、法的解決を説明できるようになる。
契約法における重要な論点についても判例・学説を用いながら理解し、十分に説明できるようになる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
契約法の基礎的な内容(制度趣旨、要件・効果等)を十分に理解している。事例問題に対して法的解決を適切に説明でき、契約法における重要な論点についても判例・学説を用いながら理解し、十分に論じることができている。
目標到達水準 / Excellent
契約法の基礎的な内容(制度趣旨、要件・効果等)を理解している。事例問題に対しては法的解決を適切に説明でき、契約法における重要な論点についても判例・学説を用いながら一定程度理解し、説明できるようになっている。
目標途上水準 / Good
契約法の基礎的な内容(制度趣旨、要件・効果等)を理解している。事例問題に対する法的解決を適切に説明できてはいるものの、契約法における重要な論点については理解が所々不十分である。
目標下限水準 / Adequate
契約法の基礎的な内容(制度趣旨、要件・効果等)を理解している。不十分な点はあるものの、事例問題に対して法的解決を一定程度説明できている。契約法における重要な論点については理解が全体的に不十分である。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

最新の六法を携行してください。課題や配布資料等の配布や、授業に関わる諸連絡についてmoodleを利用することがありますので、適宜チェックするようにしてください。詳しい履修上の注意については授業でお伝えします。