シラバス － 法哲学I

  • ナンバリングコードCode
    LAW-bas3-304
  • 科目名Subject Name
    法哲学I
  • 担当者名Instructor
    毛利　康俊
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1-4/3-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜4時限
  • 教室Classroom
    2-407
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
法哲学は、法概念論、法価値論、法学方法論の三分野からなるといわれる。この講義では、法価値論を扱う。主たる問題は、あるべき社会秩序、法秩序である。

授業の概要Method of Instruction

近年の法価値論は、倫理学、政治哲学、経済思想との融合が激しい。そこで、この講義ではそれらと関連づけながら、正義などの法価値を検討していく。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

授業中に解いた練習問題を復習として解きなおすことが強く推奨される。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    近代法の基本構造と価値
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    自由の観念
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    平等の観念
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    経済体制１
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    経済体制２
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉国家
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    功利主義１
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    功利主義２
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    自律性の倫理１
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    自律性の倫理２
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    共同体論１
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    共同体論２
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    法にかかわる一般的価値
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：190分
    テスト

教科書・テキストTextbooks

なし

参考書等References

深田三徳、濱真一郎編著『 よくわかる法哲学・法思想[第2版]』ミネルヴァ書房、 2015年
ジャコモ・コルネオ『よりよき世界へ：資本主義に代わりうる経済システムをめぐる旅』岩波書店
宮本太郎『福祉政治』有斐閣

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

期末試験１００％で評価する。期末試験は、あるべき社会秩序、法秩序を考察するための諸概念、諸理論への習熟度合を測る内容とする。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
あるべき社会秩序、法秩序を考察するための諸概念、諸理論への習熟度合
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
あるべき社会秩序、法秩序を考察するための諸概念、諸理論を正確に理解し、現実に生じている問題に説得的に適用できる。
目標到達水準 / Excellent
あるべき社会秩序、法秩序を考察するための諸概念、諸理論を正確に理解し、現実に生じている問題に一応適用できる。
目標途上水準 / Good
あるべき社会秩序、法秩序を考察するための諸概念、諸理論を正確に理解している。
目標下限水準 / Adequate
あるべき社会秩序、法秩序を考察するための諸概念、諸理論をほぼ理解している。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

抽象度の高い議論が多いので、授業を集中して聞き、練習問題を解くことが重要である。