シラバス － 専門演習II(11)

  • ナンバリングコードCode
    LAW-sem3-339
  • 科目名Subject Name
    専門演習II(11)
  • 担当者名Instructor
    田中　慎一
  • 単位Credit
    4
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    通年
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    金曜4時限
  • 教室Classroom
    1-716
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C（総合的な学修経験・創造性）
本演習の到達目標は以下の二つです。
１変容する国内外や現代社会の諸現象に関する課題を理解し、自らその解決にむけて法学の概念および理論のみにとらわれない広い視野と批判的見地から検討をすることができる。
２変容する国内外や現代社会の諸現象の課題を解決するため、あるべき社会を展望して新たな秩序を形成することへ、法学のみにとらわれない広い視野から能動的に参与することができる。

より具体的には、１については適切かつ豊富な資料に基づいて会社法の課題の理解を高めてを広い視野と批判的見地から検討することを目標とします（目標①）。２については、目標①による会社法の理解と検討を踏まえて、課題を解決するために能動的に参与する前提として、ゼミでの報告者として検討の結果を自らの言葉で分かりやすくプレゼンテーションを行う力と、報告を聞く者として他のゼミ生のプレゼンテーションに積極的に質問・意見することで報告者と共に検討を深めることを目標（目標②）とします。

授業の概要Method of Instruction

本演習では、受講生はグループに分かれ、各グループが会社法上の問題からテーマを設定します。その上で、テーマについて行った検討をもとに報告を行います。テーマの定め方、報告の方法等の詳細は、ゼミ生となった皆さんの相談で決まります。たとえば、事例を設定して、その事例を検討したり、原告・被告側に分かれて考えてみたり、特定の制度や規制について深く検討したりなどの方法が考えられます。
また、夏季に他大学との合同ゼミ、後期に西南カップ（法学部主催法律討論会）の参加を行っています（ここ2年は実施できていません）。
スケジュールは、ゼミ生との相談の上決めていきますが、本シラバスで示す各回ごとの授業内容は、一つのモデルとお考え下さい。西南カップに参加する場合にはゼミ内で西南カップの準備回を数回取ります。

本授業は、諸般の状況に応じて一部回数(全授業回数の半数未満に収まる範囲)を遠隔で実施することがあります(実施する場合、履修者にはMoodleにより別途詳細を連絡します)。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

本科目は演習科目です。授業各回あたり、2 コマ相当の自主学習が求められます。
　第一回目にゼミの進め方、班分け、各班の報告分担を決定します。そのスケジュールに基づいて、報告準備を行います。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    自己紹介、前期班分けとスケジュール決定、ゼミ内役割分担決定
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    班ごとの前期テーマ選定
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    前期テーマに関する検討と個別相談
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    A班の報告と議論（1回目）
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    B班の報告と議論（1回目）
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    C班の報告と議論（1回目）
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    D班の報告と議論（1回目）
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    E班の報告と議論（1回目）
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    第1回報告を踏まえた個別相談
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    A班の報告と議論（2回目）
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    B班の報告と議論（2回目）
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    C班の報告と議論（2回目）
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    D班の報告と議論（2回目）
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    E班の報告と議論（2回目）
  • 15回目Session 15 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    後期班分けとスケジュール決定
  • 16回目Session 16 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    班ごとの後期テーマ選定
  • 17回目Session 17 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    後期テーマに関する検討と個別相談
  • 18回目Session 18 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    A班の報告と議論（1回目）
  • 19回目Session 19 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    B班の報告と議論（1回目）
  • 20回目Session 20 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    C班の報告と議論（1回目）
  • 21回目Session 21 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    D班の報告と議論（1回目）
  • 22回目Session 22 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    E班の報告と議論（1回目）
  • 23回目Session 23 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    第1回報告を踏まえた個別相談
  • 24回目Session 24 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    A班の報告と議論（2回目）
  • 25回目Session 25 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    B班の報告と議論（2回目）
  • 26回目Session 26 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    C班の報告と議論（2回目）
  • 27回目Session 27 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    D班の報告と議論（2回目）
  • 28回目Session 28 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    E班の報告と議論（2回目）

教科書・テキストTextbooks

適宜指示する。

参考書等References

適宜指示する。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

報告テーマについて、資料収集・資料の分類分析・レジュメ作成を授業時間外に進める必要がある。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

報告時にフィードバックするほか、必要に応じて授業時間外に個別にフィードバックを行う。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

出席、ゼミ中の報告・発言、レポート、報告準備への貢献等を総合的に勘案して評価する。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C（総合的な学修経験・創造性）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
本演習の到達目標は以下の二つです。
１変容する国内外や現代社会の諸現象に関する課題を理解し、自らその解決にむけて法学の概念および理論のみにとらわれない広い視野と批判的見地から検討をすることができる。
より具体的には、１については適切かつ豊富な資料に基づいて会社法の課題の理解を高めてを広い視野と批判的見地から検討すること（目標①）
２変容する国内外や現代社会の諸現象の課題を解決するため、あるべき社会を展望して新たな秩序を形成することへ、法学のみにとらわれない広い視野から能動的に参与することができる。
より具体的には目標①による会社法の理解と検討を踏まえて、課題を解決するために能動的に参与する前提として、ゼミでの報告者として検討の結果を自らの言葉で分かりやすくプレゼンテーションを行う力と、報告を聞く者として他のゼミ生のプレゼンテーションに積極的に質問・意見することで報告者と共に検討を深めること（目標②）
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
報告時の資料の豊富さ、検討における視野の広さと分析の鋭さ、およびプレゼンテーションのわかりやすさが卓越しており、報告を聞く際の積極的議論参加が報告者の分析をより深いものにすることができている。
目標到達水準 / Excellent
報告時の資料の豊富さ、検討における視野の広さと分析の鋭さ、およびプレゼンテーションのわかりやすさが十分であり、報告を聞く際の積極的議論参加ができている。
目標途上水準 / Good
報告時の資料の豊富にするため、検討における視野の広さと分析の鋭さを得るための努力が見られ、およびプレゼンテーションへの工夫は見られるが、まだ改善の余地がある。報告を聞く際の議論参加がができている。
目標下限水準 / Adequate
報告時の資料収集およびプレゼンテーションへの工夫は最低限見られる。報告を聞く際の議論参加がができている。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

無断欠席は当然ながら厳禁です。裁判例や文献等、相当量の予習が必要となります。ゼミの時間中は、積極的に疑問点を発言することが必要です。上記の通り、議論を通じて、自らの力で考え、自らの言葉で発言すること力を高めることも本ゼミの大きな目標です。