シラバス - 基礎演習(523)

  • ナンバリングコードCode
    LAW-int1-103
  • 科目名Subject Name
    基礎演習(523)
  • 担当者名Instructor
    釜谷 真史
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
    JK/Jk
  • 曜限Day/Period
    火曜2時限
  • 教室Classroom
    1-705
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
この演習は、法学部生活のスタートを踏み出すにあたって必要な以下の基礎スキルについて、なぜこのようなスキルを身に着ける必要があるのかを実感したうえで、そのスキルを身に着けていくことを目的としています。
①情報収集スキル:YahooやGoogleに頼った情報収集から抜け出し、データベースを駆使しつつ、新聞記事や各種統計・専門論文などから資料を収集できるようになる。
②立論スキル:集めた資料をもとに、言いたいことを筋道を立てて主張できるようになる。さらに、相手の発言も正確に理解し必要に応じて適切な反駁ができるようになる。

授業の概要Method of Instruction

主として西南式ディベートという方法を用い、グループでのディベート方式で学びます。
なお、授業および授業準備には、4人のSA(上級生アシスタント)のサポートを受けます。
※授業計画は他クラスとのスケジュール調整の関係上、変更の可能性があります。ご了承ください。
<1〜4回>
 自己紹介や「好き・嫌い、賛成・反対」といったテーマでのプチトークをしながら、「いいたいことを筋道立てて話す」「相手の言うことを正しく理解し、自分の意見を表してみる」ことを学んでいきます。
 また、ディベートのルールを「ディベートルール説明会」で学んだり、図書館での資料収集方法を「図書館利用説明会」で学んだりするのもこの時期です。
<5〜14回>
 グループに分かれてディベート準備を行い、実際に練習してみます。テーマはゼミ生とSAとで決定します。7月には、他の基礎演習クラスと合同で開催予定の合同ディベート大会に参加し、力試しをしてみましょう

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

授業中に行うディベートのために、決められた期日までに、グループ単位でディベート準備(資料収集から文献の読み込み、そして立論作成)を行う必要があります。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    ガイダンス/説明対話力Up講座①(じぶんプレゼン!/Moodle投稿の仕方を学ぶ))
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    説明対話力Up講座②(好き嫌い/メールのマナーを学ぶ)
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    説明対話力Up講座③(賛成反対/文献収集の必要性・方法を学ぼう)     *図書館利用説明会/第1回アンケート
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(0)導入:ルールを学ぶ(ミニ・ディベートに挑戦) *ディベートルール説明会
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(1)1回目    
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(1)2回目
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(1)3回目
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(2)1回目
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(2)2回目
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(2)3回目
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(3)1回目
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(3)2回目
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ディベート(3)合同ディベート大会(予定)
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    全体のまとめ――振り返りスピーチ

教科書・テキストTextbooks

西南法学基礎教育研究会『法学部ゼミガイドブックーディベートで鍛える論理的思考力ー』(法律文化社)

参考書等References

なし。必要に応じ授業内で指示する。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

・ディベート
・授業内で行う振り返り
・課題: Moodle上のアンケート、ミニテスト類(「図書館利用説明会」「ディベートルール説明会」)

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業内での口頭でのコメントによって行う。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

毎授業での発言内容、出席・遅刻の有無、「課題」提出状況により評価する。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
上記「授業の到達目標」に従い、
①情報収集スキル【30点】:インターネット上の検索エンジンに頼った情報収集から抜け出し、データベースを駆使しつつ、新聞記事や各種統計・専門論文などから資料を収集できるようになったか。
②立論スキル【30点】:集めた資料をもとに、言いたいことを筋道を立てて主張できるようになったか。さらに、相手の発言も正確に理解し必要に応じて適切な反駁ができるようになったか。
に加え、
③積極的に学ぶ姿勢があるか【40点】
を評価する。
評価の際には、①②については毎授業での発言内容、③については出席・遅刻の有無、課題提出状況を基礎とする。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
インターネット上の検索サイトに頼らず、図書館所蔵データベースを駆使し、新聞記事や各種統計・専門論文などから幅広く適切な資料を収集できており、これらをもとに、言いたいことを筋道を立てて主張し、相手の発言も正確に理解し必要に応じて適切な反駁をなしている。授業全体を通じ、積極的に学ぶ姿勢が顕著にみられる。
目標到達水準 / Excellent
図書館所蔵データベースをある程度活用し、新聞記事や各種統計・専門論文などから資料を収集できており、これらをもとに立論し、相手の発言に反駁することができている。授業全体を通じて積極的に学ぶ姿勢がみられる。
目標途上水準 / Good
資料収集の方法、立論や反駁の方法は理解しており、一定程度は毎回の授業に生かすことができている。授業に出席し、課題を提出することはできている。
目標下限水準 / Adequate
資料収集の方法、立論や反駁の方法は理解しており、毎回の授業に生かそうという姿勢はみられる。授業に出席し、課題を提出することはできている。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

大学生活が始まったばかりで、法学部生活、右も左もわからないという人も多いことでしょう。このクラスがそんな皆さんの、法学部での最初の居場所となればと願っています。せっかく縁あって同じクラスになった仲間ですから、お互い切磋琢磨しながら、大学生活の第一歩を踏み出していきましょう。SA(Student Assistant)を務めてくれる法学部上級生4人とともに、私も、皆さんと会えるのを楽しみにしています。