シラバス - 基礎演習(510)
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- ナンバリングコードCode
- LAW-int1-103
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- 科目名Subject Name
- 基礎演習(510)
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- 担当者名Instructor
- 山田 恵子
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
- JE/Je
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- 曜限Day/Period
- 火曜2時限
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- 教室Classroom
- 1-712
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 本授業では、受講者が、身近な事柄と法学とを結びつけて思考・判断する能力や姿勢を身につけることを目標とします。具体的には、以下の2点を目標とします。
(1)受講者が、法制度や社会の実情を適切に認識・表現するための情報収集力・分析力・プレゼンテーション(ディベート)能力を獲得している(DP観点【A2:70%】)。
(2)受講者が、法の観点から、現代社会の実情・課題を検討することができる(DP観点【A3:30%】)
授業の概要Method of Instruction
・授業の内容:受講生に興味・関心のあるテーマ(法的なトピック)を選んでいただき、そのトピックをもとに、基礎的なアカデミックスキルや法的問題を学びます。
・授業の方法:西南式ディベートという方法を用い、グループに分かれてディベートの準備(資料収集から文献の読み込み、立論・反駁作成など)や試合を行います。なお、授業および授業準備には、SA(上級生アシスタント)のサポートを受けます。積極的にSAの助言を得るようにしてください。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は演習科目です。授業各回あたり、2コマ(200分)相当の自主学習が求められます。
・事前学習:授業中に行うディベートのため、グループ単位でしっかり準備(図書館等に所蔵されている雑誌・文献や論文、新聞記事、各種統計の調査や読み込み、立論・反駁作成など)にとりくんでください(7割)。
・事後学習:各回の授業で学習した事項については必ず復習し、理解を深めておいてください(3割)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ガイダンス:自己紹介、授業の進め方など
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(0)資料収集の方法(図書館利用説明会)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(0)ルールの理解(ディベートルール説明会)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(1)準備①ブレイン・ストーミング
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(1)準備②立論
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(1)準備③立論報告/反駁と反対側立論
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(1)試合
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(2)準備①立論
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(2)準備②立論報告・反駁と反対側立論
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(2)試合
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(3)準備
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(3)試合
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート(4)合同ディベート大会
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 総括
教科書・テキストTextbooks
西南法学基礎教育研究会『法学部ゼミガイドブックーディベートで鍛える論理的思考力ー[改訂版]』(法律文化社、2019年)
参考書等References
なし
(*授業内で、適宜紹介します。)
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
・ディベート準備の各回(第5回、6回、8回、9回)には、立論・反駁等の「スピーチ原稿(小レポート)」を提出していただきます。
・第2回(図書館利用説明会)と第3回(ディベートルール説明会)に「小テスト」を行います。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
授業内での口頭のコメントによって行います。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
・DP観点【A2:70%】については、授業への積極的参加(発言、質疑応答、ディベートへの参加など)、小レポートおよび小テストに基づいて成績評価を行います。
・DP観点【A2:30%】については、授業への積極的参加(発言、質疑応答、ディベートへの参加など)および小レポートに基づいて成績評価を行います。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 本授業の成績は、受講者が、身近な事柄と法学とを結びつけて思考・判断する能力や姿勢を身につけているかいなかを規準に評価します。具体的には、以下の2点を規準とします。
(1)受講者が、法制度や社会の実情を適切に認識・表現するための情報収集力・分析力・プレゼンテーション(ディベート)能力を獲得している(DP観点【A2:70%】)。
(2)受講者が、法の観点から、現代社会の実情・課題を検討することができる(DP観点【A3:30%】)
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 情報収集やディベート(プレゼンテーション)の方法を理解しており、自身の法や社会の実情・課題にかんする分析・検討を、他の人の分析・検討に照らし合わせて客観的・総合的に批評することができる。また、授業全体を通じて、積極的に学ぶ姿勢が特に顕著にみられる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 情報収集やディベート(プレゼンテーション)の方法を理解しており、それを法や社会の実情・課題を分析・説明するために活かしたうえで、批判的検討を加えることができる。また、授業全体を通じて、積極的に学ぶ姿勢が顕著である。
- 目標途上水準 / Good
- 情報収集やディベート(プレゼンテーション)の方法を理解しており、それを法や社会の実情・課題を分析・説明するために活かすことができる。また、授業全体を通じて、積極的に学ぶ姿勢がみられる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 情報収集やディベート(プレゼンテーション)の方法を理解し、適切に実践できる。また、授業への着実な参加(出席、小レポートの提出など)がみられる。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足している。または、上記の水準に値せず、能力として評価不適である。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
・ゼミ(演習)は授業時間外でのゼミ準備活動が充実しているかどうかで、ゼミ自体の盛り上がり・満足度が大きく左右されます。ディベート方式の場合にはとくに、いかにグループで全員が集まって議論する時間を確保するかが、ゼミの成功のカギです。大学生活はなにかと忙しいとは思いますが、せっかく縁あって集まった仲間ですから、グループ内ひとりひとりが協力して準備時間をうまくやりくりしていきましょう!
・無断欠席、正当な理由のない欠席は一切認めません。また、無断遅刻、正当な理由のない遅刻も同様です。その場合、以後の演習への参加を認めませんので注意してください。
・授業内容は適宜変更する場合がありえます。その場合は、授業内で適宜お知らせします。