シラバス － 基礎演習(504)

  • ナンバリングコードCode
    LAW-int1-103
  • 科目名Subject Name
    基礎演習(504)
  • 担当者名Instructor
    原　謙一
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
    JB/Jb
  • 曜限Day/Period
    火曜2時限
  • 教室Classroom
    1-101
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
　法学部では、専門的な法律問題について自ら問いを発見し、解決すべき問題に関連する情報（社会の実情、法律およびその基礎的概念・理論等）を踏まえる必要があり、これらの情報を収集・理解しなければならない。その上で、問いに向き合って深く考え、解決していく能力も必要となる。以上の能力を身につける前提として、本演習では身近で基礎的なテーマを素材にディベートを行う。
　演習では、ディベートの場において他の受講者と議論することのほか、ディベートの前提として情報を調査・検討することを通じて、情報の収集能力、収集した情報から問題を発見する能力、問題について論理的に分析・思考する能力、分析・思考した結果を表現する能力、さらには、グループで活動して意思形成を行う協調性などをも身につけることになる。

授業の概要Method of Instruction

　グループに分かれ、情報収集の訓練、考えるための訓練、自身の考えを伝える訓練などを行ったうえで、ディベートを実施する。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

　演習内の時間や演習外でさえも、各グループで時間をとって十分にコミュニケーションを図ることによって、各回の演習課題に取り組むこと。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ガイダンス
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    口頭による意見表明の方法①：具体例の提示
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    口頭による意見表明の方法②：結論と理由の対応関係
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    口頭による意見表明の方法③：批判と反論の方法
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    口頭による意見表明の方法④：資料に基づく情報の提示
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ディベート大会・全体説明会
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文書による意見表明の方法
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    裁判所見学（内容変更の可能性あり）
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ディベート①
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ディベート②
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ディベート③
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ディベート④
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ディベート⑤
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ディベート大会の実施

教科書・テキストTextbooks

　西南法学基礎教育研究会『法学部ゼミガイドブック［改訂版］−ディベートで鍛える論理的思考力』（法律文化社、2019年）を用いるので「必ず」購入し、毎回持参すること。

参考書等References

　授業時に随時指示する。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

　授業時に随時指示する。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

　課題出題の際に指示する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

　授業出席時の活動による平常点およびディベート・課題への参加状況などから総合的に判断する。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
　以下の能力が身についていること。
　　①情報収集力および情報理解力
　　②問題発見力
　　③論理的分析力・論理的思考力
　　④表現力
　　⑤協調性
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
上記①～⑤の能力全てが極めてよく身についている。
目標到達水準 / Excellent
上記①～⑤の能力全てがよく身についている。
目標途上水準 / Good
上記①～⑤の能力がほぼ身についている。
目標下限水準 / Adequate
上記①～⑤の能力のうち一部が身についている。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
　授業の3分の1以上の欠席は成績評価対象外となる。

履修上の注意Other Course Information

　せっかく調査・思考しても、それを発言しなくては自分の作業の意味が十分に発揮されない。そして、自己の発言はそれを受け止めてくれる他者がいてこそコミュニケーションとして成立する。したがって、自身の考えを発言し、また、他者が発言した際には、それをしっかりと受け止めて理解し、同意するにしても反対するにしても、できるかぎり自分の意見を適切な言葉・表現で伝える努力をすること。