シラバス - 経済学入門(5)

  • ナンバリングコードCode
    ECO-sem1-110
  • 科目名Subject Name
    経済学入門(5)
  • 担当者名Instructor
    平井 秀明
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    火曜2時限
  • 教室Classroom
    2-404
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
 経済理論の基礎を学び,市場の役割と限界や数量的分析の有用性を認識して,経済学的な思考に基づき現実の経済現象を理解できるようになる。
以下の3点を到達目標とする。
(1) 経済学の基本原理を理解し,説明できるようになること。
(2) ミクロ経済学,マクロ経済学の違いと基礎概念を理解すること。
(3) 基礎的な経済学の概念を現実の社会問題に応用できるようになること。

授業の概要Method of Instruction

 この授業は、経済学部1年生向けに、経済学の基礎を身に付けてもらうことを目的として開講される。講義形式ではあるが、授業計画に沿って、授業が進行するので、予習として必ず事前にテキストの該当箇所を読んでおくことが求められる。授業後は、テキストの内容の復習や自習課題に取り組んで、授業で学んだことを「自分のもの」にすることが求められる。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

 この授業は、講義科目であり、予習・復習が必須である。毎回の授業ごとに、以下の通り、最低200分相当の自主学習を求める。
・(予習)テキストの該当箇所(もしくは、教員から指定された箇所)を熟読し、自分で分かる箇所と分からない箇所を区別する。分からない箇所については、自分で可能な範囲で調べた上で、授業で質問できるように準備する。(約100分)
・(復習)授業で進んだ範囲について、授業で学んだことを振り返り、疑問点が解消したかを確認しながら、理解を深める。また、テキスト章末の練習問題(確認問題、復習問題、応用問題)等にも積極的に取り組むこと。(約100分)

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    オリエンテーション、経済学の体系について
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    経済学の十大原理
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    経済学者らしく考える
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    貿易からの利益、絶対優位と比較優位
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    市場における需要と供給
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    需要と供給および政府の政策
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    弾力性とは
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    消費者余剰、生産者余剰、市場の効率性
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    国民所得の測定
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生計費の測定
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生産と成長
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    貯蓄・投資と金融システム
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    貨幣と古典派理論
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    総需要と総供給

教科書・テキストTextbooks

N・グレゴリー・マンキュー(足立英之・石川城太・小川英治・地主敏樹・中馬宏之・柳川隆訳)『マンキュー入門経済学[第3版]』東洋経済新報社、2019年.

参考書等References

講義期間中に適宜,紹介する.

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

共通試験50%、平常点50%

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
経済理論の基礎を学び,市場の役割と限界や数量的分析の有用性を認識して,経済学的な思考に基づき現実の経済現象を理解できるようになる。
成績評価の観点として,以下の4点を設定する。
(1) 経済学の基本原理を理解し,説明できるようになること(希少性,機会費用,インセンティブなど)。
(2) ミクロ経済学の基礎を理解し,説明できるようになること(需要、供給、均衡、消費者余剰、生産者余剰など)
(3) マクロ経済学の基礎を理解し,説明できるようになること(GDP、名目と実質、利子率、物価など)
(4) 経済学的な考え方を理解し,現実の社会問題に応用できるようになること。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
経済学の基本原理,ミクロ経済学およびマクロ経済学それぞれの基礎概念をほとんど理解して,言葉や文章等で説明できる。また経済学的な考え方を高い次元で理解しており,現実の社会問題に十分に応用できる。
目標到達水準 / Excellent
経済学の基本原理,ミクロ経済学およびマクロ経済学それぞれの基礎概念をおおむね理解して,言葉や文章等で説明できる。また経済学的な考え方を十分に理解しており,現実の社会問題に積極的に応用できる。
目標途上水準 / Good
経済学の基本原理,ミクロ経済学およびマクロ経済学それぞれの基礎概念のうち重要なものを理解して,言葉や文章等で説明できる。また経済学的な考え方をある程度理解しており,現実の社会問題に応用できる。
目標下限水準 / Adequate
経済学の基本原理,ミクロ経済学およびマクロ経済学それぞれの基礎概念のうち一部は理解している。また経済学的な考え方の一部を理解して,現実の社会問題への応用を試みることができる。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

テキスト内容を補完する資料をMoodle on SEINSに掲載予定です.従って,各自,講義前にプリントアウトして講義に参加してください.