シラバス - キリスト教学I(47)

  • ナンバリングコードCode
    COR-lif1-100
  • 科目名Subject Name
    キリスト教学I(47)
  • 担当者名Instructor
    大月 栄子
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1/2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
    /EG/Eg
  • 曜限Day/Period
    火曜1時限
  • 教室Classroom
    1-302
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D(態度・志向性)
ヘブライ語聖書(旧約聖書)と新約聖書の基礎を学習し、聖書がどのようなものかを説明できるようになることを目標とする。

授業の概要Method of Instruction

キリスト教がどのような宗教かを知っておくことは国際社会を生きていくうえで肝要である。キリスト教はユダヤ教に起源をもつ宗教であるので、まずユダヤ教とキリスト教が共有するヘブライ語聖書(旧約聖書)のなかからキリスト教に関連する物語をいくつかピックアップして学び、次にキリスト教独自の聖典である新約聖書を学ぶ。特に「マルコ福音書」を中心にイエスの生涯と活動を辿る。ユダヤ教内で始まったイエスの活動がユダヤ教の枠外へと新たに展開していく過程をみながら、聖書とイエスについて基本的な知識を得ることを目標とする。
具体的にはヘブライ語聖書・新約聖書を概観し、そのなかからいくつかのテーマを取り上げ、聖書を引用しながら解説するかたちで授業を進める。理解を深めるためにスライドやDVDを使用するが、基本的には板書するので、適宜ノートをとること。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

特に予習の必要はないが、聞きなれない地名や人名が多いので、混同しないよう気を付けて復習すること。
特にカタカナ表記に注意が必要である。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    導入~聖書の舞台とキリスト教
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ヘブライ語聖書(旧約聖書)概論
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    「創世記」原初史
  • 4回目Session 4 遠隔授業 (Distance) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    「創世記」族長物語
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    イスラエルの民のカナン定着
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    新約聖書概論(1)
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    新約聖書概論(2)
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    マルコ福音書について
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    プロローグ
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    悪霊払い、説教、病者の癒し
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    イエスと婦人たち
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    受難に向かうイエス
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    死と復活
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    まとめと復習

教科書・テキストTextbooks

ギデオン「新約聖書」(入学時に配布されたものを必ず持参すること。)

参考書等References

なし

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

遠隔授業の場合、毎回1,2問程度の質問を課題として課す。提出期限は授業後1週間以内とする。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

課題の解答は次回の授業で説明する。諸事情で遠隔授業は続く際はMoodle上の「先生からのお知らせ」で発表する。
質問は対面でもメールでも対応する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

学期末の試験によって採点する。
授業中の私語やスマホ、内職、うつ伏せで寝る、その他迷惑行為があるときは予告なしにその都度2点減点する。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D(態度・志向性)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
授業への取り組み(出席、授業中の態度、課題等への取り組み)と授業で扱った聖書の基礎知識の吸収度によって評価する。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
聖書に関する基礎知識が十分にあり、旧約から新約への流れと新約聖書にみられる旧約聖書のモチーフなどが把握できている。
目標到達水準 / Excellent
新約聖書のジャンルや福音書の内容に関する基礎的知識がある。
目標途上水準 / Good
新旧約聖書の相違とつながりが理解できている。
目標下限水準 / Adequate
新旧約聖書の相違が理解できている。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

・出席確認を円滑にするため、また密着を避けるため指定席制とする場合がある。
・クラブ活動や交通事情等で遅刻・欠席するときは、講師に必ずその旨を伝え、後日必要に応じて公欠届等を提出すること。部活動や病欠で所定の届を提出した場合は欠席とみなさない。
・遅刻した際は、授業後に講師に理由を伝え、配布物(プリント等)は所定位置から取ること。
・30分以上の遅刻は欠席とみなす。
・オンデマンド授業の際は、決められた期日内に課題を提出することによって出席とする。
・遅延届を提出する場合は必ず裏面に学生番号と氏名を表記すること。
・スマホやタブレットでの撮影は禁止する。
・授業中の私語やスマホ操作、内職、迷惑行為があるときは予告なく減点する。
・1回の欠席につき2点減点とする。
・iPad, PC等でノートをとることは問題ないが、試験の際電子機器の持ち込みはできないため、ノートの持ち込みが許可される場合、あらかじめプリントするなどして持ち込むこと。