シラバス － 日本経済論

  • ナンバリングコードCode
    ECO-pol3-308
  • 科目名Subject Name
    日本経済論
  • 担当者名Instructor
    小野　浩
  • 単位Credit
    4
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜2時限/木曜3時限
  • 教室Classroom
    2-407
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
① 戦後の日本経済がたどってきた歴史的な歩みを理解する。
② ①を踏まえて、日本経済が直面する課題や問題点について、自分の意見や考えを提示できるようになる。

授業の概要Method of Instruction

戦後の高度成長期（1960年代前後）から現在に至るまでの日本経済の展開について、歴史的な視点から解説する。
戦後の経済史の理解を基礎として、日本経済が直面する諸課題について様々な角度から検討する。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

各回の講義テーマに関する専門用語、歴史的背景等について事前に調べ、概要を把握しておくこと（100分）
講義内容を復習し、演習問題に取り組むこと（100分）。
講義資料（スライド・レジュメ）はMoodleに掲示する。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ガイダンス・経済とは何か
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    現代経済の基本
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    高度成長期①　成長メカニズム
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    高度成長期②　景気循環と貿易構造
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    高度成長期③　都市化と大衆消費社会
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    高度成長期④　産業構造の高度化
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    高度成長期⑤　日本型企業システムの形成
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    安定成長期①　ニクソンショックと石油危機
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    安定成長期②　減量経営と国際競争力の向上
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    安定成長期③　経済のサービス化
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    安定成長期④　日米貿易摩擦
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    安定成長期⑤　バブルの形成
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期①　バブル崩壊と長期不況
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期②　不良債権問題と金融危機
  • 15回目Session 15 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期③　グローバル化と国際分業
  • 16回目Session 16 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期④　日本企業の再編
  • 17回目Session 17 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期⑤　日本型企業システムの変容
  • 18回目Session 18 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期⑥　日本経済の再生
  • 19回目Session 19 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期⑦　アメリカの住宅バブル
  • 20回目Session 20 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期⑧　世界金融危機
  • 21回目Session 21 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    低成長期⑨　デフレと金融政策
  • 22回目Session 22 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    まとめ
  • 23回目Session 23 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    テーマ別①　人口問題（講義1－少子高齢化と人口減少）
  • 24回目Session 24 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    テーマ別②　人口問題（講義2－持続可能な社会に向けて）
  • 25回目Session 25 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    テーマ別③　人口問題（課題探究）
  • 26回目Session 26 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    テーマ別④　格差・貧困問題（講義1－格差問題の現状）
  • 27回目Session 27 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    テーマ別⑤　格差・貧困問題（講義2－貧困問題の現状）
  • 28回目Session 28 遠隔授業 （Distance） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    テーマ別⑥　格差・貧困問題（課題探究）

教科書・テキストTextbooks

なし（毎回、講義資料を配付する）

参考書等References

橋本寿朗・長谷川信・宮島英昭・齊藤直（2019）『現代日本経済（第4版）』有斐閣
小峰隆夫・村田啓子（2020）『最新日本経済入門（第6版）』日本評論社

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

講義終了後、用紙に質問等を記入して提出すること。
第23～28回の講義をオンデマンドで受講し、要領の指示に従って課題に取り組むこと。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

講義内容に関する質問については、次回の講義で回答する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

第2～22回の授業内に実施する確認テスト　30％
第23～28回の課題 　20％
定期試験　 50％

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
戦後の経済史を踏まえ、日本経済が直面する課題や問題点について、自分の意見・考察を提示できる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
戦後経済史の十分な理解にもとづき、日本経済の課題について、関連分野の手法・知識も活用し、独自性の高い意見や考えを提示できる。
目標到達水準 / Excellent
戦後経済史の基本的な理解にもとづき、日本経済の課題について、自分の意見や考えを提示できる。
目標途上水準 / Good
戦後経済史の一定程度の理解にもとづき、日本経済の課題について、自分の意見や考えを提示できる。
目標下限水準 / Adequate
戦後経済史に対する理解が不十分であるが、日本経済の課題について、自分の意見や考えを提示しようと努めている。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

第1回は、Moodleに掲示された講義資料（音声付き）を必ず受講すること。
第23～28回は、Moodleに掲示された講義資料（音声付き）を受講したうえで、期限までに課題を提出すること。
いかなる理由があっても、確認テストの追試は実施しない。
講義内容に関する質問は、毎回、用紙に記入して提出すること。
講義内容以外の質問等は、随時、メールで受け付ける（h-ono@seinan-gu.ac.jp）。