シラバス － キリスト教学I(45)

  • ナンバリングコードCode
    COR-lif1-100
  • 科目名Subject Name
    キリスト教学I(45)
  • 担当者名Instructor
    東　彩子
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1/2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
    /EE/Ee
  • 曜限Day/Period
    火曜1時限
  • 教室Classroom
    1-609
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D（態度・志向性）
キリスト教学Ⅰでは、西南学院の建学の精神である“Seinan, Be True to Christ”の土台となる「聖書」の成り立ちと内容について学びます。聖書の出来事や登場人物の紹介を通して聖書に基づく物の見方を養い、現代社会や学生自らが直面している人生の諸問題に対し、聖書的視点から解決していく力を培うことを目指します。
到達目標：
1.イェス・キリストの愛について理解を深め、建学の精神の土台となる価値観を学ぶことができる。
2.聖書の視点で物事をとらえる見方を学び、人生を生きていくための力を養うことができる。
3.チャペル出席を通し、キリスト教の源泉に触れることができる。

授業の概要Method of Instruction

前半で旧約聖書、後半で新約聖書を学び、ユダヤ・キリスト教的価値観について理解を深めます。毎回、聖書を順番に読み進める「輪読」スタイルをとりますので、全員参加型授業となります。また、紙芝居・DVD 鑑賞等の視覚教材やスキットを取り入れ、五感を働かせながらキリスト教的人間観、世界観を養います。一方的な講義形式だけでなく、学生同士のディスカッションや教員との対話を大切に進めていきます。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

予習：各回に扱う聖書の箇所を読んでおくこと。
復習：レジュメをファイルし、授業で扱った聖書箇所を復習し、図書館にて文献等にあたること。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    キリスト教学オリエンテーション：旧約聖書と新約聖書
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    神の視点からみる「命」：天地創造・人間の創造・原罪と自由意思
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    「罪」の結果と神の救済：カインとアベル・ノアの箱舟・バベルの塔
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    「信仰」と神の祝福：族長物語 (アブラハム・イサク・ヤコブ)
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    「家族」の回復と神の計画：ヨセフ物語
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    神が選んだ民族のリーダー①：イスラエル民族とモーセの十戒
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    神が選んだ民族のリーダー②：ダビデの人生とソロモンの知恵
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    神が選んだ民族のリーダー③：イスラエル民族を救う王妃エステルと旧約聖書の女性たち
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    マタイによる福音書：イエスの誕生・バプテスマ・神の国
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ルカによる福音書：イエスの譬え話・ザアカイ
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ヨハネによる福音書：イエスの奇跡と赦し・イェスの受難と主の晩餐
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    四福音書から見る神の愛：イエスの十字架と復活・イェスの昇天と再臨
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    映画「Jesus」鑑賞と解説
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    イエスの弟子たちの働き：聖霊降臨・パウロの生涯と伝道・世界宣教

教科書・テキストTextbooks

「聖書」
※下記のいずれかの訳の聖書をご持参ください。
新共同訳、聖書協会協同訳
※上記以外の聖書をお持ちの方は、授業の際にご相談ください。

参考書等References

参考書は随時、授業中に提示いたします。
毎回、プリントを配布します。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

クラスポートフォリオ、チャペルの感想、レポート

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

毎回クラスポートフォリオを提出していただき、次の授業で返却することによりフィードバックを行います。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

クラスポートフォリオ70%（14回×5点）
チャペルの感想20%（4回×5点）
レポート 10%

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D（態度・志向性）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
本講義では、建学の精神の土台となる「聖書」の成り立ちと内容について学ぶ。聖書の出来事や登場人物の紹介を通して聖書に基づく物の見方を養い、現代社会や学生自らが直面している人生の諸問題に対し、聖書的視点から解決していく力を培うことを目指す。
＊建学の精神の土台となる聖書的価値観を学び、イェス・キリストの愛について理解を深める。
＊チャペル出席を通し、キリスト教の源泉に触れる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
すべての授業に出席し、課題である４回のチャペルへの参加が認められる他、クラスポートフォリオなどからも積極的に取り組む姿勢がみられる。
目標到達水準 / Excellent
2/3以上の出席が認められ、チャペルへの参加が認められる他、毎回の授業において、クラスポートフォリオなどから積極的に取り組む姿勢がみられる。
目標途上水準 / Good
2/3以上の出席が認められ、チャペルへの参加が認められる。
目標下限水準 / Adequate
2/3以上の出席は認められるが、チャペルに一度も参加していない。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

聖書をテキストとして毎回輪読をいたしますので、必ず持参してください。
3分の１以上の欠席は認められません。