シラバス － ベンチャー企業論

  • ナンバリングコードCode
  • 科目名Subject Name
    ベンチャー企業論
  • 担当者名Instructor
    田代　智治
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    後期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    木曜3時限
  • 教室Classroom
    4-202
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
-
本講義ではベンチャー企業論の基礎的な講義を実施する。また、ベンチャー企業への理解を助ける意味で中小企業についての基礎的な理論や知識もあわせて学ぶ。具体的な到達目標は以下の通りである。①ベンチャー企業／中小企業に関連する専門用語を理解し基礎知識を修得する。②ベンチャー企業／中小企業の存立・政策・経営に影響、関係する要因（内部・外部環境）について基本的理論を理解し分析ができる。③実際の企業や起業についてのケーススタディを通して問題課題を発見し、分析・考察によってその解決策立案などを説明することができる。

授業の概要Course Overview

｢ベンチャー企業と中小企業を学ぶ ｣ことが本講義の主なテーマである 。「 ベンチャー企業や中小企業の定義 」 「 ベンチャー企業と中小企業の役割 」 「 ベンチャー企業と中小企業のマネジメント・イノベーション・戦略 」 「アントレプレナーシップ」など基本的な知識 、 理論を学ぶ 。外部環境（地域社会 ・ 市場 ・ 産業など と内部環境 経営資源など）の関係や分析などを通して 、ベンチャー企業／ 中小企業の二面的な姿をとらえ将来、起業や企業で活躍できる能力を身に付ける 。 またケーススタディやディスカッションを通してビジネスリーダーやコミュニティリーダーとして活躍するための ｢実践力｣を意識した講義を行う 。
※なお、本講義は授業の一部を遠隔（zoom）で実施する場合がある。その時は事前に連絡する。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

事前に、指定した講義テキストや中小企業白書における該当回の内容を熟読することが望ましい。また、事後学習として、各講義回で配布する資料を各自検討するなど復習にあてること。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ガイダンス
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ベンチャー企業の定義と類型：ベンチャー企業、中小企業、スタートアップ
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    産業政策：産業政策とは、中小企業基本法、中小企業政策の変遷
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    中小・中堅規模企業の特徴①：問題性、適正規模、企業間競争
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    中小・中堅規模企業の特徴②：企業間関係、イエ社会
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ベンチャービジネスと経営戦略①
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ベンチャービジネスと経営戦略②
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ベンチャービジネスとビジネスモデル
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ケーススタディ：事例で学ぶベンチャー企業①
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    アントレプレナーシップと起業
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    企業の成長発展
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    エコシステム：エコシステムとは、インキュベーター、アクセラレーター
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ケーススタディ：事例で学ぶベンチャー企業②
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ベンチャービジネスと地域活性化

教科書・テキストTextbooks

パワーポイント作成テキストを講義で配布。
許伸江編著『中小企業の経営』八千代出版　ISBN978-4-8429-1862-4

参考書等References

植田 浩史 ・桑原 武志・ 本多 哲夫・義永 忠一 他『中小企業・ベンチャー企業論 -- グローバルと地域のはざまで 新版』有斐閣コンパクト。
佐竹隆幸『中小企業存立論』ミネルヴァ書房。
関智宏『よくわかる中小企業』ミネルヴァ書房。
網倉久永・新宅純二郎『経営戦略入門』日本経済新聞出版社。
伊丹敬之『経営戦略の論理【第4版】』日本経済新聞出版社。
大滝精一・金井一賴・山田英夫・岩田智『経営戦略【新版】：論理性・創造性・社会性の追求』有斐閣アルマ。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

平常点・・・約１５％
小レポート・・・約４５％
レポート（中間及び最終）・・・約４０％

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
-
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
ベンチャー企業や中小企業についての基礎的な理論や知識に対する理解度や習熟度などを講義後に実施する小レポートや中間レポートで評価を行う。具体的な項目は以下の通りである。①ベンチャー企業／中小企業に関連する専門用語を理解し基礎知識の習熟度。②ベンチャー企業／中小企業の存立・政策・経営に影響、関係する要因（内部・外部環境）について基本的理論を理解度。③実際の企業や起業についてのケーススタディを通して問題課題を発見し、分析・考察によってその解決策立案などを説明することができる能力。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
概ね小レポートや中間レポートの提出ならびにその理解・習熟度が90％以上であること。
目標到達水準 / Excellent
概ね小レポートや中間レポートの提出ならびにその理解・習熟度が80～89％以上であること。
目標途上水準 / Good
概ね小レポートや中間レポートの提出ならびにその理解・習熟度が70～79％以上であること。
目標下限水準 / Adequate
概ね小レポートや中間レポートの提出ならびにその理解・習熟度が60～69％以上であること。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

原則、授業計画に基づき進めるが【実施方法】や【スケジュール】調整などが必要となり計画変更する場合は講義内で指示する。また習熟度に応じてシラバスの変更もありうる。遠隔講義では場合によってzoomなどを使用することもある。なお、講義資料はPDFファイルで配布予定としているため講義にノートPC等を持参することが望ましい。