シラバス - 原価計算論I
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- ナンバリングコードCode
- COM-acc2-236
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- 科目名Subject Name
- 原価計算論I
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- 担当者名Instructor
- 小川 哲彦
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 火曜2時限
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- 教室Classroom
- 4-403
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 本講義では、日商簿記2級レベルの原価計算の範囲の中から、特に基礎的な内容をテキストに従って学習します。製造企業(メーカー)は、商的企業と異なり、外部から材料などを購入・加工し、製品を製造・販売する活動を行います。この場合、外部者とだけでなく、企業内部で付加価値を加える取引も発生します。原価計算の基礎から手法および理論を学び、それぞれの手法の計算ができるようになることを到達目標とします。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 本講義では、特に製造業の財務諸表作成における原価計算の位置づけや役割を理解することを到達目標とします。
授業の概要Method of Instruction
工場での製造過程のける材料費、労務費、経費そして製造間接費などの費目別の計算から、部門、製品別の計算への一連の流れについて学びます。製品の製造方法によって原価計算手法も種類があり、それぞれの計算手法についても学びます。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
授業中に問題や課題を配付する予定ですので、その問題を解いて復習に役立ててください。また、授業の前にはテキストを読んで臨んでください。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- イントロダクション
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 原価計算の基礎概念
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 原価の費目別計算(1)材料費
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 原価の費目別計算(2)労務費・経費
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 製造間接費の計算
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小テスト
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 単純個別原価計算
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 部門別計算(1)
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 部門別計算(2)
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小テスト
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 単純総合原価計算
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 仕損費・減損費の処理
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 工程別総合原価計算
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- まとめ
教科書・テキストTextbooks
高橋賢著『テキスト原価会計』中央経済社、2015年
参考書等References
講義中に適宜、指示します。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
講義内容に関連する計算問題等の課題を配布します。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
講義中に課題を解説します。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
平常点(24%)、小テスト(30%)、期末試験(46%)に基づいて評価します。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 製品原価の基本的な計算方法を理解し、原価計算における計算手法および基礎理論を適切に把握できているかが評価規準となります。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 原価計算の基本的な内容を十分に理解しており、より応用的な問題に対しても解答できる知識と意欲を修得している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 原価計算の基本的な内容を理解しており、講義内で扱う問題等について適切に解答することができる。
- 目標途上水準 / Good
- 原価計算の基本的な内容は理解しており、入門的な問題には適切に解答することができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 原価計算の基本的な理解において一定の課題は残るものの、より進んだ学習が可能な水準に到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 原価計算の基本的な理解に課題が残り、より進んだ学習にあたっては支障がある。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 社会経済活動や財務諸表作成における原価計算の機能や役割を理解できているかが評価規準となる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 社会経済活動における原価計算の役割を十分に理解しており、より応用的な問題に対しても解答できる知識と意欲を修得している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 社会経済活動における原価計算の役割を理解しており、講義内で扱う問題等について適切に解答することができる。
- 目標途上水準 / Good
- 社会経済活動における原価計算の役割について基本的な内容は理解しており、入門的な問題には適切に解答することができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 社会経済活動における原価計算の役割の基本的な理解において一定の課題は残るものの、より進んだ学習が可能な水準に到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 社会経済活動における原価計算の役割の基本的な理解に課題が残り、より進んだ学習にあたっては支障がある。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
原価計算は実際に問題を解かないと身につきません。毎回授業に出席して、能動的に問題を解きましょう。また、電卓を持参してください。