シラバス － マーケティング戦略論

  • ナンバリングコードCode
    BUS-bus3-211
  • 科目名Subject Name
    マーケティング戦略論
  • 担当者名Instructor
    方　慧美
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4/3-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜3時限
  • 教室Classroom
    4-303
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
マーケティング戦略の基礎的な理論について理解し、実際の企業活動を分析・考察することができる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
マーケティング戦略立案に関する一連の活動を理解し、　実社会においてマーケターとしての視点・思考力を養う。

授業の概要Method of Instruction

マーケティングというのは簡単に言うと、『モノが売れる仕組み』のことである。マーケティングを企業活動と考えると、私たちから遠い存在のように思えてしまうが、ホントはもっと身近なところでマーケティングは行われているのである。本講義では、マーケティング戦略に関する諸理論について学習し、市場分析や戦略立案の視点思考を体系的に養っていく。そのうえで、実社会において企業がどのような戦略をとっているのか、事例をもとに分析・考察を行う。


★本授業は、一部回数(全授業回数の半数未満に収まる範囲) を遠隔で実施する(履修者には Moodle 等で別途詳細を連絡)。なお、遠隔授業を行う回は、主に Moodle 及び電子メールを用いたオンデマンド型コースとしま す。また、Moodleでの3回小テストを実施する。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

事前学習：身のまわりのマーケティング活動に日頃から関心を持ち、興味を持ったものをメモすること。
事後学習：次の講義までに、教科書・指定図書等の該当箇所をふりかえり、自身の講義ノートを補完すること。
「なぜこの商品を買ったのか？」「なぜこの店で買ったのか？」講義以外の時間にも「マーケティングの考え方」を持つこと。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    ガイダンス （マーケティング戦略とは）
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    マーケティング論のなりたちと基本概念 ：売れる仕掛けの作りかた
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦略的マーケティング①：ライバルに勝ち、世界で生き残れ!
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    戦略的マーケティング②：環境分析
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    STP戦略の事例分析と課題
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    製品戦略（PRODUCT）：売れる商品はこれが違う
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    製品戦略（PRODUCT）：事例分析
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    価格戦略(PRICE)：価格設定のマジックを知ろう
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    価格戦略(PRICE)：事例分析
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    チャネル戦略(PLACE)： なぜ、その店で買ったのか
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    チャネル戦略(PLACE)： 事例分析の課題
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    オムニチャネル戦略(PLACE)：インターネットでの売り方の特徴
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    広告戦略(PROMOTION)と消費者行動の理解
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    授業のまとめ

教科書・テキストTextbooks

なし

参考書等References

嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎編著『１からの戦略論＜第2版＞』碩学舎、2016年。
石井淳蔵・廣田章光・坂田隆文編著『１からのマーケティング・デザイン』碩学舎、2016年。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

期末テスト70点
講義で行う事例分析の課題２0点（４回×５点）
授業参加と発言など10点

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
マーケティング戦略の基礎的な理論について理解し、実際の企業活動を分析・考察することができる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
授業の内容を理解し自主的な応用ができる能力を持つことを目標とする
目標到達水準 / Excellent
授業内容を超えた自主的な学修が認められる
目標途上水準 / Good
授業内容をほぼ100％理解している
目標下限水準 / Adequate
到達目標を理解しているが、授業内容の理解に不足がある
近接水準 / Inadequate
到達目標に達していることが認められる
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
授業内容を理解した上、マーケティング戦略立案に関する一連の活動を理解し、　実社会においてマーケターとしての論理的思考力を持つ。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
授業内容を理解し、マーケティングの論理的思考力を持つことを目標とする。
目標到達水準 / Excellent
授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、他者を納得させることができる意見や手順を論理的に展開できる
目標途上水準 / Good
授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、意見や手順を論理的に展開できる
目標下限水準 / Adequate
授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、自分の意見や手順を論理的に展開できる
近接水準 / Inadequate
授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができる
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

本講義はマーケティング論の受講し、その理論をもとにマーケティング戦略について考える講義です。
そのため、まずマーケティング論を受講してから履修するようにしてください。