シラバス - ビジネスデータ管理演習 I

  • ナンバリングコードCode
    BUS-man3-221
  • 科目名Subject Name
    ビジネスデータ管理演習 I
  • 担当者名Instructor
    史 一華
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜3時限
  • 教室Classroom
    PC教室6[1号館5階]
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
情報技術の知見を活用して、多面的に経営を理解することができる。
・ビジネス現場におけるデータの効率的な管理・活用の重要性を説明することができる。
・オフィスで最もよく利用されている情報システム開発ソフトMS Accessの利用法を学習できる。
・データベースシステムの構築過程と方法を理解したうえで、与えられた課題の解決策を思考・判断し、そのためのシステムを制作できる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
情報技術に関して得た専門的知識を用いて、現代社会の現状と直面している課題を確認することができる。
・学習したデータ管理技術や情報システムの知識を活用して、問題解決型の課題を独自で構築できる。

授業の概要Method of Instruction

本授業は、各回の内容に沿って進めていく。各講義の開始および終了の時点において,PC教室で出席の確認を行う。
・データベースをアクセスするための標準言語SQLを学習する。
・プログラミング言語なしの情報システム開発術の基本知識とAccessの操作法を学習する。
・授業の中で定期的にふりかえりを行うとともに、全講義を通じた問題解決型課題の提出を求める。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

本科目は講義である。授業各回につき、2コマ相当(200分)の自主学習を求める。
・毎回の授業前に、Moodleに掲示した講義資料について、事前に目を通して,概要を把握しておくこと(6割)
・毎回の授業後に、理解が不十分だった箇所を中心に、自主学習によって理解を補うこと(4割)。
 

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    データベースの基礎と設計
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    データベースの利用:SQL言語(1)データの抽出と整列
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    データベースの利用:SQL言語(2)データの集計と整列
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    ビジネス環境の変化と情報システムの拡張の重要性
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    データベースの構築:表の作成とリレーションシップの設定
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    データの抽出:多様なクエリの作成方法
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    データの整理と分析:データ分析クエリの作成
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    オンライン画面の作成:フォーム
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    データ間の連携:サブフォームの利用
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    各種レポートの作成
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    システム統合とその公開:メニューの作成と起動設定
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    総合練習課題:図書管理システムの制作(1)
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    総合練習課題:図書管理システムの制作(2)
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    まとめ

教科書・テキストTextbooks

Moodleに掲示した資料を使用する。

参考書等References

講義時、内容に応じて指定する。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

知識と概念の確認のための小テストを行う。
課題1:SQL演習課題、課題2(例題):顧客管理システム。実技テスト:システムの自作。
期限までに提出しない場合は減点の対象となる。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

小テストと課題に対するフィードバックは、口頭やMoodleを通じて行う。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

DP観点「A」と「B」のそれぞれについて、小テストと課題と実技テストに基づいて評価する。評定は双方の観点の達成状況を勘案して行う。なお、単位認定には、いずれの観点も目標下限水準以上の評価であることを条件とする。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
情報技術の知見を活用して、多面的に経営を理解することができる。
・ビジネス現場におけるデータの効率的な管理・活用の重要性を説明することができる。
・オフィスで最もよく利用されている情報システム開発ソフトMS Accessの利用法を学習できる。
・データベースシステムの構築過程と方法を理解したうえで、与えられた課題の解決策を思考・判断し、そのためのシステムを制作できる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
データの管理や活用の重要性の理解に加え、データベースシステムの構築過程と方法を理解することができる。この授業の目標水準に十分到達しており、他の学生の模範となるものである。
目標到達水準 / Excellent
データの管理や活用の重要性の理解に加え、データベースシステムの構築過程と方法を概ね理解することができる。この授業の目標水準に到達している。
目標途上水準 / Good
データの管理や活用の重要性の理解に加え、データベースシステムの構築過程と方法の理解の一部に未熟な点が散見される。
目標下限水準 / Adequate
課題や小テストと実技試験の多くに取り組むことができているが、その結果から判断して、データの管理や活用の重要性の理解に加え、データベースシステムの構築過程の理解に未熟な点が多くある。
近接水準 / Inadequate
課題や小テストと実技試験が未提出や未解答である。授業内容の理解が十分とはいえない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適である。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
情報技術に関して得た専門的知識を用いて、現代社会の現状と直面している課題を確認することができる。
・学習したデータ管理技術や情報システムの知識を活用して、問題解決型の課題を独自で構築できる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
学習した知識を活用して新たな問題を解決する能力が身に付いている。この授業の目標水準に十分到達しており、他の学生の模範となるものである。
目標到達水準 / Excellent
学習した知識を活用して新たな問題を解決する能力も概ね身に付いている。この授業の目標水準に到達している。
目標途上水準 / Good
学習した知識を活用して新たな問題を解決する能力の一部に未熟な点がある。
目標下限水準 / Adequate
学習した知識を活用して新たな問題を解決する能力に不十分な点がややみられる。
近接水準 / Inadequate
課題や小テストと実技試験が未解答や未提出である。学習した知識を活用して新たな問題を解決する能力について確認できない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適である。
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
・課題は、期限までに提出しない場合は減点の対象となる。
・正当な理由のない遅刻や欠席は、減点の対象となり得る。

履修上の注意Other Course Information

・授業はPC教室にて行い、Windowsパソコンを利用する。事前・事後学習も、パソコンを利用して行うことを想定している。
・本科目は積み上げ型の内容であり、欠席すると理解が追い付かなくなるため、毎回の出席を求める。