シラバス － 演習I(19)

  • ナンバリングコードCode
    COM-bas2-108
  • 科目名Subject Name
    演習I(19)
  • 担当者名Instructor
    齋藤　靖
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜4時限
  • 教室Classroom
    1-702
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C（総合的な学修経験・創造性）
社会調査の全体像を把握した上で，既存資料の収集方法とリサーチ・クエスチョンの設定方法について修得する．

授業の概要Method of Instruction

本演習では，社会調査の全体像を把握したうえで，既存資料の収集方法とリサーチ・クエスチョンの設定方法について学ぶ．授業は，文献講読と実習，中間報告書の作成に分けられる．文献講読によって，（1）質の高い社会調査，（2）社会調査の全体像，（3）既存資料の収集方法とリサーチ・クエスチョンの設定方法，について理解したうえで，既存資料の収集作業とリサーチ・クエスチョンの設定作業を行ない，最後に中間報告書を作成する．

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

本科目は演習科目である．授業回毎に以下，2コマ相当(200分)の自主学習を求める．
・各回の終了時に次回までの課題を提示するので，事前学習として必ず課題を行う(8割)．
・授業終了後にはその日の内容を必ず復習して知識の定着に努める(2割)．

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    イントロダクション
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文献講読：社会科学を学ぶことの意義
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文献講読：社会調査のクオリティ（1）「リサーチ・リテラシーの重要性」
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文献講読：社会調査のクオリティ（2）「筋の良い社会調査の条件」
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文献講読：社会調査のクオリティ（3）「社会調査に必要な能力」
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文献講読：社会調査のプロセス（1）「社会調査の全体像」
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文献講読：社会調査のプロセス（2）「既存資料の収集」
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    実習：既存資料の収集作業（1）
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    実習：既存資料の収集作業（2）
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    実習：既存資料の収集作業（3）
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文献講読：社会調査のプロセス（3）「リサーチ・クエスチョンの設定」
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    実習：リサーチ・クエスチョンの設定作業（1）
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    実習：リサーチ・クエスチョンの設定作業（2）
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    実習：リサーチ・クエスチョンの設定作業（3）

教科書・テキストTextbooks

・青島矢一，1997，「『社会科学を学ぶことがどうして将来役立つのか』について考えたこと」『一橋論叢』117(4): 537-56．
・佐藤郁哉，2015，『社会調査の考え方 上・下』東京大学出版会．

参考書等References

・佐藤郁哉，2021，『ビジネス・リサーチ』東洋経済新報社．

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

授業期間中にレジュメやプレゼン資料，レポート作成の課題を課す．課題の種類や内容については担当教員からの指示に従うこと．

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業中に口頭であるいはMoodleを通じてフィードバックを行う．詳しくは担当教員からの指示に従うこと．

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

成績は，出席，レジュメおよびプレゼン資料の内容，中間報告書，ディスカッションおよび発言によって評価する．

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C（総合的な学修経験・創造性）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
社会調査の全体像を把握した上で，既存資料の収集方法とリサーチ・クエスチョンの設定方法について修得する．
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
課題の実施状況が良好で，かつ他の受講生の模範となる水準で資料の収集や読解，レポート作成，プレゼンテーション等を行うことができる．
目標到達水準 / Excellent
課題の実施状況が良好で，かつ十分な水準で資料の収集や読解，レポート作成，プレゼンテーション等を行うことができる．
目標途上水準 / Good
課題の実施状況は良好だが，資料の収集や読解，レポート，プレゼンテーション等の内容の一部に不十分な点が見られる．
目標下限水準 / Adequate
課題の実施状況は良好だが，資料の収集や読解，レポート，プレゼンテーション等の内容の多くに未熟な点が見られる．
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足．または上記の水準に値せず，能力として評価に不適．
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
正当な理由なく授業を欠席した場合，成績評価は「評価不能」とする．

履修上の注意Other Course Information

疑問が生じたらどのような内容でも担当教員に質問をすること．