シラバス - 中国語初級I(12)
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- ナンバリングコードCode
- COR-lit1-111
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- 科目名Subject Name
- 中国語初級I(12)
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- 担当者名Instructor
- 陳 青鳳
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1/2-4
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- 学期Semester
- 通年
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- クラスClass
- /CK/Ck
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- 曜限Day/Period
- 月曜1時限
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- 教室Classroom
- 1-410/2-404
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- 授業形態Course Type
- 実験・実習・実技
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 1.中国語の発音(ピンイン)を発音したり聞き取りすることができ、簡体字で正確に記述することができる。
2.初歩的な文法と文型を理解し、単文の組み立てができる。
3.基礎的な文法を理解し、学校生活や文化に関する初級レベルの文章を読解することができる。
4.基礎的な文法と常用単語を使用し、自己紹介や学校生活など身近な事柄について表現することができる。
5.中国語学習を通じて異文化に対する興味・理解を深める。
授業の概要Course Overview
中国語初級Ⅰでは、文法を中心に授業を行い、「読む・書く」に重点を置いたコミュニケーション能力を身に付けることを目指す。
初級レベルの中国語の習得には、基礎的発音を理解することが重要であるため、発音表記(ピンイン)を繰り返し練習し、発音の把握を目指しながら、日常的に頻繁に使う表現を学習する。第1課から第5課の発音学習は中国語初級Ⅱでも行う。
前期では、中国語の漢字(簡体字)と発音に慣れることを目標にし、初歩的な文章の読解や文法を学習する。
後期では、中国語の漢字(簡体字)と発音をマスターし、基本的な文法事項や慣用表現を理解し、身近な事柄などに関する文章の講読や作文ができるよう学習する。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本講義は授業回毎に100分の自主学習を求める。
予習:事前に新出単語や本文を音読し、意味の分からない単語や表現などについて辞書で調べる。(40分程度)
復習:授業で学んだ内容の重点などをまとめ、練習問題や課題を通じて復習する。 (60分程度)
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 授業の概要、〔発音編〕第1課発音の基礎 ⑴:表記の規則、声調、単母音、練習問題A
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔発音編〕第2課 発音の基礎 ⑵ :子音、練習問題A
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔発音編〕第3課 発音の基礎 ⑶:複母音、声調記号の位置、練習問題A
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔発音編〕第4課 発音の基礎 ⑷ :1 n とng を伴う母音、練習問題A
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔発音編〕第5課 発音の基礎 ⑸: 声調変化、r化音等の発音、練習問題A
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 発音編の復習
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第6課 〈彼女は日本人です〉人称代名詞、姓・名の尋ね方言い方、“是”構文
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第7課 〈一緒に学校に行きます〉動詞述語文、副詞“也”と“都”、語気助詞“吧”
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第8課 〈パスタはとても美味しいです〉形容詞述語文、指示代名詞、 反復疑問文、“呢”疑問文
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第9課〈六月二日は何曜日ですか〉曜日の言い方、年月日の言い方、年齢の尋ね方、疑問詞を使った疑問文
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第10課〈お店へ買い物に行きます〉連動文、助動詞“想” 、前置詞“给”、量詞
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第11課〈文房具屋は駅の向かい側にあります〉方位詞、存在を表す“在”、存在を表す“有
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第12課〈田中さんの家は駅から遠くないです〉時刻の言い方、前置詞“在”、前置詞“从”、前置詞“到”、前置詞“离
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 前期のまとめ
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- 15回目Session 15 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 後期授業のイントロダクション、前期の復習
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- 16回目Session 16 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第13課〈ご飯を食べ終えたらスイーツ店に行ってみましょう〉 “的”の使い方、結果補語、動詞の重ね型と“一下”
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- 17回目Session 17 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第14課〈夏が来ました〉完了や変化を表す“了”、助動詞“能”、没(有)+動詞・形容詞
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- 18回目Session 18 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第15課〈もうすぐ夏休みです〉 “快~了”、“打算”、二重目的語をとる動詞、助動詞“会”
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- 19回目Session 19 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第16課〈寮は自由に選べますか〉助動詞“可以”、動詞・助動詞“要”、因果関係“因为~所以”、選択疑問文
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- 20回目Session 20 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第17課〈音楽を聞きながら宿題をします〉動作・行為の進行を表す“在”、状態の持続を表す“着”
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- 21回目Session 21 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第18課〈緑色のは赤色のより少し小さいです〉“又~又”、比較の表現、数字(2)、金額の言い方
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- 22回目Session 22 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第19課〈食べ切れますか〉方向補語、可能補語、助動詞“得”
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- 23回目Session 23 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第20課〈新しいクラスメイトが来ました〉存現文、様態補語、“一〜就…”
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- 24回目Session 24 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第21課〈バンドは夜景がとても美しい〉経験を表す“过”、動作の回数や数量の表し方、主述述語文
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- 25回目Session 25 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第22課〈彼女は私に暇があれば良く連絡するように言った〉“除了〜以外”、“不仅〜还”、使役動詞“让”
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- 26回目Session 26 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第23課〈私は彼と大学で知り合ったのです〉“把”構文、“不是〜就是…”、“是〜的”構文
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- 27回目Session 27 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 〔講読編〕第24課〈兵馬俑に強く惹かれました〉逆説表現“虽然〜但(是)”、仮定表現“如果〜的话”、受け身文、動詞を修飾する “地”
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- 28回目Session 28 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 後期のまとめ
教科書・テキストTextbooks
『うきうき入門中国語』(朝日出版社)
参考書等References
・『標準中国語辞典』・上野恵司著、白帝社
・『漢語学習辞典』・相原茂著、朝日出版社
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
授業終了時に、各回の内容に合わせて課題の内容、宿題や小テストの形式・範囲を指示する
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
・対面授業の場合:提出課題に直接に添削指導を行い回答する。
・遠隔授業の場合:Moodle上のフィードバックに添削指導の内容及びコメントを記入する。
・講義に関する質問は授業後またMoodleを通じて受け付けして回答する。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
・平常点(50%)。平常点は復習小テスト(20%)、課題・発表(20%)、授業への参加状況・学習姿勢・貢献度(10%)などを含む。
・定期試験(50%)
以上の内容を総合的に判断して評価する。目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 1.中国語の発音(ピンイン)を発音したり聞き取りすることができ、簡体字で正確に記述することができる。
2.初歩的な文法と文型を理解し、単文の組み立てができる。
3.基礎的な文法を理解し、学校生活や文化に関する初級レベルの文章を読解することができる。
4.基礎的な文法と常用単語を使用し、自己紹介や学校生活など身近な事柄について表現することができる。
5.中国語学習を通じて異文化に対する興味・理解を深める。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 中国語の発音と発音標記(ピンイン)をよく理解し、正確に発音することができる。単語の意味を十分理解した上で、基礎的な文法・文型を正確に把握し、高い文法操作能力があり、学校生活や家族、友人など日常生活に関する内容を正確に表現することができる。非常に積極的に授業に取り組み、多くの語彙を用いて正しくコミュニケーションできる能力を有している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 中国語の発音と発音標記(ピンイン)を理解し、基礎的な発音ができる。単語の意味を理解した上で、基礎的な文法・文型を把握し、文法操作能力があり、学校生活や家族、友人など日常生活に関する内容を授業で学習した内容に基づいて表現することができる。積極的に授業に取り組み、基本的語彙を用いて初歩的なコミュケーションができる能力を有している。
- 目標途上水準 / Good
- 中国語の発音と発音標記(ピンイン)を理解しているが、発音や発音標記の書き取りに少し誤りがある。基礎的な文法・文型を理解しているが、文法操作や作文には初級学習者によくみられる誤りがある。授業で学習した学校生活や家族、友人など日常生活に関する内容をある程度は表現することができる。真面目に授業に取り組み、基礎的語彙を用いて、短い文を書く能力を有している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 中国語の発音と発音標記(ピンイン)を理解しているが、発音や発音標記の書き取りに誤りがある。基礎的な文法・文型を理解しているが、理解が不十分であるため、文法操作や作文には多くの誤りがみられる。授業で学習した初歩的な単語と短い文は理解できる。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- 正当な理由なく授業を欠席した場合、成績評価は「評価不能」とする。
履修上の注意Other Course Information
・本授業の教科書は、「発音編」で発音の基礎を学習したのち、「文法編」と「会話編」をセットで学習することで、バランス良くコミュニケーション能力を身に付けるよう構成されているので、「会話」を中心に授業をおこなう「中国語初級Ⅱ」と並行して履修をすることが望ましい。
・再履修者も効果的に学習できるよう本授業のテキストを使用する。
・予習、復習を欠かさないこと。
・学習マナーを守ること。
※授業の進度は受講者の理解の状況を見ながら、変更の可能性がある。