シラバス - 英語(A01)

  • ナンバリングコードCode
  • 科目名Subject Name
    英語(A01)
  • 担当者名Instructor
    隈部 歩
  • 単位Credit
    1
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    火曜1時限
  • 教室Classroom
    L-301
  • 授業形態Course Type
    実験・実習・実技
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
本講義で扱うテキストは、イギリスの最も有名な女性作家の1人と言って過言ではないJane Austen (1776-1817)の書いた、恐怖小説が好きで空想壁も有る女の子が主人公である『ノーサンガー・アビー(Northanger Abbey)』(1818)を、親しみ易い様にシンプルな英語で書き直したものです。本講義ではこのAustenの作品を元にしたテキストを通して英文読解、作品に関連した文法やライティング問題に取り組むことで総合的で実用的な英語力を身に着けることを目的とします。また、字通用的な英語力を付けるだけでなく、19世紀の英文学を学ぶことにより、歴史や文化、過去と現在の連続性、そして現代社会の抱える問題(特にジェンダー)についても深く考える力を養います。

授業の概要Method of Instruction

ボキャブラリーの問題を確認した後に、各章の物語の概要を掴むために必要に応じてテキストの読解問題(並べ替え、穴埋め問題)に取り組みます。その後にリーディングの理解を深める為のプリントを用いてペアワークをし、ランダムに当てて答えて貰い、解答・解説をします。テキストのリスニング・文法問題も必要に応じて取り組んでもらう他、『ノーサンガー・アビー』の原文を読んで更に理解を深めます。また、時間の余裕が有る時には各章でフォーカスされた人物やテーマについて提示されたトピックを元にペア(または小グループ)でディスカッションをしたり、opinionを書いたりしてアウトプットすることでしっかり自身の意見を持つと共に、思考・考察力を養います。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

指示のあったテキストの設問を必ず予習して来て下さい。また、内容理解を深める為に長文に関するプリントを毎週Moodleにアップロードするので、必ずプリントアウトの上予習を済ませて授業に臨むこと。特に内容プリントはペア・グループワークでも使うので、完璧では無くても自分なりの答えを必ず用意して授業に臨む様にして下さい。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):30分
    イントロダクション、Reading and Listening Activity (英語圏児童文学や洋楽を活用)、ペア・グループワーク
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 1
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 2
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 3
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 4
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 5
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
    まとめ及び中間試験
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 6
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 7
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 8
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 9
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 10
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    Chapter 11
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
    まとめ及び期末試験

教科書・テキストTextbooks

細川祐子編著『Northanger Abbey retold in simple English(ノーサンガー・アビー)』(英宝社, 2023年)

参考書等References

ジェーン・オースティン『ノーサンガー・アビー(アベイという表記のものも有り)』ちくま文庫等より翻訳が出ています。原作を読むことで授業の内容理解が深まります。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

期末試験と別に中間試験を実施します。また、学期中に一度英語圏児童文学を元にした日本語訳課題を出し、Moodleで提出をしてもらいます。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

中間試験の翌週、翌々週に答案の返却をして解答・解説を行います。日本語訳課題は模範解答を示して解説することでフィードバックとします。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

平常点(予習、発表、ペア・グループワーク、opinionシート等の取り組みを総合的に評価)…30%
中間試験…30%/日本語訳課題…10%/期末試験…30%

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
本講義で扱うテキストは、イギリスの最も有名な女性作家の1人と言って過言ではないJane Austen (1776-1817)の書いた、恐怖小説が好きで空想壁も有る女の子が主人公である『ノーサンガー・アビー(Northanger Abbey)』(1818)を、親しみ易い様にシンプルな英語で書き直したものです。本講義ではこのAustenの作品を元にしたテキストを通して英文読解、作品に関連した文法やライティング問題に取り組むことで総合的で実用的な英語力を身に着けることを目的とします。また、字通用的な英語力を付けるだけでなく、19世紀の英文学を学ぶことにより、歴史や文化、過去と現在の連続性、そして現代社会の抱える問題(特にジェンダー)についても深く考える力を養います。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
グラマー
文法構造を正しく使うことができ、決まって観察される文法的な誤り(例:時制・人称・数の不一致)はほとんどない。母語の影響はほとんどなく、高い文法操作能力があり、本人が伝えようとしていることが十分に分かる。
リーディング
日常生活や興味のある分野における、事実関係に基づく情報を高い水準で理解することができる。雑誌・記事・物語な
どの話題を扱った文章を理解することが十分にできる。
目標到達水準 / Excellent
グラマー
文法構造を正しく使うことができ、決まって観察される文法的な誤り(例:時制・人称・数の不一致)は少ない。母語の影響もみられるが、比較的高い文法操作能力があり、本人が伝えようとしていることが十分に分かる。
リーディング
日常生活や興味のある分野における、事実関係に基づく情報を十分に理解することができる。雑誌・記事・物語などの身近な話題を扱った文章を理解することが十分にできる。
目標途上水準 / Good
グラマー
単純な文法構造を正しく使うことができるが、決まって観察される文法的な誤り(例:時制・人称・数の不一致)もある。母語の影響もみられるが、比較的高い文法操作能力があり、本人が伝えようとしていることは分かる。
リーディング
日常生活や興味のある分野における、事実関係に基づく情報を理解することができる。雑誌・記事・物語などの身近な話題を扱った文章を理解することができる。
目標下限水準 / Adequate
グラマー
単純な文法構造を正しく使うことができるが、決まって観察される文法的な誤り(例:時制・人称・数の不一致)も多々ある。母語の影響もみられるが、比較的高い文法操作能力があり、本人が伝えようとしていることはある程度分かる。
リーディング
日常生活や興味のある分野における、事実関係に基づく情報を理解することがある程度できる。雑誌・記事・物語などの身近な話題を扱った文章をある程度理解することができる。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

・初回授業から必ずテキストを持って来て下さい。また、ノート(ルーズリーフ可)と電子辞書を毎回の授業で持って来る様にして下さい。
・授業中の携帯電話・スマートフォンの使用は禁止します。
・毎週Moodleに予習プリントをアップロードしますので、そちらをプリントアウトして各自で予習をした上で授業に臨む様にして下さい。
・5回の欠席で単位は不可となります。