シラバス - キリスト教学I(38)
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- ナンバリングコードCode
- COR-lif1-100
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- 科目名Subject Name
- キリスト教学I(38)
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- 担当者名Instructor
- M.マンケ
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1/2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
- /CM/Cm
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- 曜限Day/Period
- 火曜2時限
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- 教室Classroom
- 1-711
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 西南学院の建学精神に基づき、キリスト教の聖書から読む教理を基に、第一に自らの生き方の指針を深く考え、そして第二に、人間社会の共生、また個々人の心の平安や生き甲斐などの社会的課題をとおして、自律的に真理を探究する。2000 年以上も前に中近東で生まれた神の子イエス・キリストの福音を受け入れた人々は、現在にもいる。キリスト教会をつくり、信仰を実践し続けている。21 世紀に入ってもキリスト教は世界の宗教人口ランキングで第 1 位を占めている。このキリスト教の読み続けられている信仰的記述には『旧約・新約聖書』がある。人類史上の最大のベストセラーでもある。日本全国の書店のどこにでも買い求めることができるほど、キリスト教の『聖書』は日本社会にも極めて重要な書籍だ。本講義では、キリスト教の、本来の姿といえる、イエスが伝えた福音への信仰に迫る。『聖書』記述の具体例を見て、キリスト教とは何か、ということを確かめていくことで社会的課題やそれに対する学習・研究を通して、我々人類の一員としての生き方の指針を深く考え、自律的に真理を各自探究し続けることができるようになることを目標とする。
授業の概要Method of Instruction
キリスト教の観点から社会的課題やそれに対する学習・研究を通して、我々人類の一員としての生き方の指針を深く考え、自律的に真理を各自探究し続けることができるようになる過程で、聖書に促されて教科書が取り上げている課題を受けて、キリスト教の『旧約・新約聖書』の諸記述を参考に、キリスト教の「本来の姿」と思われるイエス・キリストの福音への「信仰」を検討し、人間社会に生きるときの諸課題に直面されて、どんな生き方、信じ方が聖書で指針に提示されているか、ということを取りあげる。講義は各回の授業内容に沿って、スライドを使いながら進めていく。授業時間内は、教科書と聖書をつかって授業に積極的にメモを取りながら集中して積極的に参加したあとで、各講義の終了時には、出席カードの裏にコメント・質問を書いて提出すること、授業時間外は、予習に15分間の教科書閲覧、復習に200字の要約のMoodle提出が求められる。段階的に到達度を測るために、3回の小テストを行う。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目である。授業回毎に以下の自主学習を求める。
予習:毎回の授業に、教科書『聖書は何を語るか』の該当箇所(B6サイズの約4頁)について、事前に目を通して概要を把握しておくこと。(15分程度)
復習:各回の講義で使用したスライドは、随時Moodle に掲載されるので、事後に復習したうえ、200字で学習内容をコンパクトにまとめた要約をMoodleに書き入れること。(メモを取りながら集中して受講した場合、15分程度)
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- キリスト教の神はどのような神?「旧約聖書」の執筆者たちが語る神との歴史からの検討で始める [9-18p.]
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 小国イスラエルはどのような神を頼りにしてきたか?「旧約聖書」の預言者が語る未来志向 [18 -22p.]
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 神を信じて、どう生きるか?「旧約聖書」に読む人生の知恵(Vita brevis 人生短し)[22- 27p.]
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 神は人とどのような関係を結ぶか?解放された生き方の指針、「契約」としての「十戒」[28- 34p.]
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 神の「選び」をうけるのは誰か?主張主義的「選民意識」とは違った旧約聖書の読み方 [35- 38p.]
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ゲームオーバー!コンティニュー?となったら、Y/N のどれを選ぶか?破局後の「残りの者」の希望 [38-42p.]
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 一神教は暴力の宗教?「低きに降る神」は、弱者の味方 [42-47p.]
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- イエス・キリストを証しする「新約聖書」はどんな書物?正典としての聖書と聖典としての聖書と 文学としての聖書 [48-51p.]
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 新約聖書の4福音書がそれぞれ描くイエス像:イエスとは誰か?[51-56p.]
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 人をいつから「キリスト者」と言える?漁師のペテロと知識人のパウロを例に [57-61p.]
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 第 4 の次元:ヨハネの黙示録の幻から読み取れる教会の「ヴィジョン」、「終末」と死後のこと [62-64, 78-81p.]
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 福音書の「福音」とは、何か?イエスの基本綱領とも言われる「山上の垂訓」を手掛かりに [65 -71p.]
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- キリスト教では、なぜ「十字架」が見上げられるか?パウロの書簡で展開される罪の問題と贖罪論 [71-75p.]
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 新約聖書の書物がすべて語る「隣人愛」:キリスト教の「愛」の特徴は何か?[75-78p.]
教科書・テキストTextbooks
1.『新共同訳 中型ハンディバイブル NI34H』日本聖書協会、ISBN978-4-8202-1201-0
2. 大島力『聖書は何を語るか』日本基督教団出版局
注:両冊とも、大学の生協の教科書コーナーで買い求めるよう、準備されている
参考書等References
大学図書館の指定図書コーナーに配置されている関連図書。Moodleに提供される閲覧のための資料。他の文献を随時、紹介する。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
各講義後には、学習内容の要約を、Moodleに書き入れて提出する。3回の小テストは穴埋め問題と記号選択問題。期末試験は、50%が論述問題、50%が穴埋め問題と記号選択問題。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
DP 観点「D」については3部門に分けて、部門1「期末試験」(51%)、部門2「中途で到達度を測るための3つの小テスト」21%、部門3「各回の学習内容をまとめた要約」28%とする。なお、単位認定には、いずれの部門も目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- キリスト教I(38)における『聖書』を学ぶことを通じての、神と人間の社会の諸課題やそれに対する学習・研究を通して、命を与えられた我々の生き方の指針を深く考え、自律的に真理を探究し続けることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- キリスト教I(38)の授業を通じての、神と人間の社会の諸課題やそれに対する学習・研究を通して、命を与えられた我々の生き方の指針を深く考え、自律的に真理を探究し続けるべき内容を超えたレベルに到達している。
- 目標到達水準 / Excellent
- キリスト教I(38)の授業を通じての、神と人間の社会の諸課題やそれに対する学習・研究を通して、命を与えられた我々の生き方の指針を深く考え、自律的に真理を探究し続けるべき内容の十分なレベルに到達している。
- 目標途上水準 / Good
- キリスト教I(38)の授業を通じての、神と人間の社会の諸課題やそれに対する学習・研究を通して、命を与えられた我々の生き方の指針を深く考え、自律的に真理を探究し続けるべき内容のレベルに到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- キリスト教I(38)の授業を通じての、神と人間の社会の諸課題やそれに対する学習・研究を通して、命を与えられた我々の生き方の指針を深く考え、自律的に真理を探究し続けるべき内容のレベルにおおよそ到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation