シラバス - 卒業論文(16)
-
- ナンバリングコードCode
- CHI-sem4-407
-
- 科目名Subject Name
- 卒業論文(16)
-
- 担当者名Instructor
- 渡邊 均
-
- 単位Credit
- 4
-
- 履修年次Standard Year for Registration
- 4
-
- 学期Semester
- 集中
-
- クラスClass
-
- 曜限Day/Period
- 無その他
-
- 教室Classroom
- ダミー教室
-
- 授業形態Course Type
- 講義・演習
-
- メディア授業Distance Learning Course
-
- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
-
- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
-
- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 1)文章表現上の作法を丁寧に理解し取り扱うことができる。
2)論理的な文章—段落—節—章の階層構造の中で、論理的な構成を理解し丁寧に構築することができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 1)卒業論文に関係する個人の興味関心と関連情報を丁寧に結びつけ整理することができる。
2)個別の課題意識に基づき研究課題を設定し、卒業論文・卒業演奏を仕上げることができる。
授業の概要Method of Instruction
最近の年度の例を以下に示す。
◯ポートフォリオ評価の実践についての一考察 〜伝統的学習指導にみられる評価法の再検討を通して〜
◯乳幼児期における継続的なリズムあそびによる子どもの変容
◯子どもの特性を生かす保育・教育
◯音楽表現の可能性についての一考察 〜“Yesterday”の編曲活動を通して〜
◯豊かな情操」を養うための小学校音楽科教材及び音楽的活動選択の実際
◯知的障害児教育における音楽活動について 〜オリジナル・プログラムの実践を通して〜
◯発音・発声法についての研究 〜詩の朗読及び歌唱という行為を通して〜
◯歌唱芸術における日本語翻訳の技法についての研究 〜Alan Menkenの作品翻訳を通して〜 バリトン独唱:『ノートルダムの鐘』より「僕の願い」「天の光」「地獄の炎」(Menken作曲),『美女と野獣』より「愛せないならば」(Menken作曲)
◯ミュージカル“The PHANTOM of the OPERA”の演奏解釈について 〜劇中にみるChristine像及び心情の変化〜ソプラノ独唱:“The PHANTOM of the OPERA”より‘All I Ask of You’‘Wishing You Were Somehow Here Again’‘The Point of No Return’(Webber作曲)
◯音楽の演奏形態の違いが聴き手の心理状態に及ぼす影響—胎教のための音楽を考える上での視点として—
◯音楽によるチャリティーと教育 —オリガミハウス・オリガミスクールの取り組みを取材して—
◯手遊びがもたらすもの —保育者と子どもの関わりにおける行動分析を通して—
◯幼稚園での降誕劇の実践にこめられた目的や願い —舞鶴幼稚園の実践の観察及び資料分析を通して—
◯歌・リズムを用いた児童英語学習についての研究 —Jazz Chantの取り組みをもとに—
◯初等教育前半までの歌唱指導における歌の提示方法について
◯舞台芸術作品における音楽の象徴性についての研究
◯童謡研究 —童謡詩人 金子みすゞを通して— (作品発表)
◯DAW(Digital Audio Workstation)環境下における創作活動 —同世代の意識の心的形象と体験の表現— (作品発表)
◯和洋折衷唱歌の英詞と日本語訳についての研究 ソプラノ独唱「埴生の宿」「庭の千草」「アニーローリー」「ロンドンデリー・エアー」
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
卒業論文は授業時間としては設定されていない。本人が演習等の学びを下に自習時間において完成するもの。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
-
- 授業計画は登録されていません
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
Journal of Reserch in Music Education
Psychology on Music
International Jopurnal of Music Education
Music Educators Journal
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
卒業論文16,000字以上
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
課題に取り組んでいる間、機会を厳選してメールやMoodle上で随時フィードバックが行われている。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
卒業研究への取り組み(60%)と、最終的な研究の成果を基に総合的に判断する。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 1)文章表現上の作法を丁寧に理解し取り扱うことができる。
2)論理的な文章—段落—節—章の階層構造の中で、論理的な構成を理解し丁寧に構築することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- 「目標到達水準」をクリアした上で、オリジナルの調査や実験・実践にも取り組み、その結果・成果を盛り込むことができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 「目標途上水準」をクリアした上で、単一の先行研究の紹介に留まらず、多角的に数種の研究やアプローチを比較検討し、論考を適切な章・節の構成によって展開することができる。。
- 目標途上水準 / Good
- 「目標下限水準」をクリアした上で、テーマに即して適切かつ最先端の先行研究の紹介を行うことができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 表記の正確性・一貫性に留意し、ゼミ指定様式や表記法を踏まえた形で、全体として論文を完成することができる。
- 近接水準 / Inadequate
- 表記の正確性・一貫性に関して、あるいはゼミ指定様式や表記法に関して、指導を経てもなお十分とは言えない状態。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 1)卒業論文に関係する個人の興味関心と関連情報を丁寧に結びつけ整理することができる。
2)個別の課題意識に基づき研究課題を設定し、卒業論文・卒業演奏を仕上げることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
-
- 卓越水準 / Outstanding
- テーマ設定期限(6月末)までにテーマを定め、その後、一貫して継続的に研究に取り組み、中間発表会での発表を経て、最終的に締め切り期日までに卒業論文執筆要領に従って卒業論文とパフォーマンスを双方とも丁寧に仕上げることができる。その後の研究や演奏表現の発展に期待が持てる水準で成し遂げることができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- テーマ設定期限(6月末)までにテーマを定め、その後、一貫して継続的に研究に取り組み、中間発表会での発表を経て、最終的に締め切り期日までに卒業論文執筆要領に従って卒業論文とパフォーマンスを双方とも丁寧に仕上げることができる。
- 目標途上水準 / Good
- テーマ設定期限(6月末)までにテーマを定め、その後、一貫して継続的に研究に取り組み、中間発表会での発表を経て、最終的に締め切り期日までに卒業論文執筆要領に従って卒業論文とパフォーマンスを仕上げることができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- テーマ設定期限(6月末)までにテーマを定め、その後、多少の取り組みの拡散はあったものの取り組みを進め、中間発表会での発表を経て、最終的に締め切り期日までに卒業論文執筆要領に従って卒業論文とパフォーマンスを仕上げることができる。
- 近接水準 / Inadequate
- テーマ設定期限、取り組みの一貫性、卒業論文執筆要領の遵守の点で不十分な点が目立ち、また、最終的な卒業論文たパフォーマンスの仕上がりにも、不十分な点が目立つ。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- 当該ゼミでは、論文執筆の他、卒業研究としてパフォーミング・アーツにも取り組む。