シラバス - 卒業論文(24)
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- ナンバリングコードCode
- INC-sem4-403
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- 科目名Subject Name
- 卒業論文(24)
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- 担当者名Instructor
- 柿木 伸之
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- 単位Credit
- 4
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 4
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- 学期Semester
- 集中
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 無その他
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- 教室Classroom
- ダミー教室
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 卒業論文の執筆を通じて社会における文化の役割について理解を深めるとともに、異文化間の相互交流と新たな文化の創造に貢献することができる。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 自分の価値観を客観的に見つめ直し、他者の文化的多様性を理解し、尊重することができる。また学術を単なる手段とみなすことなく、文化を学ぶことに喜びを見出し、その愉悦を他者と共有することができる。
授業の概要Method of Instruction
この授業では、表象文化の理論的研究(広義の美学および哲学)に取り組む卒業論文を執筆するための研究指導が行なわれます。それをつうじて表象とその文化の可能性を考える地平を拡げる論文の完成を目指します。
そのためにまず、論文の問題設定と方法論を話し合います。次に、それにもとづいて立てられた執筆計画ならびにその構成を練り上げていきます。論文の構成が固まった後、論文の原稿を検討していきます。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
論文の詳細目次に至る執筆計画の作成と、それにもとづく原稿の執筆(少なくとも約2時間)が授業に臨むための前提です。授業の後には、指摘されたことを執筆計画や原稿に反映させ、今後の課題を明確にすること(少なくとも1時間)が求められます。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 授業計画は登録されていません
教科書・テキストTextbooks
河野哲也『レポート・論文の書き方入門第4版』慶應義塾大学出版会、2018年。
参考書等References
斎藤孝、西岡達裕『学術論文の技法』日本エディタースクール出版部、2005年。その他、授業のなかで参考になる資料を紹介します。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
問題設定と研究の方法論についてのリポート、執筆計画書、論文目次、論文原稿。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
それぞれの課題を授業の際に講評します。論文原稿は添削のうえ返却します。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
論文(50%)の完成度ばかりでなく、論文のテーマに関連する他者の言説を検討する研究に対する熱意(20%)や、それを踏まえた研究の成果を、授業の機会に誠意をもって伝えようとする姿勢(30%)も評価の対象とします。論文は観点Cから、それ以外の要素は観点Dから評価します。
論文に関しては、表象文化の理論的な研究の深化に寄与する問題設定の下、適切な方法で議論が繰り広げられているか、また独自の視点が説得的に伝えられているかを評価します。論文に示される研究が幅広い調査にもとづいているかも吟味します。これらの点で一定の水準に達しているか、それを越えた創造性を示しているか、あるいは求められている水準にどれほど近づいているかを評価します。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 卒業論文の執筆をつうじて、現代社会における文化の役割について理解を深めるとともに、異文化間の相互交流と新たな文化の創造に貢献することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 授業を通じて身につける総合的な学修経験・創造性を超えたレベルに到達している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 授業を通じて身につける総合的な学修経験・創造性のレベルに十分に到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 授業を通じて身につける総合的な学修経験・創造性のレベルに到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 授業を通じて身につける総合的な学修経験・創造性のレベルにおおよそ到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 授業を通じて身につける総合的な学修経験・創造性のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 自分の価値観を客観的に見つめ直し、他者の文化的多様性を理解し尊重することができる。また学術を単なる手段とみなすことなく、文化を学ぶことに喜びを見いだし、その愉悦を他者と共有することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 授業を通じて身につける態度・志向性を超えたレベルに到達している。
- 目標到達水準 / Excellent
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに十分に到達している。
- 目標途上水準 / Good
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに到達している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルにおおよそ到達している。
- 近接水準 / Inadequate
- 授業を通じて身につける態度・志向性のレベルに到達していない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- 上に掲げた成績評価の基準と尺度は、国際文化学部共通のものです。成績評価の対象になる具体的な要素をどのように扱うかは、授業の際に説明します。
履修上の注意Other Course Information
授業の具体的な計画は、受講者と相談のうえで決めます。