シラバス - 生涯学習概論

  • ナンバリングコードCode
    TEA-ori2-214
  • 科目名Subject Name
    生涯学習概論
  • 担当者名Instructor
    溝内 亮佑
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    後期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    金曜5時限
  • 教室Classroom
    2-402
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
-
この講義のねらいは、生涯学習・社会教育の魅力や可能性を実感することにあります。
到達目標は、次の4点です。

1.生涯教育・生涯学習の基礎的な知識について理解できるようになる
2.生涯学習の観点から、マイノリティの人々の「学び」を捉えることができる
3.今まで自身が持っていた学習・教育観を見つめ直し、問い直すことができる
4.生涯学習の視座を自身の生活を豊かにする方法論として応用し、主体的に生きる・学ぶ態度を身につける

授業の概要Method of Instruction

本講義では、現代における「生涯教育(生涯学習)」に関する理論・実践を、地域における教育(場所)/成人に対する教育(対象)の両面から学んでいきます。とりわけ地域に生きる人々の多様な背景に着目しながら、学習者にとっての学ぶ意味について考究していきます。全15回を大きく4つのパートに分けた上で、それぞれ理論背景および実践例について紹介しながら、学習者が抱える問題状況やそれを乗り越えるための学びのありようについて議論を行います。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

・テキストの指定箇所を毎回復習しておくこと。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    オリエンテーション 生涯学習とは何か
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生涯教育・生涯学習を考える(1) 生涯教育の場所・対象
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生涯教育・生涯学習を考える(2) 「夜間中学」映像(前)
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生涯教育・生涯学習を考える(3) 「夜間中学」映像(後)
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生涯教育・生涯学習を考える(4) 識字教育の国際的な取り組み
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生涯教育・生涯学習を考える(5) 国際的な背景・動向
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    生涯教育・生涯学習を考える(6) 中間ディスカッション
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地域における成人の「学び」(離島の教育)
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    地域における成人の「学び」(若者問題とは何か)
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    「地元の若者」をめぐる議論(1)
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    「地元の若者」をめぐる議論(2)
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    若者支援と社会教育(1)
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    若者支援と社会教育(2)
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    まとめ

教科書・テキストTextbooks

なし

参考書等References

➀社会教育推進全国協議会編『社会教育・生涯学習ハンドブック 第9版』(エイデル研究所、2017年)
➁末本誠・松田武雄編『新版 生涯学習と地域社会教育』(春風社,2010年)
➂松田武雄編『現代の社会教育と生涯学習』(九州大学出版会,2013年)

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

毎回、授業内容に関するミニレポートをGoogleフォームで提出していただきます。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業の冒頭でミニレポートの内容を抜粋してご紹介します。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

最終レポート 60%                                                                         講義中のミニレポート 20%(各講義の終わりにレポート作成時間を設けます)                                      ディスカッションに対する積極性 20%

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
-
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
1.生涯教育・生涯学習の基礎的な知識について理解できるようになる
2.生涯学習の観点から、マイノリティの人々の「学び」を捉えることができる
3.今まで自身が持っていた学習・教育観を見つめ直し、問い直すことができる
4.生涯学習の視座を自身の生活を豊かにする方法論として応用し、主体的に生きる・学ぶ態度を身につける
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
極めて主体的かつ意欲的に授業に参加していることが伺える。グループワークの際は、率先して声をかけ取り組んでいる。課題やレポートからは、講義内容をよく理解していることが伺え、自分の考えをきちんと言語化できている。
目標到達水準 / Excellent
主体的かつ意欲的に授業に参加していることが伺える。グループワークの際は、率先して声をかけ取り組んでいる。課題やレポートからは、講義内容を理解していることが伺え、自分の考えを言語化できている。
目標途上水準 / Good
意欲的に授業に参加していることが伺える。グループワークも、きちんと取り組んでいる。課題やレポートからは、講義内容を理解していることが伺え、自分の考えをきちんと言語化できている。
目標下限水準 / Adequate
授業には出席しているだけで、参加度は低い。グループワークも、とりあえず取り組んでいるというレベル。課題やレポートからは、講義内容を理解していることが伺えるが、文字数も少なく、考えも浅い。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

受講生の興味や関心、クラス規模、理解度に即して授業計画を変更する可能性があります。