シラバス - ラテン語初級II
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- ナンバリングコードCode
- COR-lit1-120
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- 科目名Subject Name
- ラテン語初級II
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- 担当者名Instructor
- 大月 栄子
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 通年
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜4時限
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- 教室Classroom
- 2-302/2-408
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- 授業形態Course Type
- 実験・実習・実技
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- エレメンタ(アルファベット)から始め、ラテン語文法の基礎を学ぶ。年度末には簡単な作文や単語を調べながら分かりやすいラテン語文の読解ができる程度を目指す。
授業の概要Method of Instruction
ラテン語はヨーロッパで長期間使用されていた言語である。そのため、ラテン語を学ぶことによって古代ローマだけでなく近世に至るまで幅広い時代の文献に接することができる。また、ラテン語はヨーロッパでかつて使用されていた旧い言語というだけではなく、今日のラテン系諸言語(イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語等)の源でもあるから、ラテン語学習はラテン系の現代語の学習にも役立つ。さらにラテン語系の言語ではない英語のなかにも学術用語やフランス語を通してラテン語が多数入っているため、英語学習にも役立つ。この授業では、会話文を通して基礎文法を学んでいく。文法学習だけに終始しないように、ラテン語が広く使用されていた古代・中世ヨーロッパの文化も並行して学んでいく。会話文のほか短いストーリーを読んだり、DVDを鑑賞したりする時間も予定している。
一回の授業で文法を大幅に進めるのではなく、各回一つか二つの文法を会話文に沿ってテキストを参照しながらゆっくり進めていく。習熟度を図るため、簡単な復習テストで授業を終わる場合もある。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
授業中に残った練習問題を次回までにやっておくなどして必ず学んだ文法や単語を毎回見直すこと。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 導入―ラテン語はどんな言語か
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- アルファベット、発音、性・数・格、法、時制
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- sum動詞、疑問文の作り方
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 第1、第2活用動詞
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 第1、第2変化名詞
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 第3活用動詞
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 受動態・人称代名詞
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 未来形
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- ここまでのまとめ
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- レクチオ(読み物)I
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 疑問詞・指示詞
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 第4活用動詞・第1類形容詞
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 未完了形・完了形
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 前期のまとめ・試験
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- 15回目Session 15 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 前期の復習
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- 16回目Session 16 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- レクティオ(読み物)II
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- 17回目Session 17 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 第3変化名詞
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- 18回目Session 18 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 第4・5変化名詞
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- 19回目Session 19 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 第2類形容詞
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- 20回目Session 20 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 比較級・最上級
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- 21回目Session 21 遠隔授業 (Distance) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 命令法・非人称動詞
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- 22回目Session 22 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- ここまでのまとめ
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- 23回目Session 23 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- レクチオ(読み物)III
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- 24回目Session 24 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- eoの活用
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- 25回目Session 25 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 過去完了形
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- 26回目Session 26 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 関係代名詞
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- 27回目Session 27 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- レクティオ(読み物)IV
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- 28回目Session 28 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):50分
- 1年間の復習
教科書・テキストTextbooks
松本悦治「ラテン語入門」駿河台出版(★必須)
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
授業の練習問題が残っていれば次週までにやっておくこと。
オンデマンド授業の際は、出席確認のため、毎回2問程度の問題を課す。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
対面授業の場合は次回の授業中に説明する。メールでの質問可。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
出席・授業参加・授業態度(30点)、および前期試験(20点)、後期試験(50点)によって採点する。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- ラテン語の特徴が理解できているかどうか、文法の基礎である名詞・形容詞の変化、動詞の活用等が文法書を参照しながら適切にでき、簡単な文章表現ができること、また、簡単な文章が読めることが評価基準となる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 変化や活用の概念を十分理解し活用でき、文章のコンテクストに即して理解できている。また、文法を読解や作文にできる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 変化や活用の概念が理解でき、活用できる。文章をある程度読むことができる。
- 目標途上水準 / Good
- 変化や活用の概念は理解できるが、実際の活用は不十分である。語彙を調べたりコンテクストから文章内容を理解できる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 変化・活用の概念の理解が不十分だが、語彙を調べて文章内容をある程度把握できる。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
・授業に出席している限りは授業に参加すること。ただ出席しているだけでは単位認定しない。
・30分以上の遅刻は欠席とみなす。(特別な理由のある場合を除く。)
・クラブ活動や交通事情等で遅刻・欠席するときは、講師に必ずその旨を伝え、後日必要に応じて公欠届等を提出すること。
・授業中の私語やスマホ操作、内職、迷惑行為があるときは予告なく減点する。
・1回の欠席につき2点減点とする。
・語学なので、継続して出席することが求められる。