シラバス - 礼拝学A
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- ナンバリングコードCode
- THE-pra3-321
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- 科目名Subject Name
- 礼拝学A
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- 担当者名Instructor
- 越川 弘英
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4/3-4
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- 学期Semester
- 集中
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 無その他
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- 教室Classroom
- ダミー教室
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- この講義は、受講者がキリスト教の礼拝についての知識を獲得し、現在及び将来のキリスト教会における礼拝の評価と課題について、神学的・歴史的・実践的などの多様な面から、批判的創造的に検討・考察できる力を養うことを目標とする。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- この講義は、将来キリスト教会において牧師など指導的な役割を担うようになる人々が、教会における具体的な礼拝の形成や指導に関して、キリスト教礼拝の基本的な知識を踏まえて、適切な検討と対応ができる力を養うことを目標とする。
授業の概要Method of Instruction
この講義は、キリスト教の礼拝について基本的な概念と実態を学ぶと共に、現在における礼拝の諸課題を考究するものである。具体的には、まずキリスト教礼拝の定義などを取り上げ、次にキリスト教の礼拝の枠組みとしての「時間」(教会暦など)と「空間」(礼拝堂、シンボルなど)を考察する。さらに礼拝そのものの基本的な構造(「式」の構造)とその要素を概説し、その構造を主日礼拝における前半部である「御言葉の礼拝(式)」、後半部である「聖餐(式)」に分けて詳しく検討する。以上の基本的な概説を踏まえて、その他の主な諸式として「洗礼式」「結婚心」「葬式/葬儀諸式」について説明する。最後に「礼拝の多様性と今日における実践」として、個別具体的な課題を取り上げて検討を加える。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
・クラスで配布するレジュメの予習・復習
・テキストや参考文献を自主的積極的に読解すること
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション~キリスト教礼拝とは何か
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の時間的な枠組み~教会暦と聖書日課を中心に
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の空間的な枠組み~礼拝堂、祭具、シンボルなど
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の形式と分類
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の諸要素~「啓示」と「応答」を中心に
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の基本形式(1)~「み言葉の礼拝」
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の基本形式(2)~聖餐/食卓の礼拝
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の諸式(1)~バプテスマ/洗礼
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の諸式(2)~結婚式
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の諸式(3)~葬儀
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の多様性と今日における課題(1)~賛美歌と賛美歌集
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の多様性と今日における課題(2)~礼拝形成と教会形成/信徒の参与をめぐって
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の多様性と今日における課題(3)~オンライン礼拝について
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 礼拝の多様性と今日における課題(4)~礼拝の計画と評価・反省について
教科書・テキストTextbooks
越川弘英『今、礼拝を考える』(キリスト新聞社/2020年/改訂新版)
越川弘英『礼拝 信仰生活の手引き』(日本基督教団出版局/2013年)
越川弘英『礼拝改革試論』(キリスト新聞社/2019年)
ウィリアム・ウィリモン『 礼拝論入門』(越川弘英訳/新教出版社/1998年)
J.F.ホワイト『キリスト教の礼拝』(越川弘英訳/日本基督教団出版局/2002年)
J.F.ホワイト『プロテスタント教会の礼拝^その伝統と展開』(越川弘英監訳/日本基督教団出版局/2005年)
*いずれか1冊は必ず読むこと
参考書等References
クラスにおいて詳細な参考文献を紹介する
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
・クラスにおける積極的参加(質疑、討論などへの参与)
・最終レポート(講義で取り上げたことがらの中から関心のあるテーマを選び、複数の文献・資料を用いて考察し、2000字程度のレポートを作成する)
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- キリスト教の礼拝について基本的な知識を理解し、批判的に思考・判断・発信をすることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 学修の内容の全般を客観的批判的に理解し、自分自身の考えを表現できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 学修の内容の全般を客観的批判的に理解している。
- 目標途上水準 / Good
- 学修の内容の概略を理解している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 学修の内容の基礎を理解している。
- 近接水準 / Inadequate
- 学修の内容の基礎を部本的に理解している。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - D(態度・志向性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- キリスト教礼拝の学修を通して、現在の教会や礼拝との関わりにおいて、創造的な思考・判断・発信をすることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 学修の内容の全般を客観的批判的に理解し、自分自身の考えを発信・活用できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 学修の内容の全般を客観的批判的に理解している。
- 目標途上水準 / Good
- 学修の内容の概略を理解している。
- 目標下限水準 / Adequate
- 学修の内容の基礎を理解している。
- 近接水準 / Inadequate
- 学修の内容の基礎を部本的に理解している。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation