シラバス - スポーツ理論II(2)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- スポーツ理論II(2)
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- 担当者名Instructor
- 中馬 充子
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- 単位Credit
- 1
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 後期後半
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 火曜3時限
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- 教室Classroom
- 1-101
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - -
- 人間を理解し、個人として適切に生きることができるように、学生の自己形成を助けることは、大学の前期教育課程の重要な役割であると考えている。したがって、本講の意図するところは、学生一人ひとりが健康問題を科学的にとらえ、健康的な生活を維持し、発達段階に応じて的確な行動の選択ができるようになること、つまり、ライフスタイルの転換と新しい生命倫理を獲得させることにある。「理科のすすめる科学技術活動を文化の視点から考察する」といった理科と文化のコラボレーションという視点も主軸のひとつになるであろう。加えて、21世紀に向けて、すべての人々が科学・技術の発展の方向について、および人権尊重、バイオエシックスについて真剣に考え、検討することの必要性は高いと考える。したがって、「健康科学」の場における論理能力の育成を目的に、(1)客観的な分析力 (2)論理的思考 (3)発表能力 (4)聞き方 (5)情報収集力などの期待効果を求めて、1999年度よりディベート式授業を試みている。「調べて纏めて発する」過程を通して、先見と参加を二大原則とする、生涯学習社会における新しい健康観と生き方について考えることを目指したい。
授業の概要Method of Instruction
ディベートディスカッションについては「日本ディベート協会」初級クラスのフォーマットを採用し、プロポジション・立論・
質疑・反駁の準備をチーム単位で行なうことを最終課題とする。したがって、プロポジションを決定し、肯定・否定それぞれの
チームが、科学的根拠に基づいた立論と資料を準備し、質疑・反駁に関するシミュレーションを共有するためには、相応の時間
を要するものとお考えいただきたい。受講生の希望を優先した直近のディベート論題は下記のとおりである。
◆生命の倫理:赤ちゃんポストの設置を全都道府県に義務化するべきである 医療分野における動物実験は禁止するべきである
体外受精の是非 本人の意思が明確な場合の安楽死を認めるべし 年金保険料引き上げの是非 日本国は憲法改正し同性結婚を認めるべきである ◆時事問題:日本は福島第一原子力発電所の廃炉完了に合わせて原発を全廃するべきである 男性の育児休業取得を義務化するべきである 日本は選択的夫婦別姓制度を導入するべきである 選挙の棄権に罰則を設けるべきである 日本は救急車の利用を有料化すべきである 運転免許証65歳返納を義務化するべきである 日本は大麻を合法化するべきである 日本はカジノを合法化するべきである ◆大学生:西南学院大学は敷地内完全禁煙にするべきである 大学生の新卒一括採用を廃止するべきである ダイエットにおける薬剤使用の是非 ウォーキングとジョギングどちらがダイエットに有効かなど。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
日本ディベート協会・初級クラスのフォーマットを採用,プロポジション・立論・質疑・反駁の準備をチーム単位で行なう(ディベーター以外は審査員として評価・コメント)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション(評価方法・過去問解説)
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディスカッションの実際(西南学院大学生による秀逸ディベートの紹介)(他大学模擬ディベートの紹介)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート・シナリオDVDチェック,チーム分け・プロポジションの選択
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート・ディスカッションのスキル確認(プロポジション・メリット・デメリット)
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート・ディスカッションの展開
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート・ディスカッションの展開
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ディベート・ディスカッションの展開および総括
教科書・テキストTextbooks
テキストは特に指定せず、授業時配布の資料をこれに当てる。
参考書等References
カナダ国立映画制作所『生命倫理を考える 終りのない8編の物語』(Discussions in Bioethics),日本語版監修 大井玄,木村利人ほか,丸善,1995, 生命倫理百科事典, 日本生命倫理学会協力,丸善, 2007など。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
成績は、期末試験の成績、およびディベート力など、平常の評価も考慮して決定する。100点を満点とし、60点以上を合格とするS(100-90点) A(89-80点)B(79-7点)C(69-60点)D(59点以下)の5段階で評価する。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - -
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 本クラスでは、科学・技術の発展の方向について、および人権尊重、バイオエシックスについて真剣に考え「健康科学」の場における論理能力の育成を目的とする。具体的には、プロポジション・立論・質疑・反駁の準備を通して、(1)客観的な分析力 (2)論理的思考 (3)発表能力 (4)聞き方 (5)情報収集力を獲得し、チーム個々の英知を結集し有益なディベートディスカ ッションを展開する。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 洗練されたディベート論題を選び、プロポジション・立論・質疑・反駁の準備を通して、(1)客観 的な分析力 (2)論理的思考 (3)発表能力 (4)聞き方 (5)情報収集力をバランス良く発揮できると共に、チーム個々の英知を結集することに積極的に取り組み、有益なディベートディスカ ッションを展開することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 洗練されたディベート論題を選び、プロポジション・立論・質疑・反駁の準備を通して、(1)客観 的な分析力 (2)論理的思考 (3)発表能力 (4)聞き方 (5)情報収集力を8割程度、発揮できると共に、チーム個々の英知を結集することに取り組み、有益なディベートディスカッションを展開することができる。
- 目標途上水準 / Good
- 洗練されたディベート論題を選び、プロポジション・立論・質疑・反駁の準備を通して、(1)客観 的な分析力 (2)論理的思考 (3)発表能力 (4)聞き方 (5)情報収集力を6割程度、発揮できると共に、チーム個々の英知を結集することに取り組み、有益なディベートディスカッションを展開することができる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 洗練されたディベート論題を選ぶことに苦慮し、プロポジション・立論・質疑・反駁の準備を通し ても、(1)客観的な分析力 (2)論理的思考 (3)発表能力 (4)聞き方 (5)情報収集力の発揮に到らず、適切な支援を受けてチーム個々の英知を結集することに取り組むものの、有益なディベートディスカッションを展開することに努力を要する。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
スポーツ理論I(1単位)と続けて履修し、計2単位とすることに価値を見出していただきたい。